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安倍一強政治「終わりの始まり」にしよう!

 この「波動」への投稿が約1ヶ月ぶりとなってしまいました。ご無沙汰をご容赦ください。この1ヶ月間を振り返ってみると、都議選など政治動向をめぐって大いに注目すべき流れとなってきました。約4年半にもおよぶ安倍一強政治の「終わりの始まり」を予感させる流れとも言えます。何としても確かな流れへと繋げていかなくてはなりません。

 先の通常国会では、いわゆる「共謀罪」法案が、衆議院での強行採決に続き参議院でも委員会採決をせずに「中間報告」という極めて異例な扱いと本会議での強行採決で可決。「良識の府」と言われる参議院でこんな「禁じ手」まで使っての暴挙と国会閉幕。加計学園疑惑の追及に幕引きしたかったとしか思えません。疑惑の真相解明は始まったばかりであり、多くの国民にも「逃げ腰」としか映らなかったことでしょう。

 そして、国会閉会後の首相記者会見では、多くの疑惑に対し「国民に対し真摯に丁寧に説明する」と約束。しかし「言い訳」「責任転換」「嘘」にまみれた強弁詭弁のオンパレードで「他人事のような反省の弁」。私は思わず「どの口が言っとるんや!」とテレビに野次ってしまいました。目前に迫っていた都議選対策を意識しての会見でもあったのでしょうが、安倍政権の驕りとあまりにも国民を無視した横暴で勝手し放題の政治手法に、多くの国民・都民は気づき始めていたと言うことではないでしょうか。

 その顛末が、東京都議選で明確に示されました。自民党は、57議席から史上最低の23議席へ激減し「歴史的大惨敗」となりました。この結果は、小池知事率いる「都民ファースト」への期待感や人気の表れでもあるでしょうが、むしろ、政権の緩みや驕りが招いた「自滅」とも言えるでしょう。「森友」「加計」学園をめぐる疑惑に加え、「総理の意向」を決定づける官房副長官の指示疑惑、共謀罪法案の強行、安倍チルドレン(魔の2回生)による「おまえはバカかー!」パワハラ音声や、自民党都連会長の加計学園闇献金疑惑など、次から次へと不祥事が勃発。しかもいずれに対しても不誠実きわまりない答弁と対応の連続でした。

 極めつけは、防衛大臣の都議選応援演説での失言と首相自らが都議選応援で行なった唯一の街頭演説での醜態です。防衛相は「2期目の当選は本当に大変ですから、防衛省・自衛隊・防衛相・自民党としてもお願いしたい」と演説。まさか、防衛大臣が選挙権の行使を除く政治的行為が自衛隊法で制限されていることを知らず、自衛隊法や公選法に抵触する恐れのある発言をしたとは到底思えませんが、いずれにせよ、「撤回」したから罷免の求めに応じる必要なしでは許されないでしょう。一方、安倍首相は街頭演説会場での「安倍やめろ」コールに逆ギレして、あろうことか聴衆を指さして「こんな人たちに負ける訳にはいかない!」と一国の総理大臣とは思えない悪態をさらしてしまい、都民の不信感に駄目出しをしてしまったのでした。

 これまでもそうであったように、異論を唱える不都合な存在には徹底的に抗戦する。潰しにかかる。国のトップとしての矜持のカケラもない「懐の狭さ」を改めて強く実感させてくれました。情けない限りです。

 政府・与党は、この「都議選大惨敗」を受けて、加計学園問題を巡っての国会閉会中審査には応じると態度を軟化させてきたものの、肝心の首相自身はG20サミット等出席の外交日程のため国会は欠席。野党側参考人の前川前文科省事務次官による理路整然とした証言により、官邸の関与に対する疑念はむしろ深まったと言えるのではないでしょうか。そのことを証明するかのように、都議選以降に行なわれた世論調査では、内閣支持率の急落が続いており、一部では危険水域と言われる「30%」を下回る状況も生じています。いよいよ、「加計学園疑惑」を巡る安倍首相等が出席する予算委員会集中審議にも応じざるを得ない、追い込まれた事態になってきたと言うことでしょう。

 このように政権末期の様相を呈してきた「安倍政権」ですが、都民ファーストとの協力体制の模索や、内閣改造による政権浮揚など、あの手この手を打ってくることでしょうが、私たちは、もう騙されてはいけません。国民を欺いて、超えてはいけない一線を越えて、政治の私物化がまかり通るような、「安倍一強政治」に終止符を打たなくてはなりません。

 そのために重要なことは、野党第一党である「民進党」の奮起が欠かせないということです。都議選で示されたのは「自民に代わる受け皿があれば民意は動く」ということ。しかし残念ながら、民進党はいまだ「受け皿」にはなれず、存在感の希薄さが続いています。今こそ、蓮舫代表のもと挙党一致体制を強固にして、対抗軸となり得る「めざす社会像」や「政権構想」を練り上げ、堂々と政策論争に挑むとともに、国民への発信と対話を徹底し、地域で地道に信頼と支援の輪を拡げていく営みに、粉骨砕身の努力を強く求めたいと思います。

 さあ!大きな転機の到来です。応援団の立場から、シッカリと「力合わせ」を行ない、安倍一強政治の「終わりの始まり」を確かなものにして参りましょう。