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連合兵庫2013新年旗開き開催

  • 場所:神戸メリケンパークオリエンタルホテル
  • 時間:2013年1月8日(火)18:00~

復興・再生に全力を尽くし
『働くことを軸とする安心社会』につなげよう!


◆2013新年旗開き会を、1月8日(火)午後6時から神戸メリケンパークオリエンタルホテルでひらき、構成組織・地域協議会から約400名が出席。くわえて、行政・議会・政党・友誼団体から多数の来賓出席をいただきました。厳しい経済・雇用情勢のもと、新年を明るさの見える年にすべく、春季生活闘争・参院選挙等に全力傾注していくことを誓い合いました。 

年頭ごあいさつ
連合兵庫 会長  森本洋平 

皆さん、新年あけましておめでとうございます。皆様方にはご家族お揃いで、健やかな新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
今年も私たち連合兵庫一同、一致団結して、力一杯の活動に取り組みます、引き続きのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

本日の旗開きには、井戸兵庫県知事、矢田神戸市長、前田兵庫労働局長、各政党ご代表、友誼団体ご代表、労働福祉団体御代表、をはじめ多くのご来賓の皆さまにお越しいただいております、連合兵庫を代表して心より御礼申し上げます。

はじめに、東日本大震災の被災地の復興が一日でも早く再生されること、今なお避難生活をしいられている方々が、元の生活に戻れることを、ご祈念申し上げておきたいと思います。
 そして昨年末の総選挙では、3年あまり続いた民主党政権に対して、大変厳しい審判が下る結果となりました。私たち連合も民主党を支持してきた組織として、反省すべきは反省を行い、共に新たな気持ちで政策制度課題の実現に取り組んでまいりたいと思います。
 今年も多くの課題に挑戦してまいりますが、若干の問題提起をさせていただき、皆様のご理解を賜っておきたいと思います。
 一つは、「働く事を軸とした安心社会」を創るための政策実現への挑戦です。従来からの、雇用・労働政策をはじめとした取り組みに加え、より質の高い労働を目指す取り組みです。そういった意味からも、組織労働者の連帯にとどまらず、全ての働く者の連帯でディーセントワークを目指してまいりたいと思います。
 二つは、組織拡大と組織強化に向けた挑戦です。本部の運動と連携して、40万人連合兵庫への着実な取り組みを進めてまいります。同時に、「地域に顔の見える運動」としての地協運動の強化がもとめられています。労働組合が社会の公器として認められ、働く事で誰もが社会に参画出来るような運動を目指してまいりたいと思います。
 三つは、政治参加への挑戦です。昨年の衆議院選挙では厳しい審判が下りました。この敗北の反省に立って、引き続き、連合は働く者、生活者の代表として、社会に対して政策提言とその実現に向けて、発信していかなくてはなりません。その意味から、7月に行われる第23回参議院選挙は、非常に重要な意味がございます。
連合組織内、9名の比例区候補予定者と兵庫選挙区の「辻やすひろ」候補予定者の必勝を目指して、総力を挙げて取り組んでまいります。
 同時に、私たちは地方行政との係わりも国政以上に重要でございます。参議院選挙と同時に兵庫県知事選挙が行われます。そして9月には神戸市長選挙が行われます。立候補予定者は、まだ決まっておりませんが、その時期に合わせて、皆様と情報共有を行いながら、誤りのない対応をさせていただきます。
 この三つの選挙が皆様と共に喜びあえる結果となりますよう、ご協力をお願い申し上げておきたいと思います。
 一方で、2013春闘も厳しい社会情勢の中での戦いとなりますが、労使でしっかりと問題意識を持って話し合う事が大切です。労働条件と雇用対策、そして組合員の健康と安全問題、さらには組合員が居住する地域社会の問題まで、労使の立ち位置を認識することも非常に重要です。是非、充実した労使協議をお願いしたいと思います。
 時代が変わろうとも、人が変わろうとも、労働という営みが無くなる事はありません。「労働の尊厳」と「人間の尊厳」の守り手として、皆様と共に連合運動を進めてまいります。
本年も連合兵庫に対する、ご指導と、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
共に、頑張りましょう。ありがとうございました。

