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連合兵庫ユニオン第11回定期大会

雇用の維持安定、労働条件の向上に向けて

連合兵庫ユニオン第11回定期大会ひらく001

◆連合兵庫ユニオンは、12月5日(土)・6日(日)に、城崎の「まつや」で第11回定期大会をひらきました。

◆役員・代議員(来賓・事務局)合わせて44名が出席し、この1年間の活動について報告と総括をおこなうとともに、向こう1年間の活動方針を決定、あわせて新年度役員を選出しました。

◆大会は水田副委員長(東播ユニオン・ハリマ化成労組)の司会で、小林執行委員(但馬ユニオン事務局長)が議長をつとめ、冒頭、古町俊一委員長(明石ユニオン・日工労組)があいさつにたちました。ひきつづき来賓あいさつでは、連合兵庫・辻 芳治 会長、民主党兵庫県連代表 水岡俊一参議院議員秘書の政木將男様よりごあいさつをいただきました。

古町 俊一:連合兵庫ユニオン委員長

◆昨年の大会からユニオンの執行委員長の大役を仰せつかりあっという間の一年が過ぎました。光陰矢のごとしと申しますが、002あらためて月日が経つのは早いものだと実感いたします。この間不慣れな面多々ありましたが、ここにおられます皆さまのあたたかいご支援のおかげで無事つとめる事ができました。

◆今年もいろいろなことがありました。振り返ってみますと、春闘では、安部首相の要請を受け企業側が2年連続のベア容認との姿勢を打ち出し、2%の獲得を目指し取組みました。一部の好業績企業では高水準の引き上げとなり、平均賃上げ額は1999年依頼の高水準となりましたが、好調な大企業と中小企業との賃金格差が広がる結果となりました。日本経済も第一四半期こそ、消費増税の駆け込み需要と流行語大賞にも選ばれた海外旅行者の爆買いの恩恵をうけ実質で前期費1%の成長であったが、4月以降は増税による買い控えや、中国を発端とした世界同時株安による企業の設備投資の後退等の影響もあり2期連続のマイナス成長となり、年率でもマイナスに陥っている。このままでは景気後退へ向かう心配もあるようです。

◆一方政治面に目をむけてみますと政府の国民無視の国会運営は目にあまるものがあり、この4月には連合でも法案阻止のため行動をおこなっています。ワークライフバランとは対極といってもよいホワイトカラーエグゼンプションを盛り込んだ労働法改正が閣議決定され、まだ皆さまの記憶に新しい10月の国民の半数近くが反対してなお且つ、説明不足であると首相本人も認識していたにも関わらずなりふりかまわぬやりかたで成立させた安保法案は、政府への不信感がつのり、選挙による我々の代表選びの重大さを知る機会となりました。当然、来夏の参議院選挙はこれまで以上に関心度が高くなると思われます。是非私たちと考えを共にする代表の方々の必勝を目指し、近年の逆風から追い風にかえられるよう一枚岩で取り組んでいかなくてはと感じています。

◆組織拡大では、ユニオンの方向性も加盟組合の皆さまと考えていかなけばなりません、また連合兵庫は、「40万連合兵庫」を目指しています。再度組織を活性化して働くものを支援する立法府の確立や働くものの結束を確かなものにして「ゆとりある豊かな生活」を目指さなければなりません。連合兵庫ユニオンもその一役を担い、組織拡大に努めていきたいと思っていますので、皆さんのご協力をお願いします。

辻   芳治:連合兵庫会長 政木 將男:水岡議員秘書
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◆つづいて小澤:ユニオン事務局長が報告事項(取りまく情勢・2015年度活動報告・ユニオン加盟状況・2015年度収支決算報告)を、会計監査報告を中津:会計監査(姫路ユニオン・蔦機械金属労組)がそれぞれおこない、満場の拍手で承認されました。

◆つぎに審議事項にはいり、第1号議案「2016年度活動方針(案)」を事務局より提案、要旨次の内容で満場の拍手で決定しました。

【連合兵庫ユニオンの具体的な活動の推進について】

1.雇用の確保と労働諸条件改善の取り組みについて

 雇用不安は労働者にとって生活不安に直結するもので、自らの職場を守り、企業の健全化(格差是正に向けて労使で働き方のルールを確立)に向けた取り組みが必要で、以下の7項目に従って「雇用の維持安定」「労働条件の向上」の確立を図っていかねばならない。

①労使協議の充実をめざして団体交渉や労使協議会の活性化、労使における事前協議制度の確立をはかる。

②労働協約の未締結解消と協約内容の点検活動の実施につとめる。

③2016年春季生活闘争をはじめ、退職金改定、長時間労働を含む労働時間短縮闘争等に取り組むとともに各地協ユニオンと連携をはかり、加盟組織・組合員の労働諸条件の維持向上に向けて取り組む。

