2015春季生活闘争方針説明集会 次第
司会・進行 辰巳 信彦(連合兵庫副事務局長)
1.開会
2.主催者代表あいさつ
連合兵庫会長 辻 芳治
◆12月14日投票の第47回衆議院総選挙については、たいへん残念な結果となり、労働者保護ルール改悪問題についても再燃することも懸念され厳しい状況となっています。しかし、われわれは下を向いてばかりはいられません。安倍政権に対峙すべく、働く仲間の結束を強固なものとしていくことが重要です。
◆本日12月22日は、労働組合法制定記念日でもあり、25年前に連合兵庫が結成された記念すべき日でもあります。あらためて、労働組合の使命・役割について振り返って考えていただきたいと思います。
◆今回の2015春闘方針説明会は、例年よりも一カ月ほど早い開催となりました。もうすでに、構成組織の方針を受けて、それぞれの組合での要求項目等の協議に入っておられると思いますが、連合方針等を確認の上、2014年度を上回るような春闘にしていただきますよう、最後までのご協力をお願い申し上げます。
3.連合2015春季生活闘争方針について
講師:連合総合労働局長 須田 孝
◆2015春季生活闘争方針
◆2015春季生活闘争 中小共闘方針
◆2015春季生活闘争 非正規共闘方針
◆2015春季生活闘争におけるワークルールの取り組み
◆2015春季生活闘争における男女平等課題に関する
取り組み
◆2015春季生活闘争「政策・制度実現の取り組み」について
◆「経済の好循環に向けた政労使会議報告
◆その他
4.連合兵庫2015春季生活闘争について
「連合兵庫2015春季生活闘争 当面の取り組み」
連合兵庫事務局長 福永 明
◆連合兵庫は12月2日開催の連合第69回中央委員会で確認された2015春季生活闘争方針を受け、12月25日開催の連合兵庫中小労働対策委員会 (拡大構成開催)において、連合兵庫2015春季生活闘争方針および当面の取り組みを協議し、2月4日開催の連合兵庫第9回執行委員会において方針の確認および闘争開始宣言をもって2015春季生活闘争を開始する。
◆連合兵庫における具体的な要求内容および取り組みについては、連合2015春季生活闘争方針に基づき構成組織(産別)方針を基本とし、具体的な要求内容について、地方・地場の水準・目安・地域ミニマム等を提示し、個別課題におけるそれぞれの取り組みについては、連合兵庫特別委員会・専門委員会・部門連絡会等においても検討を行い、各行政機関・関係諸団体等との連携を図り要求実現を目指すこととする。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 連合兵庫の闘いの進め方(案) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1.闘争機関の設置
(1)2月4日開催の第9回執行委員会において連合兵庫春季生活闘争方針を確認し、直ちに春季生活闘争本部を設置する。
(2)闘争本部は、闘争本部長に会長、副本部長に会長代理、闘争本部構成員として副会長、闘争本部事務局長に事務局長、事務局次長に副事務局長を配置する。
(3)春季生活闘争本部の下に、構成組織の自主的な参加による「中小共闘センター」を設置する。センターは、ミニマム運動課題の徹底と賃上げ集計、各種情報提供やその共有化を行いながら中小・地場労組への闘争支援を行う。また、本部方針にもとづく共闘体制(共闘連絡会議、パート・有期契約、非正規労働者等、地域共闘)の構築をはかる。
2.効果的な相場波及と中小・地場共闘の強化
(1)要求書は原則として2月末までに提出する。
(2)共闘連絡会議のヤマ場を踏まえて、交渉日程の調整や必要な戦術設定の準備を進め、最大のヤマ場に集中と3月月内決着が図れるよう努めるものとする。
3月18日(水) 最大のヤマ場
3月16日(月)~20日(金) 先行組合回答ゾーン
3月23日(月)~31日(金) 中堅・中小集中回答ゾーン
を基本とし、4月~5月以降の中小・地域共闘体制の強化をはかる。
(3)効果的な相場波及に結びつけるため、産別は主要組合の平均的・標準的な賃金カーブ維持分や定期昇給相当分を公開する。各組合は協力して情報の開示に努める。
(4)上記の活動を進めるための情報提供としての兵庫県下における賃金改定等の速報の定期的発信と地域激励行動を強化する。
