兵庫高退連第22回定期総会を開催
- 場所:神戸市勤労福祉会館
- 時間:2014年5月22日(土)13:00~
安心して暮らせる福祉充実の国をつくろう!
◆兵庫高齢・退職者連合(会長:藤江勝久・JAM山陽)は、4月22日(火)の午後1時より、神戸市の「神戸市勤労会館」で、役員・代議員あわせて約140名をあつめて、第22回定期総会を開催しました。また、この総会には、連合兵庫、日本高齢・退職者団体連合をはじめ、行政・事業福祉団体・政党・各級議員等の来賓約30名も出席しました。
◆総会の前段には、兵庫高退連主催の「第19回兵庫高齢・退職者川柳祭典」の表彰式をおこない、1000句を超える応募作品の中から選ばれた7句の特別賞受賞者に賞状と盾を贈り、栄誉を讃えました。
【第19回川柳祭典表彰式】
◆第19回兵庫高齢・退職者川柳祭典は、2014年1月から2月にかけて作品を募集し、兵庫県下の高齢・退職者を中心に262人から1,023句があつまりました。
今回のお題は『秘密』と『温もり』で、応募全作品の中から特別賞7句、お題ごとに優秀賞10句・佳作25句を厳選。
◆表彰式は、兵庫高退連総務委員会委員長の橋本:副会長(電力総連)の司会・進行ですすめられ、選者の村上氷筆先生の特別賞7句の講評のあと、川柳祭典の後援・協賛団体代表より受賞者に賞状と盾が授与されました。
兵庫高齢・退職者連合会長賞 「何事も秘密にできぬ人の好さ」 碓井 一男 連合兵庫会長賞 「譲られて温もり残るバスの席」 吉井 扇久 兵庫県知事賞 「ご近所に支えられてる安堵感」 福島 弘子 神戸市長賞 「国民を三猿にして秘密法」 佐藤 勝美 兵庫県労働者福祉協議会長賞 「白杖に温もりの手四方から」 竹内 孝吉 近畿労働金庫兵庫地区統括本部長賞 「宝にも命とりにもなる秘密」 藤田 正男 全労済兵庫県本部長賞 「煩悩の数だけ秘密持ち歩く」 木村 稔 |
【開会あいさつ 安富:副会長(情報労連)】 【議長選出】
◆兵庫県下よりお集まりいただきました代議員の皆様、たいへんご苦労様です。
ただいまより兵庫高齢・退職者連合第22回定期総会を開会致します。
私たちを取り巻く環境は、4月からの消費税増税、デフレからインフレへ転換、安陪政権の安定化と野党の流動化、そして高齢者福祉の行方と多くの課題がございますが、これらについては、のちほど、会長あいさつ、議案等で触れてまいります。
◆本総会の議長選出に関しては、事前に各構成組織へお願いしておりますので、お名前を発表してご承認をいただきたいと思います。(異議なしの声あり) それでは、議長団には、自治労の竹下:代議員、UAゼンセンの杉本:代議員のお二方にお願い致します。
【議長団登壇あいさつ 杉本:議長】
竹下:議長(自治労)、杉本:議長(UAゼンセン) 総会前半=杉本議長、総会後半:竹下議長) ◆議長団就任にあたり、みなさまのご協力でスムーズな議事進行を していきたいと思いますので、最後までよろしくお願い致します。 |
◆「議事・運営委員の乗井です。本日の総会の資格審査報告を申し上げます。
本日午後1時20分現在、召集代議員総数165名中・出席が114名、役員については29名中・出席26名となっており、したがいまして兵庫高退連規約第7条の総会成立要件を満たしておりますことをご報告致します。」
【総会成立宣言 杉本:議長】
◆「ただいまの報告により、本総会が規約にのっとり成立していることを宣言致します」
【主催者代表あいさつ 藤江勝久:会長(JAM)】
【来賓祝辞】
◆兵庫高退連第22回の定期総会のご盛会を、連合兵庫を代表して心よりお祝い申し上げます。
◆兵庫の地には約20年ぶりに足を踏み入れました。阪神・淡路大震災のボランティアとして被災者支援にあたったことが懐かしく思い出されますが、あの経験があったからこそ、のちに起こった各地での地震や、東日本大震災への復旧・復興支援に我々の活動が活かされているのだと思います。
◆ 兵庫県の人口が減少し始めてから数年が経過し、新聞報道では昨年度の人口が555万8000人となり、平成21年度の560万人達成から年々減少してきています。人口の減少とともに少子・高齢化がすすみ、兵庫県の長期ビジョンの予測によりますと、65歳以上の人口は現在の25%から2040年には40%に達するとみており、ますます高齢化がすすむとされています。
◆昨年秋に就任しました久元市長のもと、この4月には新体制での予算「元気創造予算」を執行しているところです。少子・高齢化等の課題にむけて、活力ある市政運営に取り組んでいきます。
◆藤江会長をはじめ、兵庫高退連の会員の皆様には、県下の労金をご利用・ご支援いただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
酒井 行雄:全労済兵庫県本部長 ◆藤江会長をはじめ、兵庫高退連の会員の皆様には、全労済をご活用いただいておりますことにあらためまして、心より感謝申し上げます。
◆民主党県連に対しまして、日頃より政策提言等、たくさんのご支援をいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
◆第22回の定期総会のご盛会をこころよりお祝い申し上げます。 |
