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青年委員会第4回定期総会

青年委員会第24回定期総会開催


◆連合兵庫青年委員会は、11月23日(土)、ラッセホールで第24回 定期総会を開催しました。
◆役員・代議員合わせて93名が出席し、過去1年間の活動を総括するとともに、新しい年度の活動方針と役員を決定しました。 
◆総会は、門田幹事(JR総連)の開会あいさつで幕をあけ、総会議長に松本代議員(フード連合)を選出しました。
開会あいさつ
門 田 幹 事(JR総連) 議長就任あいさつ
松本代議員(フード連合)

連合兵庫青年委員会委員長:井上拓路
◆本日は、連合兵 庫青年委員会総会に参加いただきありがとうございます。
1点目:政治について
◆ご存知のとおり、10月27日に投開票の神戸市長選挙では、久元きぞうさんが、161,889票を獲得され見事発当選を果たされました。皆様方にご支援いただいたことをまずもって感謝申し上げます。
◆ある組合の国政選挙に関する政治意識調査を紹介させていただきます。みなさんも、自身の組織状況を思い浮かべながら話をきいてください。
◆ある組合では、投票率が一番低い世代は男女ともに30歳未満でした。また、近年、組合員の投票率が下がっていることが分かり、投票先については、民主党が減っていることが分かりました。組織として推薦をしていますが最終的に、どの政党に・どの人物を支持するかは本人が決めることです。もちろん、地域事情や人間関係もありますが、ただ考えて欲しいことは投票先に、「日本維新の会」「みんなの党」を選択したという回答があったそうです。特に青年層に多くあり、この2つの党がすすめようとしていることは、私たちがすすめている労働運動とは相容れないものが多くあります。つまり、この2つに投票するということは、私たち労働者が自身の首をしめる施策に後押しすることにつながるのです。青年層が、政治について学ぶ必要を強く感じました。連合は、民主党の最大の応援団です。今後も、青年委員会としても政治について学び、連合兵庫の指導のもと、とりくみを展開していきたいと思います。
2点目:来年に実施予定の第7回の連合近畿ブロックユースラリーについて
◆来年には、大阪府内で「近ブロユースラリー」の開催が決定されています。連合近ブロでは、次代を担う青年リーダーの育成と交流、学習の機会の場として、1996年の大阪開催をはじめとして3年ごとにユースラリーを開催してきました。それぞれの府県で持ち回り開催し、2011年に近畿ブロック内を一周しました。今後、近ブロ内の代表者が集まって具体的な規模・場所・日程を検討していきます。私も、2011京都開催に参加し、参加者からは「他職種の方との交流が刺激になった」という声を聞きました。連合兵庫からもより多くの仲間に参加していただき、ユースラリーを盛り上げていただければと思います。
3点目:連合兵庫の平和行動について
◆連合兵庫は戦争の悲惨さ、平和の尊さを正しく後世に伝えるために、連合兵庫の各構成組織および地域協議会に対し平和行動への参加を広く呼び掛けています。今年度は、沖縄、広島の平和行動に青年委員会から参加しました。本日の総会の報告事項で、平和行動の活動参加の報告がありますが、平和行動を青年委員会の幹事以外の、より多くの組合員の皆さんに参加していただけることを願っています。来年度も開催される予定ですので、各構成組織を通じて、本日お集まりの皆さんの中からも平和行動への参加があればと思います。特に、直接戦争を経験された方の命が限られてきているという課題があります。今後も、証言者の生の声をきける機会を大切にしていきたいです。
◆今日の総会は、今期の活動総括ならびに、来期の活動方針が提起される大切な会です。後ほど、総括でも提案させていただきますが、今期の青年委員会の活動が無事に終えられたのは、青年委員会幹事のとりくみもさることながら、参加してくださった皆さんのご理解・ご協力の賜物だと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

