• 活動内容
  • 労働対策
  • 政策制度

2025年度 勤労者意識調査シンポジウムを開催しました

  • 場所:兵庫県中央労働センター2階 大ホール/Web(Zoom)
  • 時間:2025年2月10日(月)14:30~16:30

2025年度 勤労者意識調査シンポジウム

◆一財)兵庫勤労福祉センターと連合兵庫は、2月13日(金)に神戸市のラッセホールにて『2025年度 勤労者意識調査シンポジウム』を開催し、連合兵庫構成組織、地域協議会、連合兵庫フォーラム会員あわせて86名(会場47名、オンライン39名)が参加しました。
 本シンポジウムは、一財)兵庫勤労福祉センターの事業の一つである「勤労者意識調査研究事業」の調査結果報告会として毎年開催しています。今年度の調査研究事業のテーマは、「労働者のキャリア・育成に関する実態調査」とし、年代別キャリア志向と管理職認識の変化、職業納得感と離転職の関連性、働き方改革の実態と経年変化等についてのアンケートをおこないました。
 組合員のみなさまには、アンケートの回答に多大なご協力をいただき、ありがとうございました。

◆調査概要 「労働者のキャリア・育成に関する実態調査」
  調査期間:2025年9月8日(月)~10月31日(金)
  調査対象:兵庫県内労働組合に加入する労働者
  調査方法:Webによるアンケート
  調査内容:属性、キャリア・仕事観、組織・職場への評価、管理職への認識度合い、自身の仕事などへの評価、
       特別調査「働き方改革の実態」
  回答数 :1,561件(有効回答数 1,464件)

◆シンポジウムは、連合兵庫 西田 副事務局長が司会を務め、連合兵庫 那須 会長が開会あいさつを述べたあと、Ⅰ部アンケート報告、Ⅱ部企業インタビュー報告、Ⅲ部パネルディスカッションの3部構成でおこないました。

 PDFこちら → 【次第】2025年度勤労者意識調査シンポジウム

Ⅰ 部

 NPO法人ワーク・ライフ・コンサルタント フェロー 藤島 一篤 さんから、「労働者のキャリア・育成に関する実態調査」についての結果報告がされました。
 キャリア・仕事観では、働く人の多くは安全保障志向、ライフスタイル志向、社会貢献志向を持っている。若い世代ほど管理志向、技術・技能志向が強い。管理職になると「仕事の量」「責任」が増えると約8~9割の回答者が認識している。しかし、知識やスキルが十分に与えられている、難しい仕事や高度な仕事も割り振られている等の適切な管理がなされる職場であれば、管理志向のキャリア・仕事観を持つ労働者は多くなると見込まれる。
 また、起業家的創造性志向をもつ労働者はワークエンゲージメントも高く、職場定着意向も強い。社会貢献志向、管理志向を持つ労働者についてもワークエンゲージメントが高い、などの結果について報告がされました。


PDFこちら → 【1部資料】(アンケート結果報告)

Ⅱ 部

 NPO法人ワーク・ライフ・コンサルタント 副代表理事 国本 豊泰 さんから、「労働者のキャリア・育成に関する事例インタビュー調査」についての結果報告がありました。
 企業インタビューでは、本人のキャリア志向を尊重した自律的な社員育成を行っている/社員の業務に対する納得感とワークエンゲージメントを⾼めている/昇進への意欲をうまく⾼めながら管理職の育成を⾏っているなどの特徴がある企業を選定し、3社を訪問。
 実践してきた取り組み/キャリアアップに向けた主体性や学ぶ意欲をどう引き出し高めているか/管理職育成の手法と工夫/今後の課題と展望などについてのインタビュー結果が報告されました。
 キャリアアップは本⼈の課題で、会社はその⽀援をする⽴場。個々⼈の意向と会社のニーズを綿密にすり合わせることが大事である。周囲が積極的に学ぶ環境にあって、学ぶことが当たり前になる環境の整備。社員教育に相応の費⽤をしっかり投⼊し続けること、「学ばなくても居⼼地が悪くない」組織にしないことが大切である、などの報告がありました。

PDFこちら → 【2部資料】(インタビュー調査報告)

Ⅲ 部

 兵庫県立大学国際商経学部 教授 加納 郁也 さんにコーディネーターをお願いし、藤島さんと国本さんの3名で、調査についてパネルディスカッションを行いました。