井戸敏三:兵庫県知事
今年は巳年。株価も上がり、景気は良くなるかも、と期待している。しかし、いまのところ期待だけで、まだ中身はないので政府の対応を注意深く見守っていきたい。
とくにデフレ対策をしっかりやってもらいたい。給料が上がらず、景気回復しても生活実感がないようでは困る。デフレ・為替・金融政策をきちんとやれば効く。
そして、消費を高める方策が必要で、給料アップを実現してもらいたい。
兵庫県としては、当面は貪欲に 補助事業をとりこんで推進していきたい。地域を活性化したい。
皆様の願いや夢をとりこんで県政を推進していきたい。

矢田立郎:神戸市長
兵庫県下の市・町を代表してごあいさつします。
今の経済の状態、東日本大震災の復興状況をみるとき、スピードをもって正確に対応していかないといけない。連合兵庫みなさんがこのように気合を入れて新年を迎えておられるのを拝見し、敬意を表する次第です。
苦しいときには歯を食いしばってでも切り抜ける策を考え、同時に創造的な方策を編み出していく必要がある。長い間には、あの時ああしておけばよかった、というようなこともあるが、目前の課題処理と同時に、将来展望をしかりもって姿勢運営していきたい。
労働の分野ではとくに非正規雇用労働者の雇用状態、労働条件の問題。そういう人たちにとっても明るい年であるよう頑張っていく。

辻  泰弘:参議院議員・民主党県連常任顧問
総選挙で大敗したが、連合兵庫の温かいご支援には深く感謝しています。
3年間に政権交代を実現させ、自民党政府ではできなかった国民生活・福祉政策を前進させてきた。誇りを持って再起していく。
働く人々と志を同じくする政治勢力が絶対必要で、雇用されて働くという形態がつづくかぎり、相対的に弱い立場にある労働者を守る勢力が存在しなければならない。
最低賃金をなくそうというような暴論を振り回す輩も出現しているが、夏の参議院選挙にも負けたら国民生活はどうなるか分からない。9名の連合組織内候補者とともに必ず勝って、政治の後退を止めたい。労働運動も政治も、ともに人間の幸せのためにある。力を合わせて頑張っていきましょう。

河口  勲:兵庫県労働者福祉協議会会長
(若山忠義:近畿労金兵庫地区統括本部長、酒井行雄:全労済兵庫県本部長も登壇)
昨年は国際協同組合年の記念事業として利用促進キャンペーンを展開。皆様のご協力を得て、大いに盛り上がりました。
本年も労働組合と協同組合の連帯をいっそう高め、働く人々の福利向上につなげていきたい。
総選挙は残念な結果に終わったが、こんご様々な影響が出てくると予想されるが、こういう時こそ一段と連帯を強め、力を合わせて頑張っていきましょう。

新役員挨拶

閉会あいさつ
連合兵庫 会長代理  澤田昌生

本日は夕刻よりの開会にも拘わらず多数ご出席たまわりましてありがとう ございました。
働くことを軸とする安心社会実現・40万連合兵庫実現に向けた活動、また夏の参議院議員選挙における比例区の連合組織内9候補と兵庫県選挙区の辻泰弘さんの必勝へ向けた取り組み。幾多の困難が予想されますが、みんなで力を出し合って頑張っていきましょう。
さらに、兵庫県知事選挙・神戸市長選挙・各市町の」主張選挙・議会議員選挙がつづきますが、わたしたちの代表として推薦した候補の勝利によって、組合員や家族の幸せにつながっていくよう頑張りたい。
連合兵庫に結集する人々の力を集め、運動を前進させていきましょう。