• 活動内容

連合兵庫女性委員会2021年度「男女平等月間」の取り組み報告

「女性のための労働相談ホットライン」「 兵庫労働局 雇用環境・均等部への要請」を実施しました!

連合兵庫女性委員会は、毎年6月を「男女平等月間」に設定し、職場・家庭・地域における男女平等参画の重要性について組織内外に合意形成をはかり、社会全体の男女平等推進の機運を高めるため、全国の働く仲間と連動して様々な取り組みをおこないました。
(6月26日(土)開催の「2021男女共同参画研修会」については、掲載済み)

【女性のための全国統一集中労働相談ホットライン】

 日  時  2021年6月8日(火)~ 9日(水) 10:00~ 19:00
 場  所  連合兵庫
 対  応  女性委員会より 安樂委員長(UAゼンセン)、福山副委員長(兵教協)、永野幹事(基幹労連)、
大西幹事(ゴム連合)、組織化アドバイザー、事務局

  女性のための全国統一労働相談ホットラインでは、労働組合の有無かかわらず、様々な職場・立場で働く女性(男性)の切実な相談が寄せられ、新型コロナウィルスの感染拡大にともなう職場環境の悪化や、職場内のパワハラやいやがらせを受けているなど、二日間で30件の相談が寄せられました。
 また、労働相談ホットラインの実施当日には、NHK神戸放送局の取材を受け、ニュース内で紹介されました。

【兵庫労働局 雇用環境・均等部  雇用における男女平等に関する要請行動】

 日  時   2021年7月7日(水)10:30~ 11:30
 場  所   兵庫労働局  第3共用会議室
 出席者   村山副会長(ジェンダー平等・多様性推進委員会委員長/兵庫フード連合)
女性委員会 安樂委員長(UAゼンセン)、福山副委員長(兵教協)、日下部事務局長(情報労連)、出石副事務局長、事務局 北野

要請書を手渡す村山副会長(右側)、小田雇用環境・均等部長(左側)要請書を手渡す安樂委員長(右側)、小田雇用環境・均等部長(左側)

 要請行動では、村山副会長、安樂委員長がそれぞれ兵庫労働局 雇用環境・均等部の小田部長に要請文書を手渡したのち、安樂委員長が4つの項目ごとに要請内容について説明しました。続いて、事務局から6月の男女平等月間の実施した女性委員会の取り組み報告をおこないました。
 その後、要請内容について、小田部長、新村企画課長より各項目ごとに各種統計結果や関連資料を示しながら、雇用環境・均等部の取り組み報告等をいただき、意見交換をおこないました。 意見意見交換では、連合が「男女平等月間」で全国統一で取り組んできた経緯についてのほか、本年6月3日に成立した改正育児・介護休業法にともなう男性の育児休業取得に関する現状、性的指向・性自認に関するハラスメントを含む働く場におけるハラスメント関連法の実効性などについて意見を交わしました。
 また、仕事と生活の両立支援法整備や制度が充実してきているにもかかわらず、ジェンダー平等がなかなか進まない社会の状況に、アンコンシャス・バイヤスが大きく影響しているのではないかという認識も共有することができました。
 女性の活躍推進を含めた誰もが安心して働き続けることのできる職場づくりに向けて、様々な課題を解決していくには、労働行政と労働組合・使用者が三位一体となって取り組んでいくことが不可欠だということを再確認し、有意義な意見交換となりました。
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