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  • 女性委員会

女性委員会第22回総会を開催

  • 場所:兵庫勤労福祉センター
  • 時間:2012年11月17日

男女平等参画をすすめ、活力ある社会をつくろう!

◆連合兵庫女性委員会(西嶋委員長:兵教協)は、11月17日(土)に、兵庫勤労福 祉センターにおいて第22回総会を開催しました。

◆総会には、女性委員会役員をふくむ連合兵庫構成組織・地域協議会の男女組合員58名が出席し、男女が性別にかかわりなく能力を発揮できる職場・社会づくりをすすめ、すべての人がディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を得られること、そして連合が提唱する「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて、2013年度の活動方針を決定しました。あわせて、第22期の役員を選出し、むこう一年間の活動を開始しました。

◆総会の第2部では、総会出席者の交流と女性委員会の活動に関心をもってもらうことを目的に、「働く私たちのバージョンUP」をテーマにした講座を企画し、『笑顔と笑声でアンチエイジング!』と題して、フリーアナウンサーの島津ゆう子さんを講師にむかえ、自分も相手もHAPPYになれる効果的なイメージUP術を教えていただきました。

連合兵庫女性委員会委員長
西嶋  保子(兵教協・兵庫県教職員組合)

◆本日は、足元の悪い中を連合兵庫女性委員会第22回総会にご出席をいただき、有難うございます。
  本日の総会では、2012年度の活動についての総括と2013年度の活動方針についてご審議いただくことになっておりますので、忌憚ないご意見をいただければと思います。

◆連合兵庫女性委員会は、連合の男女平等参画推進計画、そして国の第3次男女共同参画基本計画や兵庫県の「新ひょうご男女共同参画プラン21」等にもとづき、男女がともに担う労働組合をめざして、女性参画をすすめるということで取り組んでおります。

◆また、女性の権利確立、キャリアアップに向けた取り組みに加えて、家庭的責任をもつ男女労働者の両立支援の推進のほか、「女性が働きやすい職場は男性も働きやすい職場」を合言葉に、働きやすい職場づくりということをモットーに活動をしております。

◆連合兵庫女性委員会には、さまざまな組織からご参加いただいておりますので、活動をすすめていく中で、それぞれの組織の形態や制度などの違いについての情報交換をおこないながら、兵庫県内・外各地域の男女共同参画施策の状況把握にも努めています。

◆さて、さきほどお話しました「新ひょうご男女共同参画プラン21」策定については、審議会委員として連合兵庫女性委員会より私西嶋が働く者の代表として参画しているのですが、ひとつ疑問に思っていることがありますので、皆さんにも考えていただきたいと思います。
  女性が働くということでは「保育」の問題がクローズアップされますが、保育所や待機児童解消の問題、そして延長保育の問題等がある中、子育て中の女性からは朝7時から夜8時まで子どもを預かってくれる保育所がほしいとの声もあります。

◆しかし、父親である男性の働き方を見直して家庭的責任を果たすようにすれば解決する部分もあるのではないかと思うのです。私は働く女性の代表として、兵庫県が県内の企業に対してこの件に関して強く働きかけてほしいと要望しましたが、県としては個々の企業に強く要請する立場にないとのことでした。

◆私たちが働きやすい職場をつくっていくためには、私たち労働組合が働く現場の声を企業へぶつけ、労働時間の適正化や育児・介護休業を取りやすい職場にしていくなど、私たち自身で職場環境を変えていくことが重要ではないかと思います。
  行政は行政の立場で、そして私たち労働組合の立場でできることを見極めながら取り組みをすすめていかなければなりません。

◆連合兵庫では、女性委員会・青年委員会ともに独立した組織で活動をすすめていますが、他の地域では「青年女性委員会」「男女共同参画委員会」を組織して女性委員会をなくす動きもあります。
  ですが、女性ならではの問題もありますし、女性の立場・視点から発信していく必要があります。

◆連合兵庫女性委員会は、誰もが働きやすい職場づくり、そして女性が自信をもって働くことができる環境づくりにむけて、連合兵庫や関係組織への働きかけをこれからも頑張っていきますので、ご協力をお願い致します。

連合兵庫あいさつ
連合兵庫副事務局長  伊藤  弘孝

◆本来ならば、連合兵庫の森本会長より連帯のごあいさつをさせていただくところですが、衆議院の解散を受けてその対応にあたっておりますので、女性委員会担当役員である私伊藤よりごあいさつを申しあげます。

◆ご存知のように、11月14日の党首討論において衆議院が解散し、世の中は「選挙」一色となってきております。民主党政権になりましてから3年あまりがたち、その中で前にすすんだことや実現しなかったことなどが混在し政権内が右往左往し、政治不信が広がっています。

◆そんななか民主党政権下では、不備な点もございますが労働者派遣法や雇用契約法、さらには高齢者雇用安定法等の労働関係法が改正され、男女平等政策については、国の第3次男女共同参画基本計画が策定されるなど成果も見られます。

