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  • 青年委員会

青年委員会第25回定期総会

  • 場所:神戸市 兵庫県私学会館
  • 時間:2014年11月29日(土)

              次代の連合運動を担う人材の発掘・育成にむけて!

青年委員会第25回定期総会ひらく20141129seinensoukai001

◆連合兵庫青年委員会は、11月29日(土)、兵庫県私学会館で第25回定期総会を開催しました。

◆役員・代議員合わせて84名が出席し、過去1年間の活動を総括するとともに、新しい年度の活動方針と役員を決定しました。

◆本年度も昨年に引き続き、総会の活動報告の中で青年委員会の参加代表者が報告しました。

■議長選出■

◆総会は、山取幹事(自動車総連)の開会あいさつで幕をあけ、総会議長に瀧口代議員(電機連合)を選出しました。

■委員長あいさつ

◆井上拓路(兵教協):委員長が青年委員会を代表してあいさつし、つづいて福永 明:連合兵庫事務局長があいさつを述べました。

連合兵庫青年委員会委員長:井上 拓路

◆本日は、連合兵庫青年委員会総会に参加いただきありがとうございます。3点お話し、ご挨拶とさせていただきます。 20141129seinensoukai003

1点目:連合兵庫の平和行動について

◆連合兵庫は戦争の悲惨さ、平和の尊さを正しく後世に伝えるために、平和行動への参加を広く呼び掛けています。今年度は、沖縄、長崎の平和行動に青年委員会から参加しました。本日の総会の報告事項で、平和行動の活動参加の報告がありますが、平和行動を青年委員会の幹事以外の、より多くの組合員の皆さんに参加していただけることを願っています。来年度も開催される予定ですので、各構成組織を通じて、本日お集まりの皆さんの中からも平和行動への参加があればと思います。

特に、直接戦争を経験された方の命が限られてきているという課題があります。今後も、証言者の生の声をきける機会を大切にしていきたいです。子どもたちは学校で学びますが、私たち大人もしっかりと学んでいけたらと思います。

2点目:組合の意義について

◆私は、現在、宝塚市の小学校で働いています。10月に20歳になる教え子が4人で家に遊びにきました。その時に、女の子から将来の仕事についての話がでました。いろいろと話をしたのですが、その時に私は「やりたい仕事については、これからもじっくりと考えられるけど、一つ言えることは労働組合のある会社がいい」ということでした。産前・産後休暇や育児休暇のこと、女性が安心して能力を発揮できるよう、女性の立場を守る意味で活動している労働組合のある会社がいいと伝えました。日本全国の労働者の内、組合員である人は全体の20%、日本全国で組合のある職場は、全体の3%という事実があります。そして、組合のあるなしで、雇用面がかなり違うという事実があります。私は、組合の役を担い、組合って何をしているんだろう?なぜ、こんなことをしているんだろうと学ぶ機会がありました。みなさんも、組合の意義について考える機会をもっていただけたらと思います。 

3点目:この度の選挙について

◆ご存知のとおり、12月14日(日)投開票で、第47回の衆議院選挙がおこなわれます。この4月には第18回統一地方選挙がおこなわれます。私たちが応援するそれぞれの候補者は、決断し、わたしたちが働きやすい社会造りのために、弱い立場の方に寄り添えるような社会造りのために、日々奮闘してくださっています。今度は、私たちが支える番です。そして、最大の支えは「信頼できる人に、立候補されるみなさんの決意や人柄、政策について伝え、味方を1人、紹介者を1人でも多く増やすこと」です。ここで、2年前の衆議院選挙終了後の、ある組合の政治意識調査の結果を紹介します。みなさんも、自身の組織状況を思い浮かべながら話をきいてください。投票率が一番低い世代は男女ともに30歳未満でした。また、近年、組合員の投票率が下がっていることが分かり、投票先については、民主党が減っていることが分かりました。組織として、推薦をおこなっていますが、最終的に、どの政党に・どの人物を支持するかは本人が決めることです。もちろん、地域事情や人間関係もありますが、ただ、考えて欲しいことがあります。投票先に、「日本維新の会」「みんなの党」を選択したという回答がありました。特に、青年層に多くあったそうです。これらの党がすすめようとしていることは、私たちがすすめている労働運動とは相容れないものが多くありました。つまり、この2つに投票したということは、私たち自身で、私たち労働者の首をしめるという施策を後押しすることにつながったのです。青年層が、政治について学ぶ必要を強く感じました。2年前とは政治状況もかわっています。今回、個人名を書かない選挙区もありますが、比例では政党名を書くことができます。連合は、民主党の最大の応援団です。今後も、青年委員会としても政治について学ぶとともに、連合兵庫推薦候補者の必勝にむけ、全力を注いでいきましょう。 