連合兵庫会長:辻芳治
◆青年委員会のみなさんとも、これまでの事務局長時代に学習会・研修会の場で私の話を聞いていただいており、色々な意見交換をさせていただきましたが、あらためて新会長として就任し、これからの「連合運動」を皆さんとともに前進していきたいと考えています。
◆先日行われました「連合兵庫第14回定期大会」で、向こう2年間の運動方針を確認・決定しました。スローガンは「ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者の連帯で安心社会を切り拓こう!」で、その中で4つの運動を確認しました。
◆連合が結成してから来年で25年という四半世紀がたちます。若い皆様方の組織離れも指摘されている中で、労働組合の活動を活性化させ、社会的な存在として認知されるような団体として、どう運動の前進をするのかが重要になります。その運動の柱には、今28万という連合兵庫の組織人員ですが、2020年(東京オリンピック開催時期)には「40万連合兵庫」をめざそうと、組織拡大方針をその運動の基軸に組み入れています。加えて、運動のパワーアップをはかる上では、若い皆様方や女性の方の連合運動への参加をいかに推進するかということも、組織化をする上では極めて重要な課題であります。
◆わたしたちは25年前の諸先輩方が連合という団体をつくられた原点を大事にし、皆様が所属されている労働組合も再度原点に立ち返り、働く者の立場をあらためて考えていっていただきたい。
■来賓あいさつ■
◆来賓出席いただいた辻泰弘:前参議院議員より激励のあいさつをいただきました。
■総会役員選出・役員代議員出席報告■
◆議長より議事運営・資格審査委員会委員として、中谷幹事(JEC連合)・平井幹事(全水道)・仲間幹事(電機連合)・本岡幹事(JAM山陽)・湧井幹事(ゴム連合)が選出されました。役員選考委員会委員として、満崎幹事(情報労連)・門田幹事(JR総連)・植野幹事(兵教協)・清水幹事(自動車総連)が選出されました。議事運営・資格審査委員長の中谷幹事より、本日の定期総会の役員・代議員の出席報告がなされました。満場の拍手で確認されました。
■第23期活動経過報告■第23期活動報告■
岩田事務局長(自治労):内容省略
■第23期活動総括■
◆各活動に対し、参加された担当役員から報告をおこない、最後に岩田事務局長(自治労)から全体総括をし、満場の拍手で承認されました。

第23期活動総括
◆連合兵庫青年委員会は、『青年組合員のニーズに対応した、新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化・拡大に向けての活動を推進』を行動指針として活動に取り組んできた。
◆青年活動の前進に向けて ①青年活動の活性化、②青年層の政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レクリエーション活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の参加等の課題について、四役会議、幹事会、教育・イベント委員会で協議し活動を進めてきた。
◆また、各活動において、青年委員会役員である幹事がさまざまな役割を分担し、参加体験型を中心とした活動を通して、連帯と活動目的の共有化を目指した。合わせて、連合兵庫主催の行動に対しても、青年委員会として積極的に活動の一躍を担ってきた。こうした中での2013年度における重点的な取り組みの報告は、次の通りである。学習・教育活動は、次代を担う青年組合員としての基礎的な学習と見識を広めるという役割があり、青年委員会では幹事会、教育・イベント委員会においてその内容を協議し開催した。

◆2013春季学習会
と き  2013年4月20日(土)13:30~
ところ  兵庫県学校厚生会館7F大会議室
テーマ  『モチベーションUPプロジェクト』 やる気のスイッチ、改めて探します!!
~イキイキ職場、つくるのはわたしたち~
内 容  講師 森野 和子 さん
(株)ライフキャリアデザイン・アソシエイツ代表
ひょうご仕事と生活センター外部相談員

◆2013連合兵庫平和行動
平和行動in沖縄
と き  2013年6月23日(日)~ 25日(火)
ところ  沖縄県・那覇市内
参加者  清水幹事・湧井幹事(含め20名)
内 容  ◇2013平和オキナワ集会(平和集会参加者 1,230名)
◇情報労連主催 嘉手納基地周回行動(17km)へ参加

平和行動in広島
と き  2013年8月5日(月)~6日(火)
ところ  広島市
参加者  竹若副委員長・岩田事務局長(含め14名)
内 容 ◇ピースウォーク
◇連合2013平和ヒロシマ集会(2,000名)
◇原爆死没者慰霊式・平和祈念式
◇広島平和記念資料館見学

