労働者派遣法、労働基準法改悪STOP!怒りの街宣行動を実施
- 場所:JR元町駅
- 時間:2015年8月5日(水)17:00~
STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現キャンペーン
生涯派遣で低賃金、長時間労働を助長する労働法制改正に反対!
連合兵庫8.5労働者保護ルール改悪阻止!緊急街宣行動を実施
◆連合は、「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現キャンペーン」の全国統一行動として、「労働者保護ルール改悪阻止」の取り組みを展開しており、中央では、院内集会や国会前の座り込みなど、労働者をないがしろにした法改正に抗議する行動をおこなっています。
そのような状況の中で、今国会の衆議院では、労働者派遣法改正の審議を、民主党などが反対しているにもかかわらず、衆議院厚生労働委員会が委員長の職権で強引に審議をすすめ、6月19日に、民主党ほかが欠席する中法案審議が打ち切り、強行採決によって法案は参議院におくられ、7月30日から参議院で審議が始まったところです。
◆連合兵庫も、兵庫県下の働く仲間と民主党兵庫県連所属の各級議員とが連携し、8月5日(水)の午後5時からJR元町駅東口周辺で街宣車による街頭アピールと、労働者保護ルール改悪阻止を訴える特製グッズ(うちわ)の配布を実施しました。
この行動には、連合兵庫の構成組織・地域協議会からの参加者約60人に加えて、民主党兵庫県連代表の水岡 俊一:参議院議員も国会から駆けつけ、向山 好一:兵庫県会議員、大井 敏弘:神戸市議会議員ほかも参加し、仕事帰りの市民・県民や買い物客に理解と協力をもとめました。
◆街宣車では、連合兵庫の福永 明:事務局長の司会・進行のもと、最初にマイクを握った辻 芳治:会長は、連合が反対する労働者派遣法改正法案と、高度プロフェッショナル制度導入等にみられるような「過労死」の増大をまねきかねない労基法制の改悪について、『安倍政権は日本を「世界で一番ビジネスがしやすい国』にしたいらしいが、労働者を犠牲にした経済発展などありえず、断じて許すことはできない』と述べました。
◆つぎに、民主党の水岡 俊一:参議院議員がマイクを握り、衆議院における安保法案の強行採決など、国民の声を聞かない現政権の不誠実な国会運営を批判し、集団的自衛権の問題や徴兵制度への言及など安倍首相自身の答弁のあいまいさを指摘。また、年金の個人情報流出問題や、労働者派遣法改正案についても、民主党は働く仲間の連合と連帯して徹底的に対峙していくと述べました。
◆つづいて、連合兵庫推薦の各級議員を代表して、向山 好一:兵庫県会議員、大井 敏弘:神戸市議会議員がそれぞれにマイクを握り、安倍政権の「上から目線」の政治手法は弱者・国民を無視したものであり、間違った方向へ向かう政治を正し、労働者、生活者目線の政策実現のために、連合兵庫と協力していくと述べました。
◆最後に、福永:事務局長が、連合兵庫は今後も、すべての働く皆さんとともに、格差社会をなくし、すべての労働者の賃金・生活等の向上をめざして取り組んでいくことを宣言し、約1時間にわたった街宣行動を締めくくりました。