(5)各地域協議会における情報交換と共有化を前提に、地域における中小・地場共闘の活動の展開を目指す。地協構成組合への情報提供と地協役員による激励行動等の実施の検討
(6)非正規労働者の労働条件改善に関する取り組み
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 当面の具体的な取り組みについて (案) ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1.当面の具体的な取り組みと行動について
(1)2015春季生活闘争本部ならびに中小共闘センターの設置・立ち上げ
2月4日開催の第9回執行委員会において、2015春季生活闘争本部ならびに中小共闘センターの設置を確認する。
(2)連合兵庫2015春季生活闘争開始宣言
2月4日開催の連合兵庫第9回執行委員会において宣言の実施
(3)2015春季生活闘争「なんでも労働相談ダイヤル」強化月間(2月)
1)実施時間 2015年2月12日(木)~2月15日(日)【4日間】
2)相談体制と相談員の要請
◎相談員は、アドバイザー・事務局および構成組織に個別登録を要請
3)具体的な宣伝活動計画と取り組みについて
◎新聞広告の掲載
◎各地域において本部器材(チラシ・ティッシュ)等を中心に街頭キャンペーンを実施

(4)連合兵庫2015春季生活闘争総決起集会・全県一斉街頭総行動
1) 連合兵庫2015春季生活闘争・政策制度要求実現総決起集会
と き 2015年3月7日(土)11:00~(開会予定)
ところ 神戸・東遊園地
内 容 兵庫県中央総決起集会/デモ行進・街頭行動を行う
要請規模 2,500名
2)各地域協議会は、3月7日(土)~12日(木)を中心とした3月上旬をメドに決起集会・街頭行動を各地協の実状に応じて行う
(5)構成組織(産別・組合)激励行動・懇談会
連合兵庫より、構成組織【産別・組合】への激励行動・懇談会を計画する。
共闘連絡会議・連合兵庫部門連絡会を意識し検討する。
(6)情報の発信について
①中小共闘センターによる賃金改定・労働条件改定情報を発信する。
②各地域協議会においても情報発信の立場から積極的な情報の発信を行う。
③連合兵庫情報発信について
2015春季生活闘争関係の情報発信については、連合本部および本部中小共闘センターの
情報発信にあわせタイムリーな情報発信を行う。
(7)連合兵庫専門委員会・部門連絡会の取り組みについて
①連合兵庫部門連絡会における取り組み
②連合兵庫女性委員会『3.8国際女性デー』の取り組み
③連合兵庫青年委員会『2015春季学習会』
(8)関係団体との連携による取り組みについて
①(一財)兵庫勤労福祉センター
シンポジウム『高齢者雇用を考える』
と き 1月25日(日)13:30開会
ところ ラッセホール2F ホール
内 容 高齢者雇用に対する意識調査報告・パネルディスカッション
②ひょうご仕事と生活センター
●ひょうご仕事と生活センター機能の活用
●ひょうご仕事と生活の調和『推進企業宣言』への取り組みの促進
(9)行政・経営者団体との取り組み
①平成26年度地域産業労働懇談会 (兵庫労働局・連合兵庫事務局)
と き 2月 2日(月)予定
②平成26年兵庫県労使懇談会 (兵庫県経営者協会・連合兵庫三役)
と き 2月26日(木)
③2015年度兵庫県に対する政策・制度要請回答
と き 2月下旬予定
④県政懇談会 (兵庫県)
未定
⑤平成26年度雇用対策三者会議 (兵庫県・兵庫経協・連合兵庫)
未定
2.連合兵庫2015春季生活闘争共闘体制について
(1)連合本部共闘連絡会議と連合兵庫部門連絡会
(2)地域・地場共闘体制の取り組み
①地域協議会への取り組み要請
(3)2015春季生活闘争と連動した非正規労働者に関わる取り組み
①非正規共闘担当者会議:連合本部
②「職場から始めよう運動」
③連合・非正規労働相談『連合兵庫労働相談強化月間2月』
④非正規労働者と構成組織・部門連絡会等との連携による多面的な意見交換・対話活動等の場の検討
5.団結ガンバロウ
連合兵庫中小労働対策委員会委員長 切山 義行(副会長)

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