◆2013役員研修会(工場見学)
と き  2013年8月27日(火) 13:30~
ところ  関西電力(株)姫路第一発電所
参加者 15名(役員13名、事務局2名)
内 容  工場見学、質疑応答

◆2013秋季交流会
と き  2013年9月20日(金)~21日(土)
ところ  市営宿泊施設 淡路島東浦サンパーク
参加者  79名(役員13名、来賓1名、事務局2名含む)
内 容  スポーツ交流、夕食交流会、ナイトイベント、グループ学習

◆政策・制度要求
第46回衆議院選挙・第23回参議院選挙では厳しい結果となった。今後も、連合が掲げる『働くことを軸とする安心社会』の実現へむけて、引き続き連合兵庫が推薦・支持する首長・議員と連携を強化していく必要がある。
青年委員会としても幹事会や行事などを通して、青年組合員がより積極的に、仕事や職場環境・政治課題などについての意見交換ができる場面を設けていく。

◆災害支援活動
東日本大震災から2年半を経過し復興にむけた多くの取り組みが推進されているが、今なお、被災地は多くの課題を抱えている譲許の中、第84回兵庫県メーデーでは、青年委員会として被災地復興支援カンパ活動を行った。
今後も東日本大震災の復旧・復興、併せて、豪雨災害等における現地への支援もすすめていくことが必要であり、阪神・淡路大震災を経験した私たちだからこそできる役割の発揮をめざさなければならない。

まとめ
連合兵庫青年委員会は、各構成組織・地域協議会の協力を得て、青年委員会役員の相互の連帯と理解を深めながら活動を展開している。
青年委員会の行事についても、四役会議、幹事会、教育・イベント委員会等で検討を重ね、各構成組織、地域協議会の協力を得ながら行った。
2013年度政策・制度要求の活動としては、連合兵庫統一行動への青年委員会としての役割と位置づけを確認しながら、2013春季生活闘争総決起集会、第84回兵庫県メーデー等の各集会および街頭行動に積極的に参加した。
社会活動の取り組みとしては、青年委員会の代表を連合兵庫の各平和行動へ参加派遣し、総会時に参加活動報告をした。
今後も今までの活動の実績を土台とし、連合・連合兵庫加盟の構成組織、単組・支部、各地域での様々な活動をすすめるためのネットワークとなるよう、青年組合員一人ひとりが積極的に参加し、より広範囲な活動が展開できるようにすることが重要である。

全体総括
岩田事務局長(自治労) 春季学習会報告
堀毛事務局次長
(JP労組) 平和行動IN沖縄報告
清水幹事(自動車総連)

平和行動IN沖縄報告
湧井幹事(ゴム連合) 平和行動IN広島報告
秋季交流会報告
竹若副委員長(フード連合) 役員研修会報告
藤副委員長
(UAゼンセン)