【来賓紹介】
◆兵庫県議会議員 石井 健一郎、大塚 嵩弘、黒田 一美、石井 秀武、掛水 すみえ、山本 千恵、迎山 志保、永富 正彦、盛 耕三
◆神戸市議会議員 池田 林太郎、伊藤 めぐみ、人見 誠、大寺 まり子、大井 敏弘、川内 清尚、前島 浩一、岩田 嘉晃
◆水岡 俊一参議院議員秘書 張田 菜穂子
【祝電・メッセージ】
◆連合近畿ブロック高齢・退職者連絡会、連合大阪高齢・退職者の会、連合奈良高齢者・退職者協議会、連合京都高齢退職者連合会
◆神戸市長 久元 喜造
◆民主党兵庫県総支部連合会代表 水岡 俊一、前 参議院議員 辻 泰弘
◆兵庫県議会:小池 ひろのり、竹内 ひであき、越田 謙治郎
◆神戸市議会:平木 ひろみ
◆前 高退連事務局次長 土肥 淳二
<審議事項 以下 竹下:議長>
【第1号議案「2013年度活動報告」 高原:事務局長(電機連合)】
◆「内容省略」
【第3号議案「2014年度活動方針(案) 高原:事務局長(電機連合)】
【第2号議案「2013年度決算報告 辰巳:事務局次長】
◆「内容省略」
【会計監査報告 原:会計監査(自治労)】
兵庫高齢・退職者連合
2013年4月1日より2014年3月31日までの収支計算書ならびに貸借対照表について、会計帳簿と証拠書類照合の結果、適正かつ正確であることを認める。 2014年4月14日
会計監査 牛房 操 |
【第4号議案「2014年度予算(案) 辰巳:事務局次長】
◆「内容省略」
◆第1号議案から第4号議案まで一括提案ののち、一括採決をおこない、異議なしで承認されました。
【第5号議案「役員の一部交代について」 高原:事務局長(電機連合)】
役 職 | 就任者 | 退任者 | 選出組織 |
事務局次長 | 辰巳 信彦 | 土肥 淳二 | 連合兵庫事務局 |
幹 事 | 石村 良一 | 谷野 勉 | JR総連兵庫県協議会退職者組織 |
【第6号議案「退任役員表彰」 高原:事務局長(電機連合)】
◆本総会をもって退任される方々へ、藤江会長より感謝状と記念品を贈りました。
なお、同じく幹事の小酒 博和(私鉄総連:山陽電鉄高齢者退職者の会)さんも本総会で退任されることが報告されました。
役 職 | 退任役員氏名 | 出身組織 | 在任期間 |
事務局次長 | 土肥 淳二 | 連合兵庫 前事務局長代理 | 2007年11月~2013年11月 |
幹 事 | 谷野 勉 | JR総連兵庫県協議会退職者組織 | 1993年4月~2014年4月 |
【退任役員代表あいさつ 谷野:幹事(JR総連)】
◆兵庫高退連の発足以来、素晴らしい先輩方と仲間に恵まれて、私としてはたいへん充実した21年間でした。 ◆私は、この間に全力で高退連の運動に取り組んできましたことを誇りとし、良き思い出として老兵は消えていきます。 本当に21年間、有難うございました。 |
◆谷野幹事の退任あいさつの後、本総会あてに寄せられた土肥 淳二さんからのメッセージを、辰巳事務局次長が読み上げて披露しました。
【総会宣言(案) 吉田:副会長(兵教協)】
兵庫高齢・退職者連合第22回定期総会は、厳しい政治情勢の中で開催し、活動方針を決定した。 政府は、「社会保障と税の一体改革」を置き去りにし、後期高齢者医療制度の廃止見送りや医療費負担の引き上げ、介護保険制度の改悪など、私たちがめざす「安心・信頼の社会保障制度の確立」は厳しい環境になってきている。 東日本大震災から3年が経過したが、被災地の復旧と復興は遅々として進まず、原発事故の収束の目途もたたず、新たな汚染水の漏出問題が発生するなど、予断を許さない状況が続いている。 私たちは、被災地の生活再建に思いを寄せ、「絆」の大切さを再確認し、心新たに支援・声援を継続し、事故を風化させないことに努力しなければならない。 安倍政権は、デフレ脱却に向けて「大胆な金融緩和」「大幅な財政出動」などの政策を打ち出すことによって、円安・株価上昇を誘導し、大手企業や一部の富裕層には景況感を導いてきた。 しかし、国民・消費者は円安による燃料・食料品など生活必需品の物価高、さらに4月からの実施が決定された消費税8%引き上げにより生活が脅かされようとしている。 政治基盤を強化した安倍政権は、TPPの積極的参加、さらには憲法改悪、自衛隊の国防軍化など危険な政治姿勢を打ち出しつつある。 私たちは、如何なる政治情勢にあろうとも、退職者連合に結集し、「対政府要求」を実現させるために、粘り強く「現・退一致」の運動に全力を尽くさねばならない。 2014年4月22日 兵庫高齢・退職者連合第22回定期総会 |
(満場の拍手で採択)
【議長団降壇あいさつ 竹下:議長】
◆これですべての議事が終了致しました。最後までのご協力、有難うございました。議長団講壇させていただきます。
【閉会あいさつ 安富:副会長(情報労連)】
◆スムーズな総会運営いただきました議長団の杉本さん、竹下さんに感謝の拍手をお願い致します。有難うございました。
本総会で退任されました谷野さん、土肥さん、小酒さんには、これからも兵庫高退連の活動にご支援・ご協力をいただきますようお願いし、あらためましてお礼を申し上げます。
それでは、以上をもちまして第22回の定期総会を終了致します。