連合近畿ブロック第19回女性リーダーセミナーin滋賀
- 場所:滋賀県 ピアザ淡海
- 時間:2014年9月19日(金)~9月20日(土)
~ 女性が活躍できる職場・社会の実現にむけて ~
◆連合近畿ブロックでは、労働組合の女性役員のスキルアップと女性同士のネットワークを広げるとともに、女性リーダーとしての立場や役割を学び、女性が働き続けることのできる職場づくりを目的に、各地方連合会の枠をこえてセミナーを実施しています。
◆19回目をむかえる今回は、9月19日(金)から20日(土)の二日間にわたり滋賀県のピアザ淡海を会場に、連合兵庫女性委員会の役員3名を含む30名が参加しました。
◆セミナー開始の前段には、連合滋賀の山田会長の激励あいさつに続いて、セミナー第1日目の司会・進行を務めた連合和歌山の天野:女性委員会委員長よりセミナーの趣旨説明がありました。
参加者たちは緊張した様子でしたが、今回初めてプログラム冒頭に取り入れたラフターヨガ(笑いヨガ)を体験するうちに自然に笑いがこぼれ、ヨガティーチャーの石畠さんのリードで互いに打ち解け、いきいきとした表情になっていきました。
◆つづいて、昨年に引き続き、「働く女性のからだとこころ」について、兵庫県立塚口病院産婦人科の田口奈緒先生から女性自身が知っておくべき体の変化や、女性ホルモン等の働きなどについて学び、あわせて、田口先生が代表を務める「性暴力被害者支援センター」の取り組みについても真剣に耳を傾けました。
◆セミナー二日目は、連合奈良の吉村:女性委員会委員長の司会・進行ですすめられ、大阪府労働委員会の労働側委員で前連合大阪事務局長の脇本ちよみさんを講師に迎え、労働委員会で取り扱ったマタハラ、パワハラなどハラスメントに関する相談や、評価主義・成果主義の問題点、雇用形態の問題などについて、関連する法律やさまざまな統計データを示しながらの分かりやすい解説に、参加者たちは熱心にメモをとっていました。
◆つづくグループ討議では、参加者たちは4つのグループに分かれて、女性が働き続けるために何が課題となっているか、また、課題解決のためにはどんな法律や制度が必要かなどについて話し合ったのち、それぞれのグループ代表者から意見発表がありました。
◆セミナーの最後に連合大阪の佐伯:副事務局長がまとめと閉会あいさつに立ち、「職場や職種が違う女性が抱える課題はそれぞれに異なるが、その違いを共有できたことに大きな意味がある。制度や法律などは利用されてこそ活きてくるので、周知や運用方法を考えなければならない。このセミナーで学んだことを何か一つでも持ち帰ってほしい」と述べ、参加者たちは今回体験したことを今後の活動に活かしていくことを確認し合い、二日間にわたったセミナーを終えました。
第19回 連合近畿ブロック女性リーダーセミナー プログラム 【9月19日】 開会あいさつ 連合滋賀会長 山田 清 セミナー趣旨説明 ラフターヨガ(笑いヨガ) 講師:石畠 めぐみさん 講演Ⅰ 『からだとこころと対話する』 『性暴力被害者支援センターとは』 【9月20日】 講演Ⅱ 『相談・事件事例から見える雇用の現実と組合活動の課題』 グループ討議 「女性が働き続けるために、何が課題となっているか」 グループ発表 まとめ、閉会あいさつ 連合大阪副事務局長 佐伯 昭子 |