■第24期 活動方針(案)■第24期活動計画(案)■
◆引き続き、岩田事務局長が24期活動方針(案)・24期活動計画(案)を提案し、満場の拍手で承認されました。
第24期活動方針(案)
◆連合本部は、第10回定期大会において連合運動の活性化と次代を担う青年の交流・育成を目的とし『青年活動委員会』の設置を確認した。
◆青年層に関わりの深い課題については、『青年活動委員会』で検討・協議し、青年組合員の意見を連合運動に反映させることとしている。
◆また、人材育成、人材発掘の場として地方連合会の青年委員会および構成組織の青年組織の強化をはかり、引き続き青年活動へ女性の参画を進めた活動が展開される。
◆連合兵庫青年委員会は、青年組合員のニーズに対応した新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化にむけて①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求、③学習活動の推進、④文化・体育・レクリエーション活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の検討等に関する活動目標・課題について、四役会議・幹事会・専門委員会で協議し活動を推進していく。
◆また、男女共同参画社会の実現と、地域活動や社会活動への参画をめざし、関係組織・委員会等とも連携しつつ、交流活動を中心に取り組むこととする。
1.青年活動の活性化
(1)構成組織や地域における青年活動を進めるため、連合兵庫青年委員会の活動への積極的な参加をよびかける。
(2)連合兵庫の関係する各種専門委員会と連携し、相互交流をはかり、男女共同参画社会の実現にむけて取り組んでいく。
(3)地域における青年層のネットワークを築くとともに、連合近畿ブロックとの交流をはかり、青年会議にも積極的に参加する。また、全国的な青年の連帯を深めるため、連合『青年活動委員会』の提起する活動に積極的に参加し意見反映にも努めていく。
(4)青年委員会機関紙「YOUTH」を発行し、青年委員会の活動を発信する。また、連合兵庫ホームページ等を用い活動を発信する。
2.青年の要求実現にむけて
(1)格差拡大の社会の是正、雇用の質の安定確保、賃金の維持・向上、雇用増に結びつく労働時間の短縮等の労働諸条件改善のため「2014年春季生活闘争」に積極的に参加する。
(2)次代の組合活動の担い手として、組合活動の認識、意識の向上等をはかる。また、青年層をとりまく課題についても連合本部とともに取り組んでいく。
(3)わたしたちの願う政策・制度要求の実現にむけて、連合兵庫が推薦・支持する首長・議員と連携をはかっていく。
(4)今後想定される、首長選挙、地方議会議員選挙においては、「連合の政治方針」を基本に、民主党を基軸とした連合兵庫の政策を実現する候補者の必勝をめざし、意思統一をはかっていく。
3.学習活動の推進
(1)連合運動、労働組合運動に必要な知識、教養、行動力を身につける青年向けの学習会を実施する。
(2)青年リーダーの育成のために、コミュニケーション能力の向上とネットワークづくりを目的に、研修会・交流会を開催する。
(3)「世界の恒久平和」の実現をめざし、連合平和行動に積極的に参加する。
4.文化・体育・レクリエーション活動の推進
(1)構成組織の青年の連帯強化にむけて、文化・体育・レクリエーション活動などの参加しやすいイベントを企画し、実施する。
(2)連合兵庫もちつきフェア、メーデー等に積極的に参加する。
5.社会参加・ボランティア活動の推進
(1)連合「愛のカンパ」、「平和運動」に構成組織(産別)を通じて積極的に参加していく。
(2)社会貢献活動の一環として、ボランティア団体等とも連携して活動に参加・協力していく。
(3)環境を守り、地球にやさしい暮らしをする運動を検討し取り組んでいく。
(4)連合地域協議会のクリーンキャンペーンに参加・協力していく。
(5)今後起こりうる災害の被災地支援に対しては、連合兵庫の要請にもとづき参加していく。
6.国際連帯活動の検討
(1)連合の方針を踏まえ、国際的な連帯、交流ができる環境づくりを推進する。
(2)国際連帯・交流の活動の視点を広げ、兵庫県内、地域での活動を検討していく。
(3)連合兵庫青年委員会独自の国際交流については、国際的視野を広げるため、連合近畿ブロック、連合兵庫執行委員会の助言と構成産別の協力を得ながら検討していく。
上記活動の具体化については、年間活動の中で、四役会議、幹事会、専門委員会(教育・イベント委員会等)で協議検討していく。

■新役員の選出■
◆新役員の選出について、役員選考委員会委員長の満崎幹事(情報労連)が提案し、満場の拍手で選出されました。

■退任役員あいさつ■
◆今期で退任される役員からごあいさつがありました。
<当日参加者>
◆小倉英治:前副委員長(情報労連)
◆竹若登幹雄:前副委員長(フード連合)
◆本岡諒一:前幹事(JAM山陽)
◆清水孝憲:前幹事(自動車総連)
◆森田啓介:前幹事(電力総連)
◆平瀬 勲:前幹事(自治労)
<当日欠席者>
◆西岡尉二:前幹事(兵教協)任期途中
◆佐藤宗昭:前幹事(海員組合)任期途中
◆剱持由佳:前幹事(税関労組)
◆井伊悠介:前幹事(国公総連)
■書記・総会役員解任■
■議長降壇■
■閉会あいさつ■
◆小倉前副委員長(情報労連)が閉会のあいさつを述べ、第24回定期総会の幕を閉じました。