◆今日の総会は、今期の活動総括ならびに、来期の活動方針が提起される大切な会です。後ほど、総括でも提案させていただきますが、今期の青年委員会の活動が無事に終えられたのは、青年委員会幹事のとりくみもさることながら、参加してくださった皆さんのご理解・ご協力の賜物だと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。以上で、挨拶とさせていただきます。本日は、どうぞよろしくお願いします。

連合兵庫事務局長:福永 明

 

◆青年委員会第2520141129seinensoukai004回定期総会のご盛会おめでとうございます。皆さんには連合兵庫の活動の一翼を担って貰っているということはもちろんですが、青年委員会の活動の活性化に向けていろんな工夫をして頂きながら、運動リードを頂いておりますことを改めて敬意を表しますとともに感謝申し上げたいと思います。私からは連合の抱える課題について、青年委員会に期待するということを少し交えながら話をさせて頂きます。 

◆連合兵庫としては、この10月30日の中央委員会で向こう一年間の活動計画について確認を頂きました。ただその時点では解散総選挙ということは全く想定しておらず、12月2日の公示、14日の投開票の日程が決まって今バタバタの状況だというのが実態であります。2月2日に春闘の連合としの方針が決定されます。したがってそれを受けて各組合は2月のタイミングで本格的な労使行使に入っていきます。この春闘方針はおそらく今の件案が大きく変わることはないと思うので申し上げますと、最大の山場を3月18日にもっていき、2月3月にかけて本格的な交渉に入っていくということです。そして同時平行的に統一地方選挙もそのタイミングでしっかり準備をしていくというのが合わせてやっていかなくてはならない中の一つとしてあります。 

◆地方委員会で確認頂いた活動計画の中には、40万連合兵庫を目指していく組織拡大の取り組み、更には男女共同参画の課題、連合兵庫25周年を迎えるにあたっての活動をどうするか、阪神淡路大震災20年経っての活動をどうするか、などの問題も多々抱えておりますので、大きな流れの活動の中にしっかりこうした課題についても計画的に進めていきたいと思っています。したがってこれまで同様に是非青年委員会の皆さんとしても連合兵庫として実施する各種活動集会、行事等々の強化実現に向けて是非積極的に引き続き組織の一翼を担って頂くことを是非お願いしておきたいと思っております。

加えて青年委員会独自の活動についても私自身大きく期待しております。学習・研修・文化体育・レク活動いろいろ独自的な活動があるわけですが、是非企画メンバーの皆さんは勿論ですが、以外のメンバーの意見やニーズなどをしっかり把握していく工夫を皆さんで展開して頂きたいと思っておりますし、こじんまりするのではなく大胆な発想でいろんなことを考えて頂けたらと率直に思っております。

具体的な活動を考えることは、実は大変しんどいことなのですが、具体的な活動を企画することに面白みを感じることができるような活動を多くして頂けたらなと思います。

きっとそのことが新しい自分の発見や自分を磨くということに繋がっていくと思いますし、おもしろく活動を企画していくということが結果として満足度の高い活動にも繋がっていくだろうと思いますので是非1年間このことを心掛けて頂きながら活動展開して頂けたらと思います。

 ■来賓あいさつ■

◆大変お忙しい中、来賓出席いただいた水岡俊一:参議院議員より激励のあいさつをいただきました。

 民主党県連代表:水岡 俊一  参議院議員

 

◆第25回の定期総会のご開催のお祝いを申し上げるとともに、日頃から本当に時間を大切に組合の為に活用し献身的に頑張っておられる皆さん方に敬意を表したいと思います。20141129seinensoukai005

