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連合兵庫男女共同参画第3回リーダーセミナー

‘‘「SOGI」を正しく理解し、ハラスメント対策と

誰もが働きやすい職場の環境整備を進めよう!”

連合兵庫男女共同参画第3回リーダーセミナー開催

◆連合兵庫は、8月21日(水)の13:30より、兵庫勤労福祉センター2階会議室にて、連合兵庫役員を含む各構成組織および単組・地域協議会から次代を担う男女のリーダーを集め、男女共同参画第3回リーダーセミナーを開催しました。このセミナーには、男性24名、女性15名のあわせて39名が参加しました。

◆連合兵庫では、男女が対等・平等で人権が尊重され、あらゆる分野へ参画し、役割と責任を分かち合う男女共同参画社会の実現をめざして「連合兵庫第3次男女平等参画推進計画」を策定し、男女で担う労働組合づくりのため取り組んでいます。第3回目となるセミナーは、講師お二人をお招きし、「SOGI」について正しく理解するための基礎を学び、セクシュアルマイノリティ当事者からの実体験をお聴きすることにより、私たち一人ひとりができることや労働組合として取り組むべきことについて考えるために企画しました。

◆冒頭に、主催者を代表して、丸田 聡:連合兵庫男女共同参画推進委員会委員長(連合兵庫副会長)が挨拶に立ち、「特定の人々にのみ配慮が必要な課題として捉えるのではなく、すべての人の対等・平等、人権の尊重に根ざした課題となるので、SOGIについて正しく学び、今日学んだことを組織に持ち帰って今後の活動に役立てていただきたい。」と述べました。

セミナー全体風景 

丸田委員長
 ☞挨拶はこちら☜

[講演1]
◆LGBT法連合会の神谷悠一事務局長を講師にお招きし、「SOGIを知ろう!~誰もが働きやすい職場をめざして~」と題し、ご講演いただきました。まず最初に、神谷先生から労働組合がこの問題に取り組む意義と様々なセクシュアリティについて説明をいただき、「SOGI」に関する基礎知識と困難の事例、法整備の動向や職場対応について学びました。「性的指向・性自認は自分の意思では変えられないし、治療対象でもない。」ということ、「地縁や血縁など周囲の人に頼れないなどの困難がある。」こと、そして、「カミングアウトされた場合でも勝手に第三者にアウティングしない。」と述べられました。その後、参加者がペアとなり、ワーク用の事例をもとに当事者役と同僚役でロールプレイングをおこないました。ワークは短時間でしたが、当事者の考え方や捉え方などについて様々な気づきがありました。

 神谷事務局長  [講演1]ワークの風景

[講演2]
◆ウルワ綜合法律事務所の仲岡しゅん弁護士を講師にお招きし、「セクシュアルマイノリティと人権~実体験と差別の所在~」をご講演いただきました。仲岡先生ご自身はMTFトランスジェンダーであり、男性として生まれたが、性同一性障害と診断され、女性として弁護士登録をされています。仲岡先生からは、セクシュアルマイノリティのおかれた現状と、日常生活の中や就労、家庭にまつわる様々な困難や生きづらさをお話いただき、「セクシュアルマイノリティが抱えさせらえている問題は、セクシュアルマイノリティだけの問題ではない。女であることの生きづらさ、男であることの生きづらさ、その延長線上にあるすべての人にかかわるジェンダーの問題である。それぞれの生きづらさは何に由来しているのか、その原因を考えたい。」そして「時代の変化に合わせて、私たち個人も社会も変わっていかないとならない。」と述べられました。

[講演2] 参加者からの質問風景  仲岡弁護士

◆また、セミナーの参加者からは、「言葉の認識はあっても他人事として捉えていたので、ワークや当事者の実体験をお聴きすることでより一層、認識が深まった。」一方で、「知らなかった事が多く、とても勉強になったが、過去に差別的な発言をしたことに気づいて反省した。」ほか、「職場環境の整備のため、早急に労使協議の議題にする。」など、様々な感想や意見が寄せられました

◆セミナーの最後に、連合兵庫の網島雅彦:副事務局長がセミナーのまとめと閉会挨拶として、「SOGIの言葉の意味は知っていても、実際、理解が足りていなかったことを認識できたと思う。もし、身近な人からカミングアウトをされた時にどう対処できるかを考えさせられたセミナーであった。講師の先生方から労働運動に対しての厳しい意見もいただき、私たちももっと勉強をして取り組みを進めなければならない。本日のセミナーで感じたことを持ち帰ってそれぞれの組合で展開していただき、だれもが働きやすい職場にするための取り組みを進めてください。」と締めくくりました。