連合兵庫・西部地協合同『2025春季生活闘争/政策・制度 要求実現総決起集会』/各地協集会を開催

- 場所:アクリエひめじ 展示場B
- 時間:2025年3月1日(土)10:30~12:10
2025春季生活闘争/政策・制度要求実現総決起集会
今年の集会も連合兵庫として一体感を醸成するため、県下5会場(姫路、神戸、西宮、明石、豊岡)一斉に同時間帯で開催。約2500人が参加し、それぞれの会場にて統一アピール・決議して、構成組織・地域協議会・組合員が一丸となって2025春闘に取り組む意志を固めました。
また、YouTubeによるライブ配信も実施し、多くの仲間とともに今春闘に向けて認識共有をしました。
集会冒頭の主催者を代表して、連合兵庫の那須会長より挨拶がされ、「昨年は5%台に賃上げが実現したものの、物価高騰が長引いて生活の向上を実感した人は少ない。また、大手と中小との格差が広がっており、労務費などを適切に転嫁した価格での商取引が進んでいない。30年にわたる『賃金は上がらなくてあたりまえ』とするノルムを変えて、賃上げを起点とする『成長と分配の好循環』へステージ転換を図ろう」と奮起を促し、集会参加者と確認し合いました。
続いて、同、長谷川事務局長から「2月5日に開催した兵庫政労使会議において、兵庫県、兵庫労働局、経済4団体とオール兵庫で物価上昇を超える賃上げ、適正な価格転嫁に取り組むことを確認した。また、同17日開催の第35回兵庫県労使懇談会の場でもあらためて労使で方向性の一致を確認してきた。2025春闘では、まず、みんなの賃上げ、新たなステージの定着には、格差是正と分配構造の転換に取り組むことが大切である。2月20日ごろに公表された、帝国データバンクが実施した2025年度の賃金動向に関する企業調査(1月調査)では、企業の61.9%が賃上げを見込み、ベースアップを実施する企業は56.1%と過去最高を更新している。さらに、賃金改善が『ある』企業にその理由を尋ねたところ、人手不足などによる『労働力の定着・確保』が74.9%(複数回答)と最も高い。2025春闘における連合と経済界は、賃上げの継続と定着、適正取引と価格転嫁の実行などの考えや方向性は一致している。2025春季生活闘争のスローガン『みんなでつくろう賃上げが当たり前の社会』の実現には各労使の粘り強い取り組みが不可欠であり、先行組合は、3月10日~14日の回答ゾーンでの回答引き出しに全力を尽くすことをあらためてお願いする」と情勢報告がなされ、賃金改善に向けた機運醸成を図りました。
【写真】(集会議長)西部地協 末道 副議長
【写真】左(集会アピール):西部地協 八幡さん(関西電力労組姫路エリア支部 執行委員)
右(決意表明①):西部地協 上脇さん(山陽特殊製鋼労組 執行委員)
【写真】左(決意表明②)西部地協:三木さん( 姫路市職員組合 執行委員長)
右(3・8国際女性デーアピール):西部地協 大前さん(宍粟市教職員組合 執行委員)
団結がんばろう
最後に連合兵庫西部地域協議会の横山議長の音頭で団結がんばろう三唱して、集会参加者と2025春闘勝利に向けて意思統一を図りました。
連合アクションデモ
姫路と神戸の会場では、集会終了後に連合アクションデモを実施し、メッセージビラが入ったベストを着用して会場周辺を歩き、観光客や買い物客へ『価格転嫁』『賃上げ』『格差是正』『ジェンダー平等』『組織拡大』などの春闘の取り組みアピールをしました。また、JR西宮駅、阪神西宮駅、それぞれの駅頭ではティッシュ配布を行いました。
各地域協議会 春闘集会について
◆神戸地域協議会
場所:神戸新聞松方ホール
【写真】集会様子
【写真】団結がんばろう
【写真】連合アクションデモ
◆東部地域協議会
場所:西宮市立勤労会館
【写真】東部地協議長あいさつ
【写真】集会様子(左:決意表明、中:3・8国際女性デー アピール、右:議員連帯あいさつ)
【写真】団結がんばろう
【写真】集会後、街頭行動(左:JR西宮駅、右:阪神西宮駅)
◆中南部地域協議会
場所:SHOWAグループ市民会館
【写真】左:中南部地協議長あいさつ、右:団結がんばろう
◆北部地域協議会
場所:但馬空港ターミナルビル/多目的ホール
【写真】北部地協議長あいさつ
【写真】集会様子(情勢報告、集会決議、3・8国際女性デーアピール、青年アピール)
【写真】団結がんばろう