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9.25労働者保護ルール改悪阻止行動開始宣言・兵庫県集会(内容掲載)

労働者を犠牲にした「成長戦略」は許さない!

9.25労働者保護ルール改悪阻止行動開始宣言・兵庫県集会

◆9月25日(木)の18:15から始まった兵庫県集会には、連合兵庫の構成組織・地域協議会から働く仲間67名が参加。集会は辰巳:連合兵庫副事務局長の司会・進行ですすめられ、まずはじめに、辻 会長が主催者あいさつに立ちました。

主催者あいさつ

連合兵庫会長  ???????????????????????????????辻   芳治

本日の「闘争開始宣言集会」は、この間、連合が全国的な取り組みとして進めてきた「ストップ・ザ・格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーンの「第3弾の取り組み」として、本集会を起点にキャンペーンをスタートさせるとの位置づけです。

◆第2弾の取り組みにおいても、5.27全国統一集会兵庫県集会をネット中継という初の試みで取り組んできましたが、第3弾のスタートにあたっても同様に、この後、東京国際フォーラムで6時30分より開催される連合本部主催の「闘争開始宣言集会」を、全国47都道府県連合会がネット同時中継で共有し、全国的な情勢認識と意思結集を図り、具体的な総行動に立ち上がるとの決意を固め合おうとするものでございます。
 
私からは、キャンペーン第3弾の取り組み概要と、連合兵庫としての取り組む決意の一端を申し上げ挨拶にさせて頂きます。

◆まず、基本的な考え方として、
①労働者保護ルール改悪を阻止する取り組み
②将来不安を払拭し、暮らしの底上げをはかる取り組み
③社会に運動の輪を広げ、仲間を増やす取り組み
というこれまでの3本柱を中心に、来春の統一地方選挙や2015春闘とも連動させ、来年の通常国会終了までを視野に入れた運動を組み立てることにしています。

◆当面は、9月29日召集予定の臨時国会及び12月予定の来年度予算編成方針の決定までの間(年内)を「第一ゾーン」として、
①「残業代ゼロより過労死ゼロ」(政府が提案する新たな労働時間制度の創設への対応)
②生涯派遣で低賃金につながりかねない派遣法改悪にNO」
を最大の課題として位置づけ、全国で世論喚起を行ない国民的なウネリを作り出すため、「全国縦断アピールリレー」を軸として大衆行動を組み立てることとなります。
 
具体的には、本日の開始宣言集会を起点に、沖縄(西日本ルート)と北海道(東日本ルート)からタスキをつなぐリレーをスタートさせ、各都道府県単位にアピール行動や首長・議会等への要請行動などに取り組み、12月5日の「全国統一集会」をゴールとしています。

◆連合兵庫は、この全国縦断アピールリレーにおいて、11月7日(金)に連合徳島よりバトンを受け入れ、その後、県下各地での街宣アピール行動を展開し、11月9日(日)に連合和歌山へバトンを引き継ぐこととなります。
 
皆さんには、本集会の意義並びにこのキャンペーン第3弾の取り組みについて、是非ともお受け止めいただき、それぞれの組織内に徹底頂くとともに、総行動に際しては、格段のご支援・ご協力をお願い申し上げる次第でございます。

◆「一強多弱」と言われる政治状況にあって、労働者保護ルール改悪阻止の取り組みは決して楽観できませんが、広く社会に対しメッセージは発しつつ、共感を呼ぶような運動に盛り上げをはかっていかなくてはなりません。
  そして、地元新聞を含め各紙でも取り上げられるような大衆行動となるよう、マスコミ対策も意識して参りたいと考えています。

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◆5月の決起集会でも申し上げましたが、労働者保護ルールの改悪は、今、働くすべての人に影響を及ぼすばかりでなく、わが国の将来に大きな禍根を残す、つまり、私たちの子供や孫の世代に「正社員の求人が減り、不安定で低処遇の非正規・派遣しか道がない」といった、「不条理な雇用社会」を引き継ぐようなことになりかねません。
  今を預かる現役世代の責任として、今後取り組む「総行動」に立ち上がり、私たちが支援する各級議員の皆さんとも緊密に連携して「改悪阻止」につなげようではありませんか。

◆最後になりますが、改めて、「働く者を犠牲にした成長戦略は許さない」との思いと、キャンペーン第3弾・総行動へ立ち上がるとの決意を共有頂くとともに、それぞれの構成組織・地協におかれましては、今後、連合兵庫から適宜発信します国会論議、審議会での審議を内容とする「連合闘争本部ニュース」などの積極的な活用により、すべての組合員の皆さんとの認識共有にも努めて頂きますようご要請申し上げ、開会にあたってのご挨拶とさせて頂きます。

共に頑張って参りましょう!

