• 活動内容
  • 女性委員会

女性委員会が2012男女共同参画研修会を開催

  • 場所:兵庫勤労福祉センター2階
  • 時間:2012年6月9日(土)14:00~

「ワーク・ライフ・バランス」
~ わたしの仕事と生活 見つめてみよう ~

◆連合兵庫女性委員会は、6月9日(土)の午後2時より、兵庫勤労福祉センター2階会議室に女性委員会役員を含む男女組合員49名をあつめて、『男女共同参画研修会』を開催しました。
◆連合では毎年6月を「男女平等月間」に設定しており、それにあわせて女性委員会も男女がともに働きやすい職場、働き続けることのできる職場の実現をめざし、この時期に研修会を開催したものです。
◆今回の研修会は、7月に100人以下の事業所を含め全面施行される「改正育児・介護休業法」をふまえ、テーマに「ワーク・ライフ・バランス」 かかげ、あらためて働く男女それぞれが自分の仕事と生活を見つめなおす機会となるよう、体験・参加型の講座形式で企画しました。

主催者代表あいさつ
連合兵庫女性委員会委員長 西嶋保子
◆本日は、お忙しい中を本研修会に多数ご参加をいただき有難うご ざいます。
 連合では、毎年6月を「男女平等月間」と位置づけ、全国的に男女平等にかかわる課題への取り組みをすすめています。
 連合兵庫女性委員会でもこ  の方針を受けて例年6月に研修会を開催してきました。
◆今年度の研修会では、連合兵庫・兵庫県経営者協会・兵庫県の3者で立ち上げました「ひょうご仕事と生活センター」より外部相談員の森野和子さんにお越しいただき、「ワーク・ライフ・バランス」についての講演をお願いしております。
◆普段は仕事が忙しく、自分自身のことをじっくり考える時間がなかなかとれないという方も多いかと思いますが、この研修会をきっかけとして皆さんの日常生活を振り返っていただき、ご自身の仕事と生活のバランスについてあらためて見つめなおす機会になればと思います。

講演「あらためて見てみよう わたしのこと、職場のこと
~あるある!わたしの悩みはみんなの悩み?!~」
講師:ひょうご仕事と生活センター 外部相談員
(株)ライフキャリアデザイン・アソシエイツ 代表取締役 森野和子さん

  • オリエンテーション
  • 最近、“シゴト”どう?・・・~ワーク・ライフ・バランス的に見てみると~
  • ワーク・ライフ・バランスって何?
  • ワーク・ライフ・バランスの希望と現実 ~バランスが取りにくいワケ~
  • ワーク・ライフ・バランスは、なぜ必要なのか?
     ~個人/企業/社会にとって~
  • ワーク・ライフ・バランスに関する国の動き
  • ワーク・ライフ・バランスと企業の取り組み

グループディスカッションの内容から
<仕事上での悩みは?>
○職場での仕事のバランスが取れていない(仕事量の多い人、少ない人がいる)
○残業が当たり前になっている
○非正規社員の職場のため、勤務時間の調整がむずかしい
○休暇が取りにくい○目標とする上司がいない(あんなふうになりたくないと思う)
○男女差を感じる

<こんな職場で働きたい!>○仲間や上司との意識共有、コミュニケーションがとれている
○フレックスタイムの導入○数字・成績の圧力のない職場 
○仕事に対して公平な評価を得られる○性別に関係なく活躍できる
○仕事量が平均していること

<ワーク・ライフ・バランスを実現するために、働きやすい職場にするためには?>○育休中等の対象者へ情報発信する○メールを使わず、直接コミュニケーションをとる
○自分の仕事、仲間の仕事を「見える化」する
○後輩に相談されるような先輩になる○学習会等、積極的に皆が話しあえる場をつくる
○職場にある制度を使いやすく、運用しやすくする


◆講座の最後には、参加者一人一人が明日からできること、心がけることをグループの仲間に「宣言」し、他人任せではなく自ら行動する大切さを確認し合いました。 

閉会あいさつ
連合兵庫女性委員会事務局長 安樂雅枝
◆ご参加の皆さん、長時間お疲れ様でした。
◆研修会の冒頭では、西嶋委員長から国や兵庫県の男女共同参画計画についてのお話がありました。
 私たち働く者の思いを汲みとった計画にはなっていますが、法的な拘束力はなく、私たち一人一人が計画の内容を理解し、意識して取り組むことが大切だということが認識できたと思います。
◆つづく森野先生のワーク・ライフ・バランス講座の演題「あらためて見てみよう わたしのこと、職場のこと ~あるある!わたしの悩みはみんなの悩み?!~」については、参加される皆さんに興味をもっていただけるように先生にお考えいただいたものです。
 今回このようにたくさんの皆さんがご参加下さったのは、その効果ではないかとうれしく思います。◆また、参加型・体験型講座では、グループワークの中でたくさんの「気づき」を得ることができました。
 その中には、一人で解決できない課題もたくさん出てきたのではないでしょうか。そのために労働組合があり連合兵庫女性委員会があると思っておりますので、これからも私たちは関係組織と連携しながら男女共同参画社会推進のために活動をすすめていきます。
◆本日の研修会で発見したこと、気づいたことを職場に持ち帰っていただき、多くの方に広めて下さい。
 有難うございました。