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連合兵庫 第7回ジェンダー平等推進セミナーを開催

  • 場所:兵庫勤労文化会館
  • 時間:2026年5月30日(土)10:00~12:00

ジェンダー平等は「誰かを特別扱いすること」ではない!

 5月30日(土)、兵庫勤労文化会館において「連合兵庫 第7回ジェンダー平等推進セミナー」を開催し、各構成組織・女性委員会・青年委員会から40名の方にご参加いただきました。

 連合は、1985年6月に男女雇用機会均等法が公布されたことを記念し、毎年6月を「男女平等月間」と位置づけ、男女平等参画の重要性や女性活躍推進の機運を高める取り組みを進めています。
 連合兵庫においても、「性別に関わらず誰もが安心して働き、能力を発揮できる社会」の実現と、連合兵庫「ジェンダー平等推進計画」フェーズ2の最終目標である「203050(2030年までに女性参画率50%)」の達成に向け、運動をさらに前進させるため、本セミナーを開催しました。

 今回は、職場や家庭、地域の中で感じる「なんとなく生きづらい」「コミュニケーションがうまくいかない」といった日常のモヤモヤについて、ジェンダーの視点から捉え直し、対話を通じて学びを深めました。

 はじめに、連合兵庫の日下副事務局長から、「見えない壁」や「古い慣習・構造の問題」について問題提起がありました。その中で、壁は個人の努力によって乗り越えるものではなく、「壁そのものをなくしていく」ことがジェンダー平等推進には不可欠であると説明されました。
 また、男女間の格差が生まれる背景には、家庭内における負担が女性に大きく偏っている現実があることにも触れられました。家事・育児に費やす時間は、妻が夫の約4.6倍となっており、男女平等参画を進めるためには、労働組合活動のあり方を見直すだけでなく、家庭内の負担軽減についても考えていく必要があると訴えました。

講師 清田 隆之さん 『あの不安や悩みは全部ジェンダーのせいかも?』


 男性も、これまで強いられてきた「男らしさ」の中で、生きづらさを感じている方が多いのではないでしょうか。

 日常の中にある違和感や悩みを「個人の問題」で終わらせるのではなく、社会構造やジェンダーの視点から捉え直すことで、その背景にある要因や課題が見えてくることを学びました。
 また、固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みが、知らず知らずのうちに私たちの行動や人間関係に影響を与えていることについても考える機会となりました。

 参加者からは、「自分自身の価値観を見つめ直すきっかけになった」「身近なモヤモヤの原因が理解できた」などの感想が寄せられ、ジェンダー平等推進は女性だけの課題ではなく、性別に関わらず誰もが生きやすい社会を実現するための取り組みであることへの理解を深めました。

3人1組でじっくり耳を傾ける『おしゃべりワーク』

 3人1組で行う「おしゃべりワーク」を実践しました。
 このワークは、1人7分間の持ち時間の中で「話す人」と「聞く人」の役割を明確に分け、フリーテーマで語り合うものです。最大のポイントは、相手の話に決して口を挟まず、最後までじっくりと耳を傾けること。
 参加者からは「途中で遮られずに話すことで、自分の考えが整理された」「普段いかに『次に自分が話すこと』を考えながら聞いていたかに気づかされた」といった声が上がりました。
 相手を丸ごと受け止める「聴く力」の大切さを体感し、お互いの理解がぐっと深まる、温かく有意義な時間となりました。