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防災を考えるシンポジウムを開催

阪神・淡路大震災から20年  その教訓を次世代へ引き継ぐために

連合兵庫が『防災を考えるシンポジウム』を???????????????????????????????開催

◆連合兵庫は、2月14日(土)13:30から舞子ビラを会場に、あの阪神・淡路大震災から今年で20年を迎えるにあたり、「ボランティア元年」といわれた当時の災害状況を振り返り、地域・行政・われわれ労働組合が得た教訓と課題を次世代に継承していくことを目的に、防災を考えるシンポジウムを開催しました。

◆シンポジウムには連合兵庫の構成組織・地域協議会をはじめ、県外の地方連合会、連合兵庫推薦各級議員を含む約200名が参加。

会場を埋めた参加者たちは、兵庫県立大学防災教育センター長の室﨑益輝さんによる基調講演につづき、阪神・淡路大震災時に連合本部から派遣され被災地支援の陣頭指揮にあたった山野正治さん(三菱重工OB)と、東日本大震災で自身が被災しながらも、新日鐵住金釜石労組を率いて地震・津波による被災者支援に奔走した三浦一泰組合長をむかえてのパネルディスカッションに熱心に耳を傾け、大災害時の労働組合の役割や支援のありかた等について認識を深めました。

 

 阪神・淡路大震災から20年  防災を考えるシンポジウム   次第

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◆開会あいさつ(司会・進行)  福永   明:事務局長 

 

 

 

◆主催者あいさつ    連合兵庫会長   辻   芳治20150214bousaisinpo001

◆連合兵庫主催の「阪神淡路大震災から20年 防災を考えるシンポジウム」に県下のみならず各地よりこのように多くの皆様にご出席を賜り、感謝を申し上げます。

◆さて、あの1・17阪神淡路大震災の発生から20年の歳月が経過をしました。
そして、3・11東日本大震災からは、間もなく4年を迎えようとしています。改めて、犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、幾多の困難を乗り越えてこられた、ご遺族や被災者の皆様に敬意を表する次第でございます。

◆被災地ひょうごはこの20年間、内外から多くの心温まる支援や励ましを頂きながら、兵庫県をはじめ被災地行政が中心となって「創造的復興」を旗印に、懸命の努力が積み重ねられてきました。大都市を直撃した未曾有の大災害ということもあり、手探りの挑戦が続くなか、多くの皆さんの智恵と努力、そして何よりも人と人との支え合いによって、不死鳥のように蘇ることができたと言えます。◆また、私たちは、自らの経験や教訓をいかそうと、大震災以降、毎年のように発生する自然災害の被災地に対しても、「感謝」と「恩返し」の気持ちを込めて、復旧復興や生活再建等への支援に立ち上がってきました。

◆阪神淡路大震災の年は「ボランティア元年」と言われました。発災から1年間で延べ140万人と言う、かってない数のボランティアが被災地支援に駆け付けてくれました。そして、ボランティアが行政を補完する重要な役割を果たしたことから、被災者にとって欠かせないものであると同時に、国民すべてにとってボランティアが身近なものになったことが「元年」と言われる所以だと室﨑先生も指摘されています。

◆労働団体・連合、そして労働組合としてのスケールメリットを活かした「ボランティア活動」は、元年と言われた阪神淡路大震災を契機に、その後の自然災害や東日本大震災においても、被災地・被災者支援の一助として大きな役割を果たしてきました。

◆こうした機微にふれた組織的支援活動について、労働組合としての社会的使命を自覚し、成果と課題の分析や克服も行ないながら、いかに継承・発展をさせていくかを考えることが必要です。

◆一方で、大震災から20年がたった「被災地ひょうご」でも、震災を経験していない住民が多くなり、記憶の風化や防災意識の薄れが懸念されています。そんななか、今後30年以内に70%の確率で起こるとされている「南海トラフ地震」や首都直下地震など、巨大災害の発生が指摘されています。20150214bousaisinpo003

◆自然災害は避けることはできません。それだけに、これまでの歩みを振り返り、私たちの経験や教訓を共有して、自然災害を決して甘く見ず、防災・減災意識を一人ひとりが高めつつ、日頃からの「備え」に万全を期すことが何より重要です。

◆今年は、阪神淡路大震災からの20年に加え、戦後70年などの大きな節目を迎える1年となります。節目にあたり、私たちが意識する必要があるのは、「過去」というものはそれで終わったものではなく、実は、今私たちが向き合っている現在、そして将来の問題でもあるということです。にもかかわらず、何となく思考が停止してしまったがごとく、単純で力強い答えにすがりつくと言った風潮が、今の日本には蔓延しつつあるのではないでしょうか。

◆阪神淡路大震災から20年を迎えた今、復興に臨んだあの時のひたむきさや、人のつながり、思いやりの温かさをもう一度思い返し、しっかりと自覚することが出来れば、そしてその自覚のもと一人ひとりが行動に立ち上がることが出来れば、この国の未来に少しでも光を見出すことができると、私は確信するところでございます。

◆最後になりますが、防災・減災社会の構築をめざす取り組みに終わりはありません。本日のシンポジウムにおいては、20年を迎えたあの大震災を振り返り、将来の大規模災害に備えるための貴重な教訓として共有され、個々人のレベルに留まらず、労働組合として「いかに備えるか」「いかに防災・減災意識を高めるか」等々、一人ひとりの命と暮らしを守る重要なテーマとして、「共に考える」機会にして頂ければ幸いでございます。
最後までのご協力をお願い申し上げ、シンポジウム開会にあたっての挨拶と致します。

 

◆基調講演 『阪神淡路・東日本大震災から  今後の防災・減災を考える』

                        講師:室﨑  益輝(兵庫県立大学防災教育センター長)

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◆資料説明ほか   辰巳  信彦:副事務局長

    ●連合の自然災害に対する取り組みについて
    ●連合兵庫におけるボランティア活動の現状について
    ●連合兵庫緊急災害支援ボランティア運営要綱等について

 

◆パネルディスカッション
   『大災害からの復旧・復興にむけた労働組合の支援のあり方を考える』

   ○コーディネーター    室﨑  益輝(兵庫県立大学防災教育センター長)

   ○パネラー      山野  正治(阪神・淡路大震災時 連合本部総務局長)

                       三浦  一泰(連合岩手釜石・遠野地協事務局長
                                      新日鐵住金釜石労働組合 組合長) 

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   室崎 益輝  氏

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  山野  正治  氏

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   三浦  一泰  氏