 

◆中央集会・インターネット中継

◆主催者あいさつ    連合  古賀会長???????????????????????????????

◆来賓あいさつ       民主党  海江田代表

◆全国縦断アピールリレースタート

連合北海道  旭川会場 ・ 連合沖縄  八重山会場

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◆連帯あいさつ       「全国過労死を考える家族の会」    寺西代表

◆情勢報告            連合  神津事務局長

 

◆連合兵庫推薦議員 激励あいさつ

激励あいさつ

民主党・県民連合議員団???????????????????????????????
幹事長  石井 秀武

◆政府の成長戦略の名のもとに働く者の命と雇用が危うい状況になってきている。労働者の健康と命を守る労働時間規制がなし崩しになり、長時間労働・過重労働が合法的な形で助長されることを断じて許してはならない。

◆民主党は、9月29日からの国会を「雇用の国会」と位置づけており、労働者派遣法改悪阻止、そして「残業代ゼロより過労死ゼロ」をめざして力強く政府と対峙していく。また各議会・地域においても、連合の皆さまと問題意識を共有し連携してく。
働く者ためにこの難局をともに乗り切っていきましょう。 

◇集会にご参集いただいた議員の方々◇
<民主党・県民連合>
幹事長           石井  秀武(神戸市西区)
政務調査会長  石井 健一郎(神戸市灘区)
                    黒田  一美(神戸市垂水区)
                    越田 謙治郎(川西市・川辺郡)

<民主こうべ>
団長      池田  林太郎(神戸市北区)
幹事長   川原田  弘子(神戸市垂水区)
            人見     誠(神戸市北区)
            伊藤  めぐみ(神戸市北区)
            岩田  嘉晃(神戸市西区)

<神戸市議会 民主党>  前島  浩一(神戸市西区)
<明石市議会>   尾仲  利治
<民主党県連>   水岡  俊一参議院議員 秘書、辻  元参議院議員 代理
                        県連事務局

 

◆行動開始宣言

『STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ』キャンペーン第3弾
労働者保護ルール改悪阻止!

行動開始宣言

提案者  連合兵庫副事務局長
伊藤 弘孝

働く者の命と雇用が危ない!

  政府は、「世界で一番ビジネスがしやすい環境」を作り上げるため、働く者を守る最低限のルールさえも破壊しようとしている。

  その最たるものが、いくら働かせても残業代を払わなくてよい、いわゆるホワイトカラー・エグゼンプションの導入である。年収が一定水準であれば、働く者の命と健康を守るためにつくられた労働時間のルールを無視して働かせてもよいのか。全く理解できない。
 
そして、国会では、一旦廃案に追い込んだ労働者派遣法改正案が、再び提出されようとしている。

働く者の犠牲の上に成長戦略を描くことを断じて許すことはできない。
  それは、働く者の9割が雇用者で占める“雇用社会日本”の土台を破壊することであり、経済の好循環を逆回転させるものである。

われわれは、政府に対し、以下のことを要求する。そして、全国の地域をつなぎ、すべての働く者にともに立ち上がり行動するよう、職場から呼びかけていく。
一.働く者の命と健康を脅かす、労働時間規制の緩和は反対!
   
長時間労働の抑制と「過労死ゼロ」を実現する施策こそ講じるべきである。

一.「“生涯”派遣で“低賃金”」につながりかねない労働者派遣法の改悪に反対!
   
派遣労働者の雇用の安定や処遇の改善に向けた法改正を実現すべきである。

一.働く者の声を聴け!雇用・労働政策に係る議論は、ILOの三者構成主義に則り、労働政策審議会で行われなければならない。

連合兵庫は、連合中央行動開始宣言集会を起点として、「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾の行動を開始することを宣言する。
 
すべての働く者の団結で、労働者保護ルールの改悪を阻止しよう!

2014年9月25日 

連合兵庫
9.25労働者保護ルール改悪阻止行動開始宣言・兵庫県集会

 ◆団結ガンバロウ

集会の最後に、澤田会長代理(電力総連)のリードで、参加者たちは力強くガンバロウを三唱し、労働者保護ルール改悪阻止に向けて闘っていくことを誓い合いました。

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