2016 平和行動in沖縄・広島・長崎・根室に参加
- 場所:沖縄・広島・長崎・根室
- 時間:2016年6月~9月
世界の恒久平和の実現に向けて
2016平和行動 IN 沖縄・広島・長崎・根室に参加
平和行動IN沖縄
◆連合は、平和に向けた連帯活動方針に「在日米軍基地の整理・縮小」「日米地位協定の抜本的見直し」「核兵器廃絶の取り組み」等をかかげ、毎年6月~9月を「全国平和運動強化期間」と位置付けて連合兵庫も平和行動を積極的に展開しています。
◆平和行動取り組みのスタートとして「2016平和行動in沖縄」に、6月23日(木)~25日(土)の3日間の日程で構成組織・地域協議会・青年委員会から8名が参加しました。
<23日(木)>
★連合兵庫独自行動「首里城」見学★
★連合主催 2016平和オキナワ集会★
会 場:那覇市民会館大ホール
規 模:1,300名
内 容:オープニング 「平和4行動語り部DVD(沖縄版)」上映
<第1部>演題「語り部から学ぶ次世代への継承と沖縄の現状」
講師:崎原 真弓さん(沖縄カリスマスーパーバスガイド)
主催者あいさつ 逢見 直人(連合事務局長)
地元歓迎あいさつ 大城 紀夫(連合沖縄会長)
来賓あいさつ 浦崎 唯昭(沖縄県副知事)
来賓紹介 国会議員
平和メッセージ 小関 顕太郎(連合北海道会長代行)
ピースリレー 山﨑 幸治(連合広島事務局長)
平和アピール 宮城 千絵(連合沖縄女性委員会事務局長)
★平和交流会★
会 場:ホテル日航那覇グランドキャッスル「首里の間」
規 模:400名
内 容:琉球舞踊・エイサーを鑑賞頂きながら、交流を深める
<24日(金)>
★連合主催 ピースフィールドワーク★
◆県内3コースに分かれて南部戦跡を見て学び、体験してきました。このピースフィールドワークは、連合沖縄青年委員会の皆様が4回の学習会を重ね「ピースガイド」となり実施されています。
◆連合兵庫は「戦跡Cコース(南部戦跡に学ぶ)」に参加。
①旧海軍司令部豪
②嘉数高台
③ひめゆりの塔
④魂魄の塔
⑤平和祈念公園(資料館)
★「在日米軍基地の整理・縮小」「日米地位協定の抜本的見直し」を求める集会・デモ★
主催者あいさつ 山根木 晴久(連合本部 総合局長)
報告・提起 大城 紀夫(連合沖縄会長)
デモ行進 県庁前県民広場~国際通り~牧志公園
平和行動IN広島
◆今年も『連合兵庫2016平和行動in広島』が8月5日(金)~6日(土)に行われ、連合兵庫の構成組織・地域協議会から13名が参加しました。
「連合2016平和ヒロシマ集会」では、各地方連合会・構成組織から2,714人が参加し、「ピースウォーク」「原爆死没者慰霊式・平和記念式典」を通じて核兵器の廃絶を求め、世界の恒久平和への誓いを再確認しました。
<5日(金)>
◇ピースウォーク◇
会 場:原爆ドーム・平和公園
◇広島平和記念資料館見学◇
◇連合2016平和ヒロシマ集会 ~恒久平和の実現に向けて 核兵器廃絶への新たな一歩を~◇
会 場:広島文化学園HBGホール
・折り鶴献納(5,500羽献納)
・プロローグ(「体験証言DVD」上映)
・開会あいさつ 連合広島会長 久光 博智
・黙祷
・主催者代表あいさつ 連 合 会 長 神津里季生
・来賓あいさつ 広島県副知事 中下 善昭 様
広島市市民局長 谷本 睦志 様
・海外来賓あいさつ ITUC人権・労働組合権局長 ママドゥ・ディアロ 様
・共催・後援団体紹介
・被爆体験証言 広島県原爆被害者団体協議会 坪井 直 理事長
・若者からのメッセージ(活動報告、メッセージ)
第18代高校生平和大使 脇原 華麗 さん
第19代高校生平和大使 岡田 実優 さん 吉田菜々子 さん 伊藤 美波 さん
・ピースメッセージ・ピースフラッグリレー
連合長崎代表団 連合長崎会長 森 光一
・平和アピール 連合広島 女性委員会委員長 石黒ひかり
・合唱 「原爆を許すまじ」 ソプラノ 片山 孝恵 さん ピアノ 上杉 智穂 さん
・閉会
会 場:原爆ドーム前
・献花、献水
<6日(土)>
◇原爆死没者慰霊式並びに平和記念式◇
会 場:広島市平和記念公園
・開式
・原爆死没者名簿奉納
・式辞
・黙祷・平和の鐘
・平和宣言
・放鳩
・平和への誓い
・あいさつ
・ひろしま平和の歌(合唱)
・閉式
平和行動IN長崎
◆広島の平和行動に続き、8月8日(月)~10日(水)にかけて行われた『連合兵庫2016平和行動in長崎』に、連合兵庫構成組織・地域協議会から8名が参加しました。「連合2016平和ナガサキ集会」「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」「ピースウォーク」を通じて、世界の恒久平和への誓いを再確認することができた行動となりました。
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<8日(木)>
◇連合2016平和ナガサキ集会 ~恒久平和の実現に向けて核兵器廃絶への新たな一歩を~◇
