連合兵庫青年委員会第26回定期総会
新たな運動・活動を創造し推進していこう!
~リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化・拡大に向けて~
◆連合兵庫青年委員会は11月28日(土)、三宮センタープラザ西館6階9号室で第26回定期総会を開催しました。
◆役員・代議員あわせて80名が出席し、この1年間の活動を総括するとともに、新しい年度の活動方針と役員を決定しました。
◆活動報告は、平和行動in沖縄・広島、春季学習会、秋季交流会、研修会について、青年委員会の参加役員が代表し報告しました。
<定期総会次第> 〇開会 〇議長就任 〇青年委員会代表あいさつ 〇来賓あいさつ 〇連合兵庫あいさつ 〇祝電・メッセージ披露 〇総会役員選出 〇役員・代議員出席報告 〇議事 ①第25期(2015年)活動経過報告 ②第25期(2015年)活動報告 ③第25期(2015年)活動総括 ・2015春季学習会総括 ・平和行動in沖縄総括 ・平和行動in広島総括 ・2015秋季交流会総括 ・2015役員研修会総括 ・全体総括 ~ 休憩 ~ ④第26期(2016年)活動方針(案) ⑤第26期(2016年)年間活動計画(案) ⑥新役員の選出について 〇新・旧役員代表あいさつ 〇書記・総会役員解任 〇議長降壇 |
■あいさつ■
青年委員会を代表して福岡琢也:青年委員会委員長(基幹労連)よりあいさつし、続いて辻芳治:連合兵庫会長よりあいさつをのべました。
◆本日は、連合兵庫青年委員会第26回定期総会にご参集いただき、ありがとうございます。また、大変お忙しい中、連合兵庫より辻会長、民主党兵庫県連より人見誠議員にもご臨席を賜っております。青年委員会代表として、合わせて御礼申し上げます。私は、連合兵庫青年委員会の委員長を務めております、基幹労連:三菱重工労組神船支部の福岡と申します。定期総会開催にあたり、青年委員会を代表して一言ご挨拶を申し上げます。
◆はじめに、来年施行予定の参議院議員選挙について、お話をさせて頂きます。来年の7月に参議院議員選挙が施行されますが、連合としましては水岡俊一候補をすでに推薦決定しており、各種活動を展開中であります。本日お集まりの方の、各産別におかれましても組織内議員の支援、また推薦候補者の擁立等勝利に向けた活動に全力を注がれることと思います。今の民主党は確かに批判も多く、相当な逆風下にありますが、民主党政権以前の政権がなし得なかったことを数多く実現してきたことも事実です。我々労働者の声を国政へと反映してくれる、そのことを強く感じ、思いを託す議員を選ぶ必要があります。政治は無関心でいられても、無関係ではいられません。ここにいらっしゃる皆さんは、無いとは思いますが、棄権することなく投票し、今こそ意志表示をしっかりとしなければなりません。 ◆連合兵庫青年委員会も20年を超える歴史を刻んできました。今期を振り返ると、春季学習会では、「戦後70年 学んで考え伝えよう! あなたの想いが連合平和行動に繋がる」と題して、戦後70年の節目にあらためて戦争について考える。平和について考えることを行いました。メーデーでは、青年委員会も震災支援カンパに参加し、定例の平和行動へも積極的に参画を行って参りました。そして、秋季交流会では、ユニトピア篠山にてスポーツ交流やイベントの企画などを実施しましたが、異業種の方々が1日でこんなにつながりを強くできるのかと改めて思いました。若さあふれるパワーでこの企画は益々、充実化させていかなければならないと感じました。 ◆最後に、連合兵庫青年委員会は発足当時から、「全員参加型の取り組み」という考え方を一貫し、活動内容をみんなが考えて行動し、楽しく、学んで、今後の活動につなげる取り組みを重ねてきました。先ほども申し上げた通り、今期も青年委員会の活動は、参加者全員に楽しんでいただいく交流会や、全員参加の学習会など、充実した取り組みを行うことができました。引き続き、更なる活動の充実・発展を祈念する観点から、これまでの「全員参加型の取り組み」の考え方を踏襲していきたいと考えています。そのためには、皆さんの参加はもちろんのこと“アイデア”と“実行力”で成り立っています。よりよい取り組みとなるよう、今後も創意工夫して充実・強化を図りたいと思いますので、引き続き、各種活動にご理解いただき、更なる活動の充実に向けてご協力をお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。 |