 ◆私そもそもが、政治家の家に生まれたわけではありませんしもともと皆さんと一緒の連合兵庫に結集をする労働組合の組合員に一人であり、政治家サイドからの一方的な言い方のご挨拶よりは、是非労働者、労働組合の一員として政治をどういうふうに考えるのか、どういうふうに捉えてほしいのかという観点を大事にしてご挨拶に変えたいと思っております。

◆私も連合兵庫の一員だったその頃を思い出してみると、やはり連合が結成された大きな意味合いとしては『政権交代ができるような政治体制をみんなで作り、この日本にそういう政治を変えていく力を我々の手で作ろう』そういうふうに頑張ってきた過程がございます。皆さんにお力をいただいて政権交代を見事に実現を致しましたが、その後また改めての政権交代でいま民主党は野党に転落を致しました。そこで私が言いたいのは大変大きな失敗を致しましたが皆さん方のお力で政治を変えていくということがそこに実現したわけですから、改めて若い皆さんにはその思いをもう一度持って頂いてこれからの労働運動に是非政治を掲げていってほしい、もっといえば政治に参加をしてほしいと思います。

◆アベノミクスがどういうものだったのかということは皆さん方も肌でお感じになっているはずです。この中で給料がこの2年間で多少上がった方もいらっしゃるかもわからない、上がらなかったかたもいらっしゃるかもわからない、総じて言えば平均の労働者の賃金はこの9月の集計でいえば0.7%上がっているはずです。しかし上がったという印象が薄いのは何故か、それは物価がそれ以上に上がっているからです。実際には暮らし易くなっているわけではありません。

アベノミクスが成功した、株価が上がった、円安になった、景気は良くなったというけれども私達の生活には何らそういう良い印象がない所にこのアベノミクスの大きな問題があるわけであります。民間の千百社以上の集計が出ております、その決算状況は一兆三千四百億円の収益が出ております。この収益を叩き出しているのはどの会社かと見てみるとなんと上位十社だけで一兆一千億円です。たった十社でその収益の80%を叩き出しているわけであります。つまりアベノミクスが作ったその景気の良さというのは一部の一流企業だけなのです。一部1%の企業です、それが収益を上げているだけで多くの会社はあえいでいる、しんどい、労働者の賃金もそう上がらない。

株価が上がった、極々わずかな人間で100万ドル一億数千万以上の資産をもって、高級外車を買ったり、マンションを買ったりしている人たちも増えています。でも多くの労働者や多くの生活者は前よりも預貯金が減ったり、預貯金が無くなったり、そんな人たちが私の調べたところによりますと8%以上も増えています。

つまり格差をどんどん作った今のアベノミクス、安部政権のこの政治を止める為には皆さんのお力を頂きたいそんなふうに思うところです。

◆皆さん方の会社、組合、ご家庭、近所の方々、友達、そういう方々に皆さんの思いを伝えて頂けるような、そんな選挙にしなしと日本の政治は変わらないそんなふうに思います。皆さん方とともに頑張っていきたい、そういう思いも述べまして連体のご挨拶にしたいと思います。ともに頑張りましょう、ありがとうございました。

■総会役員選出・役員代議員出席報告■

◆議長より議事運営・資格審査委員会委員として、居田幹事(JP労組)・西田幹事(UAゼンセン)・仲間幹事(電機連合)・中本幹事(兵教協)・黒岩幹事(海員組合)が選出されました。役員選考委員会委員として、門田幹事(JR総連)・山取幹事(自動車総連)・梅田幹事(電力総連)・中谷幹事(JEC連合)・松本幹事(フード連合)が選出されました。議事運営・資格審査委員長の居田幹事より、本日の定期総会の役員・代議員の出席報告がなされました。満場の拍手で確認されました。

■第24期活動経過報告■第24期活動報告■

◆岩田事務局長(自治労):内容省略

■第24期活動総括■

◆各活動に対し、参加された担当役員から報告をおこない、最後に岩田事務局長(自治労)から全体総括をし、満場の拍手で承認されました。

第24期(2014年)活動総括

 

◆連合兵庫青年委員会は、『青年組合員のニーズに対応した、新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化・拡大に向けての活動を推進』を行動指針として活動に取り組んできた。

