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決して「他人事」ではない!

 

 クラシノソコアゲ応援団2017春季生活闘争がいよいよヤマ場へと突入します。

 毎年この時期、労働組合にとっては極めて大切な取り組み「春季生活闘争」ですが、組合員の皆さんは、どんな受け止めをされているのでしょうか。賃金改善や働き方改革などに期待を寄せられている反面、「お任せ民主主義」などという言い方に象徴されるがごとく、組合役員・幹部にお任せ的な受け止め・見方になってはいないでしょうか。一部マスメディアの「官製春闘」というレッテル貼りも、そんな空気感に拍車をかけているように思えてなりません。

 しかし、春闘はじめ組合活動全般は、組合役員だけのものでは決してありません。一人ひとりの主体的な思いの結集があってはじめて「結束力」「連帯感」「活動の高揚」「交渉力」にもつながります。組合員の皆さん方の、春闘はじめ日常的な組合活動への最大限の意志結集と積極的な行動参加に期待するものです。

 連合は、昨春闘から新たに「大手追従・準拠からの脱却」「サプライチェーン全体での付加価値の適正分配」を春闘方針に掲げ一定の成果をおさめてきました。今次春闘においても、月例賃金の改善にトコトン拘ることを基本に、「底上げ・底支え」「格差是正」を合言葉とする「底上げ春闘」の流れを継続させ、さらに社会全体に拡げていくことをめざしています。

 一方、「働き方改革」の論議は、そもそも連合が従来から主張してきた「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた政策そのものです。

 政府は、アベノミクスの行き詰まりを覆い隠すかのごとく、突如として取り上げてきたとの感は否めませんが、大手広告代理店の若い女性社員の「過労自殺」という痛ましい出来事により「過労死撲滅」「長時間労働の是正」の機運は高まっています。今こそ、不幸な出来事を再び繰り返さないためにも、「休息時間(いわゆる勤務間インターバル)規制」導入も含め、労働時間規制に関する実効性のある法整備を実現しなくてはなりません。

 世の中に命より大切な仕事などないはずです。また、1日は誰にとっても24時間です。そのなかで、家族との時間、地域での時間、睡眠など体を休める時間を確保できるようにしなければ、社会全体の活力は高まりません。

 私たちは、「クラシノソコアゲ応援団」連合キャンペーン活動を通じて、今次春闘や働き方改革に関わる連合の主張について、広く組織内外に発信し浸透するよう取り組んでいきます。そのうえで、一人ひとりが主役となり、「他人事」で片づけてしまうのではなく「自分事」として考え、共に行動する「共感の輪」を拡げていきたいと考えています。