④中小共闘、非正規労働者に対する取り組みで格差是正、底上げと待遇改善に向けた運動を強化する。

⑤加盟組合の賃金体系の整備、年齢による不当な格差改善に向けて「地域ミニマム運動」に取り組む。

⑥企業の経営施策を点検するため、経営分析などの活動を加盟組合が取り組めるよう弁護士、社労士などの専門的なアドバイスができる体制づくりをする。

⑦労働実態調査、組織実態調査を定期的に実施していく。

2.組織の拡大・強化に向けた取り組みについて

組織拡大・強化は労働運動の前進・発展に最も重要な課題であり、地域労働運動の強化と発展に向けて、地場の未組織企業、当該業種の関連企業、パート、派遣労働者、有期労働契約者等の非正規労働者の組織拡大は重要である。

とくに、非正規労働者は雇用労働者の約38%を占め、2000万人を超えている状況であるが、全労働組合に占める割合は9.9%と組織率は低い。そのために連合がかかげる「職場から始めよう運動」の理解・促進の取り組みをはかると共に非正規労働者の実態把握、労働組合活動に積極的に参加できる労働環境づくりの強化につとめる。

また、連合兵庫ユニオンとしては、円滑な連合加盟にむけた一時的ステージの機能を発揮しつつ、一方で既加盟組合が随時構成組織に移行できる環境づくりにつとめる。今後も連合兵庫、各地協・地域ユニオンと連携をはかり取り組む。

3.組織の充実に向けた取り組みについて

地域に根ざした運動をめざし、各地協・地域ユニオンと連携して地域活動の強化と加盟組合の相互交流と連帯に向けて取り組む。

①賃上げ、一時金闘争にあわせて各地協・地域ユニオンと連携して、各加盟組合を定期的に訪問し、情報交換を行う。

②各地協の活動をメインにメーデー、春季生活闘争決起集会、平和行動に積極的に参加し行動していく。

③加盟組合員相互の交流と連帯を深めるため、「単組課題発表会」を実施する。また、労働にかかわる法律改正等の学習会を実施する。

④安全衛生対策の一環として労使を対象に「労使安全衛生研修会」を実施する。

⑤他府県ユニオンとの意見交換会、また、それに変わる取り組みを検討していく。

⑥情報の共有化を図るため「ユニオンニュース」を発行する。

⑦連合兵庫が毎年実施している「組織拡大実務者研修会」に積極的に参加する。

⑧連合兵庫の各種活動に積極的に参加する。

⑨連合兵庫が推薦する各級議員選挙に対し、支援・支持していく。005

◆第2号議案「2016年度予算案(内容省略)」第3号議案「2016年度役員の選出案」について、事務局より提案しました。

2016年度連合兵庫ユニオン役員の選出(案)について

連合兵庫ユニオン規約第21条に基づき、以下の役員を選出する。

執行委員長

古町  俊一(明石地協ユニオン・日工労組)

副執行委員長

筒井    務(神戸地域ユニオン・委員長)

清宮   豊(北阪神地協ユニオン・委員長)

堂園  隆司(尼崎地域ユニオン・委員長)

見澤  光徳(西阪神地協ユニオン・委員長)

藤原  守人(北播地域ユニオン・委員長)

石川  昌秀(明石地協ユニオン・委員長)

水田  智也(東播地協ユニオン・委員長)

杉本    崇(姫路地協ユニオン・委員長)

三輪  明洋(西播地協ユニオン・委員長)

岡本  正則(但馬地協ユニオン・委員長)

荻野  文夫(丹波地協ユニオン・委員長)

原田  好之(淡路地協ユニオン・委員長新任予定)

金海  秀和(連合兵庫JTUCユニオン・委員長)

森本  秀雄(連合兵庫・副事務局長)

事務局長

小澤  雄司(連合兵庫・担当次長)

事務局次長

田中  良幸(連合兵庫・担当)

執行委員

河野  英司(神戸地域ユニオン・事務局長)

草野  和昌(北阪神地協ユニオン・事務局長)

北野  智隆(尼崎地域ユニオン・事務局長)

西尾  賢一(西阪神地協ユニオン・事務局長)

三村    敏(北播地域ユニオン・事務局長)

鎌田  好博(明石地協ユニオン・事務局長)

貝川  清文(東播地協ユニオン・事務局長)

藤本  貴也(姫路地協ユニオン・事務局長新任予定)

植村  隆浩(西播地協ユニオン・副委員長)

小林  芳晴(但馬地協ユニオン・事務局長)

藤原    守(丹波地協ユニオン・副委員長新任予定)

荒田  勇治(淡路地協ユニオン・副委員長)

会   計

辰巳  信彦(連合兵庫・副事務局長)

会計監査

中谷  修平(東播地協ユニオン・加古川市民病院機構労組)

中津    誠(姫路地協ユニオン・三菱姫路地区連絡協議会)

◆最後に古町俊一:ユニオン委員長が新役員代表のあいさつを述べ、全員で「がんばろう」を三唱して、大会の幕を閉じました。