◆はじめに、本総会にご参加頂き、ご苦労様です。平素の委員会活動への参加・協力はもとより連合兵庫や地協の活動にもご協力頂いていることに感謝申し上げておきたい。 ◆連合兵庫は、去る10月30日の連合兵庫定期大会において、向こう2年間の運動方針を決定した。 ◆運動の基軸は「連合兵庫の存在感・認知度を組織内外に積極的に発信し行動する2年間にしようと確認し合った。 ◆連合結成から今年で26年となり、これまでの歩みを振り返ってみれば、すべての働く者のための存在として着実に力を高めてきたとの実感を私はもっている。しかし一方で、いくら良いことをやっていても、それが知られていないとすれば、さらなる発展に向けた「力あわせ」は望めない。先日連合本部が行なったインターネット調査で、「連合の認知度」を聞いてみると、そもそも連合という名前を知らないという方が46%、10~30代女性では約60%というのが現実です。連合は結成以来、一貫して「地域に根ざした顔のみえる運動」を追求してきましたO誰に対して「顔のみえる」運動かということですが、まず組合員(組織内)への連合運動の浸透、そして世の中からも存在を認知してもらい、非正規や未組織の働く仲間の「駆け込み寺」「拠り所」として頼りにされる存在となることが求められていると思います。 ◆青年(男女)活動の充実にむけては、次代を担う青年(男女)組合員と連合兵庫役員との対話活動を通じて、連合運動への意見反映を行なうとともに、より幅広く組合活動への参画を促進し、青年(男女)組合員の参画意識を高め、組織強化につなげるため、青年委員会・女性委員会として、創意工夫して課題別の研修会やニューリーダー育成につながる交流会等を実施して頂き、「組合」と「社会」をつなぐ! 「組合」と「連合運動」をつなぐ!活動にご協力をお願いしたい。 ◆政治課題については、この1年間に起こったこと忘れないでおこう!「巨大与党」の暴走 (安全保障法制の強行、労働者保護ルール改悪)戦後最低となる「投票率」の現状(統一地方選挙も史上最低)18歳以上に選挙権付与の方向(公教育における主権者教育の重要性)「みずおか俊一」再選と12産別が擁立する連合組織内候補の全員当選をめざして、それぞれの地域や職場で頑張り抜こう! |
■2015年青年委員会活動 報告について■
◆青年委員会役員より、代表して各種の活動報告しました。
春季学習会 報告 幹事:山取 勇喜 (自動車総連) |
平和行動in沖縄 報告 幹事:三戸呂 卓 (基幹労連) |
役員研修会 報告 副委員長:満崎 太郎 (情報労連) |
平和行動in広島 報告 幹事:松本 考洋 (フード連合) |
春季学習会 報告 副委員長:岩田 真幸 (自治労)
|
■第26期活動方針について■
三上 雅康:青年委員会事務局長(兵教協)より、第26期青年委員会活動方針を述べました。
≪第26期(2016年)活動方針 (案)≫ ◆連合本部は、第10回定期大会において連合運動の活性化と次代を担う青年の交流・育成を目的とし『青年活動委員会』の設置を確認した。青年層に関わりの深い課題については、『青年活動委員会』で検討・協議し、青年組合員の意見を連合運動に反映させることとしている。また、次代の連合運動を担う人材の発掘・育成にむけ、各構成組織・地方連合会を主体に職場や地域における青年活動のさらなる活性化をはかる。引き続き青年活動への女性の参画推進を主要課題とし、意識改革にむけた広報活動に努める。
