第14回セイフティネットワーク研修会を開催
- 場所:兵庫勤労福祉センター2階会議室
- 時間:2019年10月15日(月)14:00~
第13次労働災害防止計画の認識を深める
◆連合兵庫は、10月15日(月)14:00より、兵庫勤労福祉センター2階会議室で「第14回セイフティネットワーク研修会」を開催し、構成組織・地域協議会の役員と安全衛生担当者31名が参加しました。
◆この研修会は、2005年以来、労働安全衛生に関する最新情報やそれぞれの現場で抱える課題、労働組合の取り組み事例などについて意見交換を通じて共有化し、職場の労働安全の取り組み水準を向上させることを目的に実施してきているものです。
◆今回の研修会では、兵庫労働局・連合本部より担当者を招き、本年4月よりスタートした『第13次労働災害防止計画』(今後5年間にわたる国、事業者、労働者等の関係者が目指す目標や重点的に取り組むべき事項等を定めたもの)の内容とともに、この計画を受けて連合が策定した『労働安全衛生取り組み指針(2018年度~2022年度)』について、労働組合として特に取り組むべき事項や今後の課題等を中心に、講演形式でおこないました。
◆研修会は、日下 修次:副事務局長の司会・進行ですすめられ、主催者を代表して宮内 裕一:副会長(連合兵庫安全衛生委員会委員長)があいさつの後、講演にうつりました。(写真は、主催者あいさつする宮内副会長。あいさつ要旨はこちらをクリック →宮内副会長あいさつ)
<講演 講師紹介>
◆講演①
『第13次労働災害防止計画について』
講師:兵庫労働局
労働基準部安全課長 妹尾 裕治
・第13次労働災害防止計画の概要について
・兵庫第13次労働災害防止5か年計画について
・平成30年度 兵庫安全行政のあらましについて
・がれきの処理作業を行う際の注意事項 ほか
『連合 労働安全衛生の取り組み指針
(2018年度~2022年度版)について』
講師:連合 雇用対策局次長 若月 利之
・基本的な考え方
・連合本部、構成組織、
地方連合会、単組における取り組み
・安全衛生の取り組みに関して事業所に求めていく
具体的内容 ほか
◆講演後の質疑・応答では、危険をともなう作業時にはヘルメットやマスク等を装着が義務付けられているように、介護従事者などの腰痛予防としてコルセット着用なども義務付けられないのか や、製造部門等に多くの女性が従事している中で、男女共同参画の視点からも、女性の労働安全衛生項目についても考慮すべきではないか といった意見も出ていました。