会 場:長崎県立総合体育館メインアリーナ
◎オープニング(ハンドベル)
◎開会挨拶 森 光一 連合長崎会長
◎黙祷
◎主催者代表挨拶 神津 里季生 連合会長
◎来賓挨拶 中村 法道 長崎県知事
田上 富久 長崎市長
◎海外来賓挨拶 ママドゥ・ディアロ 国際労働組合総連合(ITUC) 労働組合権局長
◎共催・後援団体紹介
◎被害者の訴え 田川 博康 (公財)長崎平和推進協会
◎ピースメッセージ 平和広島代表団 久光 博智・連合広島会長
◎若者からのメッセージ 溝越 史恭
◎高校生平和大使 ナガサキユース代表団
◎コンサート 「詩(うた)い・つなぐ」 吉岡 しげ美 様
◎平和アピール 山口 和樹 連合長崎青年委員会事務局長
◎ピースフラッグリレー 大出 彰良 連合北海道副会長
◎フィナーレ 「For The Peace Of World」
◎閉会
◆連合2016平和ナガサキ集会には、全国各地からから3,294名が参加し、盛大に執り行われました。 神津連合会長の主催者代表挨拶からはじまり、来賓として、長崎県知事、長崎市長、そしてITUC人権・労働組合権局長から挨拶を受けました。また、若者からのメッセージとして、ナガサキユース団・高校生平和大使から核兵器廃絶と世界の恒久平和に対する熱い思いを聞きました。彼らの言葉で「微力だけど無力ではない」とのフレーズが印象的でした。続いて、長崎平和推進協会の代表より、被ばく体験の話を聞きました。幼いころに被爆され両親とも離れ離れになり両親を助けたい一心で必死に駆けずりまわったことや再会を果たした父親を手術した医師の話を友人から聞き、被ばく体験や戦争の愚かさ、平和の尊さを次世代に語り継ぐ決心ができたとおっしゃっていました。戦争体験者は高齢化し、「自分たちに戦後80年はないかもしれない」との思いで一生懸命語り続けておられることに感銘を受けました。この集会を通じて、改めて戦争の残酷さや命の尊さ、平和の大切さなど多くのことを感じることができました。自分の周りだけが平和ならそれでいいということではなく、全世界が平和でなければならないことを強く感じました。
<9日(金)>
◇長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典 会場:長崎市平和公園
・被爆者合唱・開式・原爆死没者名奉安
・平和への誓い・児童合唱・来賓挨拶
・合唱 千羽鶴・閉式
◇ピースウォーク
会場:原爆落下中心地公園・長崎平和公園
◇平和記念資料館見学
◇万灯流し(原爆殉難者慰霊奉賛会主催・連合協賛)
◆平和祈念式典では、猛暑で日差しの厳しい中、多くの人が集まっていました。式典の進行を現地の高校生が務め、また長崎では原爆が投下された8月9日は本来学生は夏休み期間中ですが、登校日となり平和について学んでいるということも知りました。 式典では、長崎市長による「長崎平和宣言」がされ、被爆71年を振り返り、今の世界を見渡した時、私たち日本が、あるいは私たち一人ひとりがどう行動していくべきかを平和宣言で訴えているように感じました。その中でも、今年の5月にアメリカの現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問したオバマ大統領の行動を「自分の目と、耳と、心で感じる心の大切さを世界に示した」と表現されたことが印象的でした。また、被爆者代表の方による平和への誓いがあり、前日の集会と同様に平和に対する強い思いを持つことができました。
◆ピースウォークでは平和公園、原爆落下中心地公園にある多くのモニュメントの中から、連合長崎が選んだ原爆慰霊碑や記念碑をめぐり連合長崎青年委員会役員の皆さんがガイドを務め爆心地周辺の戦跡について、当時の様子や残された現状など詳しく教えていただきました。その際、連合兵庫組合員から寄せられた「折り鶴」約5,500羽を慰霊碑前に献納しました。その後は、各自自由行動で平和記念資料館の見学と万灯流しに参加しました。
<10日(土)>
◇軍艦島周遊コース ※連合兵庫行動
◆2015年7月に明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録された端島に上陸しました。少しでも波が荒いと上陸できないとのことで、上陸できることは大変ラッキーとガイドさんが話をされていました。平和、核兵器廃絶とは直接関係はありませんが、上陸すると島の様子の変わり果てた姿から、時代の流れの速さを感じ取ることができました。これは、戦後から今の平和な時代へ変化したと通じる部分があるようにも思えます。今後、世界遺産に登録されたことで訪れる人も増えてくると思いますが、そこで生活していた人たちの思いも感じながら訪れないといけないと強く感じました。
平和行動IN根室
◆6月の沖縄から始まった連合の平和4行動の締めくくりとして、9月10日(土)・11日(日)に「平和行動in根室」が開催され、連合兵庫の構成組織・地域協議会から7名が参加しました。
