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連合兵庫2010新年旗開き会で決意もあらた

  • 場所:神戸メリケンパークオリエンタルホテル
  • 時間:2010年1月6日

全ての働く者のための運動で、人間と労働の尊厳を守ろう!

連合兵庫は1月6日(水)、神戸市内のメリケンパークオリエンタルホテルで、2010新年旗開き会を開催しました。
構成組織・地域協議会の役員を中心に約450名があつまり、雇用確保・安定、参院選勝利など新しい年における連合兵庫の進むべき道を、あらためて確認しあいました。
 また、この会には兵庫県知事をはじめ各自治体首長、支持政党である民主党を中心に国会・県会・市会・町会の各級議員等、多数の来賓出席をいただきました。

年頭のごあいさつ 
連合兵庫会長:森本洋平 
昨年は、出だしの春闘交渉では意に満たない結果となりましたが、続く7月の兵庫県知事選挙の勝利、10月の神戸市長選挙の勝利をはじめ、各地域での選挙で大きな成果を上げることができました。とりわけ、連合兵庫20周年という大きな節目の年に「政権交代」を実現することができました。
  改めまして全構成組織のご協力に対しまして心より御礼申し上げます。
 そして、迎えた2010年は「阪神・淡路大震災」から15年目を迎えるという、これまた節目の年でもあります。この大きな教訓を風化させることなく、次代に引き継いでいくと共に、災害防止対策を私たち兵庫県・神戸市から全国へ発信する取り組みが必要です。
 また、日本の縮図ともいわれる広域かつ多様な地域性を持つ兵庫県の特性を踏まえ、連合兵庫と全構成組織、12地域協議会の役割分担に基づき、一体感ある運動を積極的に推進してまいります。
 そのためには、昨年第12回定期大会で確認した、「すべての労働者に視点をあてた取り組みの推進」「地域に根ざした顔の見える運動の更なる推進」そして「ローカルセンターとしての政策実現力向上の推進」を基本的な考え方として活動を展開してまいります。
連合兵庫にとって今年度の大きな課題は3点あると考えています。
   一つは、今月18日より開会される通常国会で、予算案はもちろんのこと、私たちの求める、政策制度課題がどのように実現されていくのか、労働法制をはじめとして注目しておきたいと思っています。時々の成立法案については皆さんと情報共有できるよう、連合兵庫として構成組織に発信してまいります。
   二つ目は、‘10春闘への対応であります。決して私たちは要求をしないのではありません、現下の経済・雇用状況を勘案して、雇用最優先と賃金カーブ維持の要求はするわけでありますので、全力で交渉に臨んでまいりたいと考えています。
   三点目は、参議院選挙への対応であります。政権安定のための極めて重要な選挙であることは周知のとおりです。そのために民主党は複数区選挙区には複数候補者を擁立するという、基本的な考え方で準備を進めています。具体的な候補者擁立は少し先になると思いますが、連合兵庫は兵庫県選挙区組織内予定候補者の「水岡俊一」さんの必勝と、比例区組織内予定候補者10名の完全勝利を目指して取りくみます。
  どうか、全構成組織のご支援・ご協力をお願い申し上げておきます。
 どのように、時代や人が変わろうとも、人が存在する限り「労働」という営みは決してなくなることはありません。その「労働」を守ることが私たちに課せられた使命であります。
  そして、その労働を守る基本が「人」であることは言うまでもありません。この「人間の尊厳」と「労働の尊厳」がしっかりと守られる社会を全員の団結と努力で創ろうではありませんか。
 そのために、「全ての働く者のための」運動へ裾野を広げ、「労働」の守り手としての役割を果たすことが求められています。時代の変化に対応し、敏感に反応できる運動を目指してまいりたい、そして、スローガンである、すべての働く者の連帯で、希望と安心の社会を築いていこうではありませんか。
 今年は寅年、「虎は千里を走り、千里を戻る」といわれますが、その千里も一歩からはじまることを忘れてはならないと思います。
  古来、東西南北の守り神は、北は黒の玄武、南は赤の朱雀、東は青の青竜、そして西は白の白虎と言われています。まさに虎は私たちの住んでいる関西地方の守りであります。
 どのような状況にも負けることなく、勇気をもって新たな歴史を共に築いていくことを誓い合い、2010年、連合兵庫を代表しての新春のご挨拶とさせていただきます。