女性委員会が第14回「女性セミナー」を開催
- 場所:神戸風月堂ホール
- 時間:2015年10月17日(土)10:30~
~ 戦後70年 女性の目から見た戦争と平和 ~
◆連合兵庫女性委員会(釜口委員長:兵教協)は、例年10月に、兵庫県内各地を訪問し、地域の男女共同参画施策等、特色ある取り組みについて意見交換をおこなうととともに、女性組合員相互の交流を目的とした「女性セミナー」を開催してきました。
◆第14回目となる今回は、本年が戦後70年目となることをふまえ、セミナーテーマを『戦後70年 女性の目から見た戦争と平和』とし、多くの国民が反対する中、9月19日に強行採決で可決された安保関連法制成立に見られるように、今、「戦争と平和」について関心が高まっていることから、女性の視点で今後の平和のあり方を考える内容としました。
◆10月17日(土)の10:30から、神戸市の元町商店街内にある「神戸凮月堂」ホールを会場に始まったセミナーには、連合兵庫女性委員会役員をはじめ、各構成組織・地域協議会の女性組合員42名が出席。
なお、今回のセミナー開催にあたっては、UAゼンセン兵庫県支部加盟の神戸凮月堂様の全面的なご協力をいただきました。この場をかりて、感謝申し上げます。
◆今回のセミナーは2部形式でおこない、第1部では、会場となった「神戸凮月堂」の代表取締役・会長の下村俊子さんにご講演をいただき、ご自身が子どもの頃に経験した先の戦争について、ご家族との思い出などを通じ、お菓子づくりに込めた平和への思いをお聞きしました。
昼食懇親会をはさんでの第2部では、神戸凮月堂の名菓「ゴーフル」のクリーム塗り体験と、元町商店街界隈を散策しながら港町神戸の歴史について学び、さわやかな秋晴れの下、有意義な一日を過ごしました。
◆セミナーは、女性委員会の安楽事務局長(UAゼンセン)の司会・進行ですすめられ、まずはじめに主催者を代表して、釜口委員長(兵教協)があいさつに立ちました。
◆つづいて、神戸凮月堂の代表取締役・会長の下村俊子さんより、「太平洋戦争4年目の記憶 戦時下の菓子店を支えていた母33歳の決断」と題して、お菓子づくりに込めた「平和」への思いについて講演をいただきました。
◆講演後は昼食懇親会にうつり、女性委員会の上田副委員長(情報労連)の進行で、参加者たちは、6つのテーブルそれぞれで美味しいランチをいただきながら、各自の自己紹介や組合での取り組み、職場での仕事についてなど、和気あいあいと語りあい、互いに情報交換をしました。
◆セミナー第2部では、参加者たちが二つのグループに分かれ、神戸凮月堂ミュージアム見学・名菓「ゴーフル」のクリーム塗り体験と、神戸元町商店街界隈の歴史散策を交互におこない、参加者同士の楽しい交流の機会となりました。
ゴーフルのクリーム塗り体験では、ゴーフル作りに46年以上携わっておられる「Mr.ゴーフル」こと中尾さんにご指導いただき、歴史散策では、神戸凮月堂の日崎執行役員より元町商店街の歴史について詳しくご説明いただきました。
◆第2部終了にあたり、女性委員会の谷口副委員長(電機連合)が閉会のあいさつを述べ、セミナーの全日程を終えました。
連合兵庫女性委員会副委員長 ◆セミナーにご参加の皆様、たいへんお疲れ様でした。 ◆本日のセミナーをとおして、私たちの周りにある「当たり前の幸せ」を、いつでも当たり前にできるようにするにはどうしたらいいのか、皆さんそれぞれに考えて下さったと思います。 ◆女性委員会では、このような「女性セミナー」を毎年違った内容で企画しておりますので、来年以降も、ご自身の所属組合の仲間を誘って、ご参加いただけると嬉しいです。 |