◆青年活動の前進に向けて ①青年活動の活性化、②青年層の政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レクリエーション活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の参加等の課題について、四役会議、幹事会、教育・イベント委員会で協議し活動を進めてきた。

◆また、各活動において、青年委員会役員である幹事がさまざまな役割を分担し、参加体験型を中心とした活動を通して、連帯と活動目的の共有化を目指した。合わせて、連合兵庫主催の行動に対しても、青年委員会として積極的に活動の一翼を担ってきた。学習・教育活動は、次代を担う青年組合員としての基礎的な学習と見識を広めるという役割があり、青年委員会では幹事会、教育・イベント委員会においてその内容を協議し開催してきた。こうした中での2014年度における重点的な取り組みの報告は、次の通りである。

◆2014春季学習会  総括

と き 2014年4月19日(土)

ところ 兵庫県中央労働センター 小ホール

参加者  73名(井上委員長以下役員18名・事務局2名含め)

テーマ 「なるほど・ザ・KUMIAI」

~みんなで知ろう!語ろう!必要性と役割~

◆平和行動in沖縄  総括

と き 2014年6月23日(月)~ 25日(水)

ところ 沖縄県・那覇市内

参加者 15名(構成組織7名、地協5名、青年委員会2名、事務局1名)

岩田  真幸 事務局長   石坪  良介 幹事

◆平和行動in長崎  総括

と き 2014年8月8日(金)~10日(日)

ところ 長崎県・長崎市内

参加者 23名(構成組織9名、地協10名、青年委員会2名、事務局2名)

仲間  寛晃 幹事   山取  勇喜 幹事

◆2014役員研修会  総括

と き 2014年8月19日(火)

ところ キッコーマン高砂工場

参加者 14名(井上委員長以下役員11名、事務局2名)

◆2014秋季交流会  総括

と き 2014年9月19日(金)~20日(土)

ところ 淡路 津名ハイツ

参加者 63名(井上委員長以下役員14名、事務局2名含む)

◆政策・制度要求

6月に連合本部 神津事務局長との直接対話が行われた。わたしたちの願う政策・制度要求の実現、青年層の政治への関心の向上について意見交換がなされた。今後も、青年委員会としても幹事会や行事などを通して、青年組合員がより積極的に、仕事や職場環境・政治課題などについての意見交換ができる場面を設けていく。

また、連合が掲げる『働くことを軸とする安心社会』の実現へむけて、引き続き連合兵庫が推薦・支持する首長・議員と連携を強化していく必要がある。

◆災害支援活動 

東日本大震災から3年半を経過し、復興にむけた多くの取り組みが推進されているが、今なお被災地は多くの課題を抱えている状況の中、第85回兵庫県メーデーでは、青年委員会として被災地復興支援カンパ活動を行った。

さらに、8月16日、17日の豪雨により県内の一部の地域に大きな被害が発生し、それを受け連合兵庫災害支援ボランティアとして丹波市へ396名を派遣した。今後も被災地の復興・再生、併せて豪雨災害等における現地への支援もすすめていくことが必要であり、阪神・淡路大震災を経験した私たちだからこそできる役割の発揮を果さなければならない。

 まとめ

連合兵庫青年委員会は、各構成組織・地域協議会の協力を得て、青年委員会役員の相互の連帯と理解を深めながら活動を展開している。

青年委員会の行事についても、四役会議、幹事会、教育・イベント委員会等で検討を重ね、各構成組織、地域協議会の協力を得ながら行った。

2014年度政策・制度要求の活動としては、連合兵庫統一行動20141129seinensoukai006への青年委員会としての役割と位置づけを確認しながら、2014春季生活闘争総決起集会、第85回兵庫県メーデー等の各集会および街頭行動に積極的に参加した。

社会活動の取り組みとしては、青年委員会の代表を連合兵庫の各平和行動へ参加派遣し、活動報告をした。

今後も今までの活動の実績を土台とし、連合・連合兵庫加盟の構成組織、単組・支部、各地域での様々な活動をすすめるためのネットワークとなるよう、青年組合員一人ひとりが積極的に参加し、より広範囲な活動が展開できるようにすることが重要である。