◆われわれ連合は、民主党政権を産み出した最大の応援団ということで責任も負っております。しかし、連合の政策・制度要求をともに実現できる政党は民主党ということで、これからも民主党を支えていく所存ですので、引き続き組合員の皆さまのご協力をお願い致します。

◆さきほど西嶋委員長より、連合兵庫女性委員会の男女共同参画にかかわる取り組み内容等についてご紹介がありましたが、私からも男女共同参画について気になるデータをご紹介したいと思います。

◆ある求人広告社がネットを通じて企業にアンケートをとったところ、女性社員が出産をする際には、育休を取らずに退職してほしいと答えた企業の割合が25%にものぼったとのことで、調査をおこなった6人以上の正社員のいる企業1000社あまりのうち4分の1もの企業がそのように考えていることに加えて、男性が育休を取得することについては、16%の企業が許容できないと答えています。
 法制度が整備されているにもかかわらず現状は厳しいものとなっており、このことからも、私たちがすすめている男女平等参画施策がまだまだ浸透していないことが分かります。

◆連合本部が掲げている第3次男女平等参画推進計画についても、数値目標などが達成されていないため計画を1年間延長することを受け、連合兵庫の第2次男女平等参画推進計画も1年間の延長を決めました。
 これからも、連合兵庫女性委員会と男女共同参画推進委員会の連携を強化し、それぞれの場面での女性参画率アップ等を含めた男女平等参画推進の取り組みをすすめていきますので、皆様のご協力をお願い致します。

◆最後に、今総会で退任される西嶋委員長をはじめとする役員の皆さまへの感謝の意をお伝えし、私のあいさつと致します。

2013年度活動の重点】

1.男女がともに担う労働組合をめざし、女性参画をすすめるための取り組み

(1)連合本部が「第3次男女平等参画推進計画」の推進と、「ポスト第3次男女平等参画推進計画」(仮称)の策定に取り組むことをふまえ、連合兵庫が「第2次男女平等参画推進計画」(2006年11月~2012年10月 巻末資料)を1年間延長することから、連合兵庫男女共同参画推進委員会と連携をとりながら、労働組合活動への女性の参画促進に協働します。 

(2)連合本部・連合近畿地方ブロックと連携し、女性リーダーの養成講座、男女共同参画研修会等を企画・開催します。
また、関係機関の各種研修会などについても積極的に参加していきます。 

(3)職場における男女平等意識の共有化をはかるため、毎年6月を「男女平等月間」として取り組みをすすめます。

(4)各種情報を共有し適宜発信ができるよう、連合兵庫ホームページおよびメール情報等の充実と拡大をはかります。

2.男女平等参画社会推進のための政策・制度の取り組み

(1)国の「第3次男女共同参画基本計画」の周知・推進、とりわけ女性の参画がおくれている経済・政治分野、および行政・雇用・学術分野におけるポジティブ・アクション(女性の積極的活用)についての動向を注視し、計画内容に掲げられている施策の推進状況の把握につとめます。
 あわせて、兵庫県が策定した「新ひょうご男女共同参画プラン21」の内容についても、行政と地元企業で働く女性とをつなぐ役割を果たせるよう必要な提言をおこないます。

(2)男女共同参画社会基本法で努力義務となっている各市町での男女共同参画計画・条例の策定について、連合兵庫推薦の各級議員、および連合兵庫の各地域協議会と連携し推進します。
 そのため、これまでおこなってきた兵庫県内の各自治体における男女共同参画施策実施状況の把握をすすめるとともに、県内・外も含めた幅広い地域・分野の男女共同参画状況についての実態把握・情報共有をおこないます。

(3)改正男女雇用機会均等法が施行後5年目をむかえるにあたり見直し議論が開始されることから、男女間の賃金格差是正と均等待遇実現とともに、間接差別への対策などの問題について検証し、格差解消をめざします。

(4)政策・制度決定の場における女性の割合を増やすためにも、連合兵庫推薦の各級女性議員の方々と女性委員会役員との懇談の場を持ち、意見交換をしながら課題の把握につとめます。

3.女性の権利確立とキャリア・アップにむけた取り組み

(1)働く女性の権利確立をめざす3月8日の「国際女性デー」、10月7日の「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)世界行動デー」、
11月25日の「女性に対する暴力撤廃デー」等の全国統一行動に積極的に参加していきます。

(2)第1子の出産を機にいまだ64%の女性が退職していることから、女性の就業継続を可能とする職場環境づくり、また、待機児童対策など行政等とも連携し女性の再チャレンジ支援策の充実を求めていきます。

(3)職場における女性の仕事に対する意識向上やモチベーション・アップをはかるため、女性に特化したテーマ等の講座やセミナーの開催を企画します。
 また、労働組合の枠をこえ、国際連帯活動への参加や地域の女性団体との連携をすすめます。