◆昨年度までこの根室平和行動には、連合兵庫として単独で団を組み参加していましたが、今年は、連合近畿ブロック2府4県の仲間とともに、「連合近畿地方ブロック連絡会」団(総勢42名)の一員として参加させていただきました。
<連合近畿地方ブロック連絡会 平和行動 in 根室>
日 程 2016年9月9日(金) ~ 9月12日(火)
場 所 根室市内 ほか
参加者 42名(兵庫7名、滋賀4名、京都4名、奈良3名、和歌山5名、大阪19名)
内 容 9日(金) 移動日
10日(土) アイヌ民族資料館の見学、北方四島学習会
11日(日) 2016平和ノサップ集会への参加、連合「ねむろ水産フェスタ2016」
12日(月) 帰途へ
<10日(土) 根室平和行動 1日目>
◆宿泊していた屈斜路湖畔のホテルから、根室市内へ移動。移動の道すがら、バスガイドさんから北海道の自然、農作物・畜産業の話題から、道内の経済動向、そして北方領土問題などについて、専門家顔負けの詳しい説明があり、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
午前中には、先住民族「アイヌ民俗資料館」を見学し、アイヌの方々の苦難の歴史と現在の状況について、ビデオ上映や豊富な展示物から学ぶことができました。
午後には、連合主催の「北方四島学習会」に参加。第1部の映画『ジョバンニの島』を鑑賞後、参加者たちは4つのセミナーにそれぞれに分かれ、パネルディスカッションや元島民の方ほかの講演に耳を傾けました。
◇第2部セミナー 内容◇
第1セミナー パネルディスカッション 「次代へ受け継ぐ平和への歩み」
パネリスト 鈴木 咲子さん(元島民・択捉島出身)
本田 幹子さん(元島民二世・志発島出身)
佐藤 花さん(立命館慶祥高校3年)
山根木 晴久(連合総合組織局長)
第2セミナー 「北方四島を知ろう」 講師:児玉 泰子(北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長)
第3セミナー 「行き詰まる日ロ交渉、打開の道は」 講師:石川 一洋(NHK 解説委員室解説主幹)
第4セミナー 「北方四島の自然と諸問題」 講師:本間 浩昭(毎日新聞社記者 北の海の動物センター理事)
<11日(日) 根室平和行動 2日目>
◆午前11時から北海道の最東端「納沙布岬」を会場に始まった「2016平和ノサップ集会」は、晴れ間が出たものの、海岸沿い特有の冷たく強い風が吹くすさぶ中、今年度はじめての試みとしておこなった「連合平和4行動 関係4道県青年委員会ピースキャラバン隊」の到着とともに始まりました。
◆キャラバン隊に参加した沖縄・広島・長崎・北海道の連合青年員会メンバーはそれぞれにマイクを握り、各地で取り組んでいる平和行動の様子や今後の取り組み継続について力強く発表し、恒久平和に向けて若い世代の活動が重要であると訴えました。
◆引き続きおこなわれた集会では、連合の逢見事務局長が主催者あいさつに立ち、北方領土返還要求運動を展開する中で、①平和への思いを継承する青年リーダーの育成、②北方四島交流事業(ビザなし交流)への参加 ③北方領土に残されている日本建築物の保存運動の継続 に引き続き力を入れて取り組んでいくとしました。
◆また、連合が平和4行動に加えて取り組んでいる「竹島の領土権確立問題」について、連合島根の原田事務局長から、北方領土とともに、日本固有の領土である竹島の置かれている現状について特別報告を受けました。その後、連合のピースフラッグが連合北海道から連合沖縄へ手渡され、集会アピール採択をおこないました。
北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の返還!
故郷への想いをつなごう!四島交流を進めよう!2016平和ノサップ集会
日 時 2016年9月11日(日)11:00 ~ 12:00
場 所 納沙布岬・望郷の岬公園
参加者 約1200名
内 容 オープニング 連合平和4行動 関係4道県青年委員会ピースキャラバン隊 取り組み報告
① 主催者あいさつ 逢見 直人 連合事務局長
② 地元歓迎あいさつ 出村 良平 連合北海道会長
③ 来賓あいさつ 長谷川 俊輔 根室市長
児玉 泰子 北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長
メッセージ代読 岸田 文雄 外務大臣
鶴保 庸介 内閣府匿名担当大臣
高橋 はるみ 北海道知事
④ 来賓紹介 橋本 豊行 北海道議会議員
中田 克哉 北海道北方領土対策根室地域本部本部長
鈴木 咲子 公益財団法人千島歯舞諸島居住者連盟
⑤ 元島民の訴え 鈴木 咲子
⑥ 特別報告(竹島問題) 原田 恵介 連合島根事務局長
⑦ 平和メッセージ 森 光一 連合長崎会長
⑧ ピースリレー 出村 良平 連合北海道会長、大城 紀夫 連合沖縄会長
⑨ 集会アピール採択 貞尾 光孝 根室地区連合会
⑩ 団結がんばろう 淺野 康敏 連合釧根地協会長