全体総括
岩田事務局長(自治労)
春季学習会報告
塩林副委員長(基幹労連)
平和行動IN沖縄報告
石坪幹事(JAM)
 20141129seinensoukai012  20141129seinensoukai007  20141129seinensoukai008
平和行動IN長崎報告
山取幹事(自動車総連)
役員研修会報告
松本幹事(フード連合)
秋季交流会報告
仲間幹事(電機連合)
 20141129seinensoukai009  20141129seinensoukai010  20141129seinensoukai011

■第25期 活動方針(案)■第25期活動計画(案)■

◆引き続き、岩田事務局長が25期活動方針(案)・25期活動計画(案)を提案し、満場の拍手で承認されました。

第25期(2015年)活動方針 (案)

◆連合本部は、第10回定期大会において連合運動の活性化と次代を担う青年の交流・育成を目的とし『青年活動委員会』の設置を確認した。

◆青年層に関わりの深い課題については、『青年活動委員会』で検討・協議し、青年組合員の意見を連合運動に反映させることとしている。

◆また、次代の連合運動を担う人材の発掘・育成にむけ、各構成組織・地方連合会を主体に職場や地域における青年活動のさらなる活性化をはかる。引き続き青年活動への女性の参画推進を主要課題とし、意識改革にむけた広報活動に努める。

◆連合兵庫青年委員会は、青年組合員のニーズに対応した新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化にむけて①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求、③学習活動の推進、④文化・体育・レクリエーション活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の検討等に関する活動目標・課題について、四役会議・幹事会・専門委員会で協議し活動を推進していく。

◆また、男女共同参画社会の実現と、地域活動や社会活動への参画をめざし、関係組織・委員会等とも連携しつつ、交流活動を中心に取り組むこととする。

1.青年活動の活性化

(1)構成組織や地域における青年活動を進めるため、連合兵庫青年委員会の活動への積極的な参加をよびかける。

(2)連合兵庫の関係する各種専門委員会と連携し、相互交流をはかり、男女共同参画社会の実現にむけて取り組んでいく。

(3)地域における青年層のネットワークを築くとともに、連合近畿ブロックとの交流をはかり、青年会議にも積極的に参加する。また、全国的な青年の連帯を深めるため、連合『青年活動委員会』の提起する活動に積極的に参加し意見反映にも努めていく。

(4)青年委員会機関紙「YOUTH」を発行し、青年委員会の活動を発信する。また、連合兵庫ホームページ等を用い活動を発信する。

2.青年の要求実現にむけて

(1)格差拡大の社会の是正、雇用の質の安定確保、賃金の維持・向上、雇用増に結びつく労働時間の短縮等の労働諸条件改善のため「2015年春季生活闘争」に積極的に参加する。

(2)次代の組合活動の担い手として、組合活動の認識、意識の向上等をはかり、青年層をとりまく課題についても連合本部と意見交換を行い、ともに取り組む。

(3)わたしたちの願う政策・制度要求の実現にむけて、連合兵庫が推薦・支持する首長・議員と連携をはかっていく。

(4)今後想定される、首長選挙、地方議会議員選挙においては、「連合の政治方針」を基本に、民主党を基軸とした連合兵庫の政策を実現する候補者の必勝をめざし、意思統一をはかっていく。