◆連合兵庫青年委員会は、青年組合員のニーズに対応した新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化にむけて①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求、③学習活動の推進、④文化・体育・レクリエーション活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の検討等に関する活動目標・課題について、四役会議・幹事会・専門委員会(教育・イベント委員会等)で協議し活動を推進していく。 また、男女共同参画社会の実現と、地域活動や社会活動への参画をめざし、関係組織・委員会等とも連携しつつ、交流活動を中心に取り組むこととする。 1.青年活動の活性化 (1)構成組織や地域における青年活動を進めるため、連合兵庫青年委員会の活動への積極的な参加をよびかける。 (2)連合兵庫の関係する各種専門委員会と連携し、相互交流をはかり、男女共同参画社会の実現にむけて取り組んでいく。 (3)地域における青年層のネットワークを築くとともに、連合近畿ブロックとの交流をはかり、青年会議にも積極的に参加する。また、全国的な青 年の連帯を深めるため、連合『青年活動委員会』の提起する活動に積極的に参加し意見反映にも努めていく。 (4)青年委員会機関紙「YOUTH」を発行し、青年委員会の活動を発信する。また、連合兵庫ホームページ等を用い活動を発信する。 2.青年の要求実現にむけて (1)格差拡大の社会の是正、雇用の質の安定確保、賃金の維持・向上、雇用増に結びつく労働時間の短縮等の労働諸条件改善のため「2016春季生活闘争」に積極的に参加する。 (2)次代の組合活動の担い手として、組合活動の認識、意識の向上等をはかり、青年層をとりまく課題についても連合本部と意見交換を行い、ともに取り組む。 (3)わたしたちの願う政策・制度要求の実現にむけて、連合兵庫が推薦・支持する首長・議員と連携をはかっていく。 (4)今後想定される、2016年7月の第24回参議院議員通常選挙、首長選挙、地方議会議員選挙においては、「連合の政治方針」を基本に、民主党を基軸とした連合兵庫の政策を実現する候補者の必勝をめざし、意思統一をはかっていく。 3.学習活動の推進 (1)連合運動、労働組合運動に必要な知識、教養、行動力を身につける青年向けの学習会を実施する。 (2)青年リーダーの育成のために、コミュニケーション能力の向上とネットワークづくりを目的に、研修会・交流会を開催する。 (3)「世界の恒久平和」の実現をめざし、連合平和行動に積極的に参加する。 4.文化・体育・レクリエーション活動の推進 (1)構成組織の青年の連帯強化にむけて、文化・体育・レクリエーション活動等の魅力あるイベントを実施する。 (2)連合兵庫もちつきフェア、メーデー等に積極的に参加する。 5.社会参加・ボランティア活動の推進 (1)連合「愛のカンパ」、「平和運動」に構成組織(産別)を通じて積極的に参加していく。 (2)社会貢献活動の一環として、ボランティア団体等とも連携して活動に参加・協力していく。 (3)連合地域協議会のクリーンキャンペーンに参加・協力していく。 (4)今後起こりうる災害の被災地支援に対しては、連合兵庫の要請にもとづき積極的に参加していく。 6.国際連帯活動の検討 (1)連合の方針を踏まえ、国際的な連帯、交流ができる環境づくりを推進する。 (2)国際連帯・交流の活動の視点を広げ、兵庫県内、地域での活動を検討していく。 (3)連合兵庫青年委員会独自の国際交流については、国際的視野を広げるため、連合近畿ブロック、連合兵庫執行委員会の助言と構成産別の協力を得ながら検討していく。 |
■新役員の選出について■
◆新役員の選出について、役員選考委員会委員長の門田幹事(JR総連)が提案、満場の拍手で選出されました。
連合兵庫青年委員会 第26期(2016年)役員
役 職 |
名前 |
産別名(出身組織名) |
|
委員長 |
福岡 琢也 |
基幹労連(三菱重工労働組合神船支部) |
再 |
副委員長 |
藤 正義 |
