『兵庫労使相談センター』解散レセプション

兵庫労使相談センター解散について

　労使相談センターは、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災後、頻発した労使紛争に対して労使双方の視点から当事者に寄り添い、円滑な解決に向けた相談支援等に取り組むため、1996年9月3日に開設しました。
　設立後、当センターについては、多くの労使紛争当事者をはじめ、労働省（現厚生労働省）関係者、マスメディア等から注目され、2001（平成13）年の「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」の制定に寄与したものと考えています。
　同法制定後、都道府県労働局総合労働相談センターをはじめ、弁護士会（紛争解決センター）、社労士会（労働紛争解決センター）、日本産業カウンセラー協会（ＡＤＲセンター）、日本司法支援センター（法テラス）など、個別労働関係紛争のあっせん等を行う機関が数多く整備・設置されました。
　こうした中、当センターは各機関との連携の下で、労使紛争解決に向けた相談支援に取り組んできましたが、相談取扱件数の減少に加え、相談員の高齢化及び相談員確保困難等、運営体制の見直しを迫られる状況となりました。
　こうした状況をうけ、センター支援団体である連合兵庫及び兵庫県経営者協会と協議を重ね、兵庫県とも相談した上で、2023（令和5）年12月末をもって相談窓口業務を終了し、2024（令和6）年3月にセンターを閉鎖することにしました。
　これまで連携、協力いただきました貴機関及び関係者の皆様には、突然のお知らせとなりましたことをお詫び申し上げるとともに、これまでいただきました温かいご支援・ご声援に対し、深く感謝申し上げます。
　なお、当センター閉鎖後、兵庫県産業労働部労政福祉課に相談窓口が設置される予定です。貴機関におかれましては、県内個別労使紛争解決に向け、引き続きご支援、ご協力、ご活躍いただきますようお願いします。

２０２３年１２月１９日
兵庫労使相談センター
代表委員　橋本　伊三男
副代表委員　寿賀　義治

兵庫労使相談センター　解散レセプション

日時　２０２３年１２月１９日（火）
場所　ラッセホール　２階『ローズサルーン』

〇代表挨拶
 　橋本　伊三男　兵庫労使相談センター代表　
〇設立団体挨拶
　福本　明　日本労働組合総連合会兵庫連合会会長
　成松　郁廣　兵庫県経営者協会会長
〇来賓挨拶
　白川　智子　兵庫県産業労働部次長
　金刺　義行　兵庫労働局長
〇記録紙発行にあたって
　城内　喜博　兵庫労使相談センター元事務局長
〇感謝状贈呈
〇閉会挨拶
　寿賀　義治　兵庫労使相談センター副代表