3.学習活動の推進

(1)連合運動、労働組合運動に必要な知識、教養、行動力を身につける青年向けの学習会を実施する。

(2)青年リーダーの育成のために、コミュニケーション能力の向上とネットワークづくりを目的に、研修会・交流会を開催する。

(3)「世界の恒久平和」の実現をめざし、連合平和行動に積極的に参加する。

4.文化・体育・レクリエーション活動の推進

(1)構成組織の青年の連帯強化にむけて、文化・体育・レクリエーション活動等の魅力あるイベントを実施する。

(2)連合兵庫もちつきフェア、メーデー等に積極的に参加する。

5.社会参加・ボランティア活動の推進

(1)連合「愛のカンパ」、「平和運動」に構成組織(産別)を通じて積極的に参加していく。

(2)社会貢献活動の一環として、ボランティア団体等とも連携して活動に参加・協力していく。

(3)環境を守り、地球にやさしい暮らしをする運動を検討し取り組んでいく。

(4)連合地域協議会のクリーンキャンペーンに参加・協力していく。

(5)今後起こりうる災害の被災地支援に対しては、連合兵庫の要請にもとづき積極的に参加していく。

6.国際連帯活動の検討

(1)連合の方針を踏まえ、国際的な連帯、交流ができる環境づくりを推進する。

(2)国際連帯・交流の活動の視点を広げ、兵庫県内、地域での活動を検討していく。

(3)連合兵庫青年委員会独自の国際交流については、国際的視野を広げるため、連合近畿ブロック、連合兵庫執行委員会の助言と構成産別の協力を得ながら検討していく。

上記活動の具体化については、年間活動の中で、四役会議、幹事会、専門委員会(教育・イベント委員会等)で協議検討していく。 

◆質問◆

JP労組 名村様⇒来年は戦後70年になりますので、青年委員会での広島平和行動に沢山の方の参加ができるようにバスなどを出す検討をして頂けないでしょうか?現在JP労組兵庫連協としても前向きにただいま検討しておりますので、ご確認検討の程宜しくお願い致します。以上です。

◆回答◆

岩田事務局長⇒平和行動につきましては連合兵庫国民運動推進委員会で計画しておりますので、その件は青年委員会から委員会にあげさせていただきます。

■新役員の選出■

◆新役員の選出について、役員選考委員会委員長の門田幹事(JR総連)が提案し、満場の拍手で選出されました。

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連合兵庫青年委員会 第25期(2015年)役員

役 職

名前

産別名(出身組織名)

 

委員長

福岡  琢也

基幹労連(三菱重工労働組合神船支部)

副委員長

岩田  真幸

自治労(神戸交通労働組合)

副委員長

藤  正義

UAゼンセン(大阪ガス労働組合兵庫ブロック)

副委員長

仲間  寛晃

電機連合(パナソニックAVCネットワークス労働組合ITP支部神戸分会)

副委員長

満崎 太郎

情報労連(NTT労働組合)

事務局長

三上  雅康

兵教協(兵庫県教職員組合協議会)

事務局次長

堀毛 祐宜

JP労組(JP労組兵庫連絡協議会)

幹 事

三戸呂  卓

基幹労連(神戸製鋼所労働組合神戸支部)

幹 事

藤原 敏也

自治労(自治労兵庫県本部)

幹 事

西田  隆志

UAゼンセン(関西スーパー労働組合)

幹 事

加藤  義朗

電機連合(富士通テン労働組合)

幹 事

中本  照久

兵教協(兵庫県学校厚生会職員労働組合)

幹 事

居田 祥宜

JP労組(JP労組兵庫連絡協議会)

幹 事

吉田  将太

JAM山陽(ナブテスコ労働組合神戸支部)

幹 事

山取 勇喜

自動車総連(ダイハツ労働組合)

幹 事

梅田 健太

電力総連(関西電力労働組合神戸支店支部)

幹 事

松本 考洋

フード連合(全森永労働組合神戸支部)

幹 事

岡本 佳隆

情報労連(NTT労働組合)

幹 事

中谷  友一

JEC連合(日本山村硝子労働組合播磨支部)

幹 事

谷口  博剛

私鉄総連(山陽電気鉄道労働組合)

幹 事

林    真緒

JR連合(JR西労働組合神戸地方本部)

幹 事

渡部  孝一

全電線(古河電工労働組合大阪支部)

幹 事

高橋  良輔

ゴム連合(住友ゴム労働組合神戸支部)

幹 事

黒岩 和広

海員組合(全日本海員組合関西地方支部)

幹 事

松下  晴彦

大阪国税(大阪国税労働組合)

幹 事

平井  秀成

全水道(神戸市水道労働組合)

幹 事

山下  秀也

紙パ連合(王子イメージングメディア労働組合)

幹 事

宮田由一朗

税関労組(日本税関労働組合神戸地区本部)

幹 事

服部 賢志

国公総連(全農林労働組合神戸中央分会)

幹 事

門田 利文

JR総連(JR西労姫路支部)