4.家庭的責任を持つ男女労働者の両立支援の推進

(1)労働者の「ワーク・ライフ・バランス」推進のため、連合兵庫・兵庫県経営者協会・兵庫県・兵庫労働局の四者合意による「仕事と生活のバランス推進事業」にもとづき設置された「ひょうご仕事と生活センター」を積極的に活用し、女性委員会の諸活動との連携をはかります。

(2)男女がともに育児・介護をしながら働き続けることのできる職場環境を確立するためには、働く女性の支援対策充実のみならず、男性の長時間労働の短縮や家事・育児への参画促進などが課題となっています。
  そのため、男女双方の意識改革をうながすことを目的にした連合兵庫「男女平等講座」開催に協力します。

5.連合兵庫女性委員会の組織拡大と交流の推進

(1)女性委員会の取り組みをすすめていくにあたり、連合兵庫の様々な取り組みに対して各構成組織の女性組合員の参加を求め、産業別の枠を越えた交流をすすめます。

(2)連合兵庫女性委員会の活動について広く知ってもらうために、それぞれの組織の女性組合員が組合活動に興味をもち、関心が高まるような身近な話題を研修のテーマに取り上げていきます。

(3)すべての連合兵庫構成組織からの女性委員会委員の選出をめざすとともに、役員体制の強化をすすめます。


~男女平等参画をすすめ、活力ある社会をつくろう!~ 

  本日、連合兵庫女性委員会は、第22回総会を開催し2013年度の活動方針を決定しました。
 私たちは、本総会を通じ、私たち一人ひとりが主体となり発信することによって、「働くことを軸とする安心社会」を実現するために、以下のことを確認しました。

  第1に、2013年10月まで延長となった「連合兵庫第2次男女平等参画推進計画」について、全組織に対する統一目標である ①運動方針への男女平等参画推進を明記すること ②女性役員ゼロ組織をなくすこと ③女性組合員比率に応じた女性役員を配置すること、へ取り組みます。

  第2に、性別にかかわりなく、個性や能力が発揮できる社会・職場づくりをすすめます。
 少子高齢化がすすみ生産年齢人口が減少していく中で、良質な女性労働力を確保していくことは、活力ある日本社会を持続させるための大きな課題です。
  そのためにも女性の就業継続が可能な職場環境の整備、雇用の場における男女間の賃金・待遇等の格差是正や、仕事と生活の両立支援体制の拡充をめざします。

  第3に、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組みます。
 男女がともに仕事と生活の調和をはかるためには、労働時間の短縮や子育てを社会全体で支える仕組みづくり、家族の介護を理由に退職しなくてすむような社会・職場環境の整備をすすめます。

  第4に、女性の人権確立に向けた取り組みを促進します。
 女性への暴力撤廃、民法家族法の改正などに加え、東日本大震災を機に注目を集めた「地方防災会議」の委員に占める女性の割合が0である自治体が2割以上あるなど、性別や立場を理由とするあらゆる人権侵害や差別を解消していきます。

  私たちは、多様なかたちで働きながら社会の人々と結びつき協力しあっています。
 女性も男性もすべての人がディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を得られる社会にしていくこと、そして労働の尊厳と価値を高めていけるように、私たち女性の力を結集し行動していきましょう。

2012年11月17日
連合兵庫女性委員会第22回総会

講演『 笑顔と笑声(えごえ)でアンチエイジング!』

講師:島津 ゆう子さん
       
(フリーアナウンサー)

  • いつまでも、若々しく魅力的でいるため
    に、「第一印象」を意識
  • 私が幸せになるための相手への接し方
  • 笑声でアンチエイジング
  • 品格を表す「会話・言葉づかいのマナー」

◆講師の島津さんからは、人に与える自分の印象は初対面の2~8秒間で決まってしまうこと、相手は自分の鏡であり、自分自身の表情が相手にも伝染し、印象が良くなければ伝えたい内容が相手に届かないなど、私たちの職場でのコミュニケーションに役立つヒントを教えて下さいました。

◆また、意識的に笑顔をつくるようにすると、顔の中のさまざまな筋肉を使うことになり、アンチエイジングの効果もあるとのことで、参加者たちは、持参した手鏡をのぞき込んで自分の「笑顔」を確認していました。

◆さらに、話すときには、はっきりと口を動かして声を出すことや、日常生活の中で目的にあわせて声(話し方)を変えること、そして、尊敬語・謙譲語を正しくつかって自分も相手も気持ちのよい会話を心がけることが大切だということが改めて認識できました。

◆私たちが仕事をしていく中で、同僚・上司・仕事先の相手などさまざまな場面で、表情・声・言葉・行動を意識して「思いやり」の心を忘れないことが、自分も相手も幸せになれる近道だということが分かり、参加者たちは大いに納得した様子でした。