UAゼンセン(大阪ガス労働組合兵庫ブロック) |
再 |
副委員長 |
岩田 真幸 |
自治労(神戸交通労働組合兵庫分会) |
再 |
副委員長 |
仲間 寛晃 |
電機連合(パナソニックAVCネットワークス労働組合ITP支部神戸分会) |
再 |
副委員長 |
満崎 太郎 |
情報労連(NTT労働組合) |
再 |
事務局長 |
三上 雅康 |
兵教協(兵庫県教職員組合協議会) |
再 |
事務局次長 |
堀毛 祐宜 |
JP労組(JP労組兵庫連絡協議会) |
再 |
幹 事 |
廣田 誠二 |
UAゼンセン(関西スーパー労働組合) |
新 |
幹 事 |
三戸呂 卓 |
基幹労連(神戸製鋼所労働組合神戸支部) |
再 |
幹 事 |
北村 望 |
自治労(播磨町職員組合) |
新 |
幹 事 |
加藤 義朗 |
電機連合(富士通テン労働組合) |
再 |
幹 事 |
松井 俊二 |
兵教協(兵庫県学校厚生会職員労働組合) |
再 |
幹 事 |
田原 啓貴 |
自動車総連(ダイハツ労働組合) |
新 |
幹 事 |
居田 祥宜 |
JP労組(JP労組兵庫連絡協議会) |
再 |
幹 事 |
伊達 直人 |
JAM山陽(JAM山陽兵庫県連絡会) |
新 |
幹 事 |
野中 達也 |
フード連合(全森永労働組合阪神支部) |
新 |
幹 事 |
徳重 直也 |
電力総連(関西電力労働組合姫二火力支部) |
新 |
幹 事 |
井筒健太郎 |
情報労連(NTT労働組合兵庫分会) |
新 |
幹 事 |
中谷 友一 |
JEC連合(日本山村硝子労働組合播磨支部) |
再 |
幹 事 |
谷口 博剛 |
私鉄総連(山陽電気鉄道労働組合) |
再 |
幹 事 |
田中 聡明 |
JR連合(JR西労働組合神戸地方本部) |
新 |
幹 事 |
山田 吉弘 |
ゴム連合(住友ゴム労働組合加古川支部) |
新 |
幹 事 |
村田 智昭 |
全電線(三菱電線労組尼崎支部) |
新 |
幹 事 |
坂 誠太 |
海員組合(全日本海員組合関西地方支部) |
再 |
幹 事 |
山下 秀也 |
紙パ連合(王子イメージングメディア労働組合) |
再 |
幹 事 |
松下 晴彦 |
大阪国税(大阪国税労働組合) |
再 |
幹 事 |
平井 秀成 |
全水道(神戸市水道労働組合) |
再 |
幹 事 |
宮田由一朗 |
税関労組(日本税関労働組合神戸地区本部) |
再 |
幹 事 |
惠智 正宏 |
国公総連(全農林労働組合神戸中央分会) |
再 |
幹 事 |
門田 利文 |
JR総連(JR西労姫路支部) |
再 |
◆退任役員について
本総会に出席された、退任役員の藤原 敏也(自治労)、山取 勇喜(自動車総連)、松本 考洋(フード連合)、梅田 健太(電力総連)、岡本 佳隆(情報労連)、5名の方に、あいさつを頂いきました。
幹 事 |
西田 隆志 |
UAゼンセン(関西スーパー労働組合) |
幹 事 |
藤原 敏也 |
自治労(豊岡市職員労働組合) |
幹 事 |
山取 勇喜 |
自動車総連(ダイハツ労働組合本社支部) |
幹 事 |
吉田 将太 |
JAM山陽(ナブテスコ労働組合神戸支部) |
幹 事 |
松本 考洋 |
フード連合(全森永労働組合神戸支部) |
幹 事 |
梅田 健太 |
電力総連(関西電力労働組合神戸支店支部) |
幹 事 |
岡本 佳隆 |
情報労連(NTT労働組合兵庫分会) |
幹 事 |
林 真緒 |
JR連合(JR西労組神戸地方本部) |
幹 事 |
高橋 良輔 |
ゴム連合(住友ゴム労働組合神戸支部) |
幹 事 |
渡部 孝一 |
全電線(古河電工労働組合大阪支部) |
◆任期途中退任について
幹 事 |
中本 照久 |
兵教協(兵庫県学校厚生会職員労働組合) |
幹 事 |
黒岩 和広 |
海員組合(全日本海員組合関西地方支部) |
幹 事 |
服部 賢志 |
国交総連(全農林労働組合神戸中央分会) |
■閉会あいさつ■
◆岩田副委員長(自治労)が閉会のあいさつを述べ、第26回定期総会の幕を閉じました。