◆新役員代表挨拶◆

福岡 琢也 委員長(基幹労連)20141129seinensoukai016

◆今回委員長に選出して頂きました。基幹労連三菱重工労働組合の福岡です。今期一年宜しくお願い致します。今期は30名という体制でやっていくことになっております。その中で各研修会等もいろいろ企画もしてまいりますので、是非参加して頂きたいと思っております。また今回退任される役員の皆さまどうもお疲れ様でした。井上:前委員長の思いもしっかり引き継ぎながら、新しい風も入れていきたいというふうに思っておりますので宜しくお願い致します。それでは宜しくお願い致します。

■退任役員あいさつ■

◆今期で退任される役員からごあいさつがありました。

<当日参加者>

◆井上拓路:前委員長(兵教協)

私自身は2009年の4月からこの連合兵庫の会に関わらして頂きました。会をし20141129seinensoukai014て思ったのは参加して下さった皆さんがいたおかげでいろんな学習会が成立することができ本当にありがたかったと思っております。

会議等でどの様な会にするのか、狙いは何にするのかなどを考え企画するのですが、いろんなプライベートの時間もあったかと思いますが、参加しようという意思をもってきて下さったことに感謝しております。

あと幹事の皆さんに感謝していることは、私自身は宝塚で小学校の教師員をしています。普段は学校にいって授業をして職場の同僚と話をして家に帰るという生活を送っていたのですが、やっぱりいろんな職種、産業と関わる方と話すことによって、自分の価値観と違った価値観に出会えたことが本当に大きな財産となっています。研修後の親睦会などでもいろんな話を聞かしてもらったことはありがたかったなと思っております。

今後は支部の執行委員をしていくなかで、自分の職場に帰って自分の職場がいかに楽しく働ける職場になるのか、心地よく働ける職場になるのかっていうことを自分としては精一杯努力していきたいなと思っております。

今後とも新福岡体制を陰ながら支えていきつつ自分のできることをしっかりとやっていきたいと思っております。5年と8カ月お世話になりました。

◆塩林宏之:前副委員長(基幹労連)

私は2013年から2年間に渡りまして副委員長を務めさせて頂きました。その間様々な行事の運営等々に関わってまいりました。その中で今年の3月には東遊園地で行われた春闘の決起集会でシュプレヒコールをしたこともございました。こういった貴重な経験をさせてもらえたことも含め、この2年間とても充実した活動を送ることができました。

単組に戻りましても執行委員は続けてまいりますが、今後は連合兵庫青年委員会OBとして次期福岡委員長体制を側面から支えていければと思っております。本当にこの2年間ありがとうございました。

◆石坪良介:前幹事(JAM山陽)

私は去年新任幹事として着任させて頂きましが、わずか1年での退任となり非常に申し訳なく思っております。この1年間でいろいろと学ばして貰いました。先程も報告した平和行動への活動と、この中にも参加して頂いた方が何人かいらっしゃるとおもいますが秋季交流会でのイベントの企画、運営実施もさせて頂きました。

いろんな経験を積まして頂いて勉強させて頂いてこれからもっともっと発揮したい中だったのですが会社での諸事情により今回退任させて頂くことになりました。今後も連合兵庫の活動で声をかけて頂いけたら協力させて頂きますので何かありましたらこれからも宜しくお願い致します。この1年間ありがとうございました。

<当日欠席者>

◆川崎裕二:前副委員長(電機連合)

◆手島  諭:前幹事(基幹労連)

◆吉田良太郎:前幹事(私鉄総連)

◆小林裕基:前幹事(JR連合)

◆芳田達郎:前幹事(全電線)

◆湧井公輔:前幹事(ゴム連合)

◆太田誠人:前幹事(大阪国税)

◆日當和之:前幹事(紙パ連合)

◆黒崎   崇:前幹事(税関労組)

◆植野和真:前幹事(兵教協)任期途中

これまで連合兵庫青年委員会をお支えいただきありがとうございました。 事務局

■書記・総会役員解任■

■議長降壇■

■閉会あいさつ■

◆藤副委員長(UAゼンセン)が閉会のあいさつを述べ、第25回定期総会の幕を閉じました。

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