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2019年 年頭のあいさつ

<2019年 年頭のあいさつ>

連合兵庫会長 辻 芳治

 明けましておめでとうございます。
 謹んで年頭のご挨拶を申し上げますとともに、旧年中に賜りました連合兵庫の諸活動に対するご理解・ご支援に、心より御礼申し上げます。

 さて、今年、1989年(平成元年)に結成された連合・連合兵庫は「結成30周年」という大きな節目を迎えます。また、本年は「平成」からの改元が行われるという歴史的にも大きな転換期となります。
 平成時代とともに歩みを積み重ねてきた連合・連合兵庫の運動を、引き続き「次なる飛躍」へと継承していかなくてはなりません。
 私たちはこの節目にあたり、今一度、結成の原点に立ち返り、使命と役割を再認識し合うと同時に、時代の変化にも適応した「あるべき運動の創造」にも心血を注いでいくことが重要です。そうした想いを共有しながら、次代へとつなぐ以下の運動課題に対して、連合兵庫一丸となって立ち向かっていく一年にしていこうではありませんか。

 その一つは、「2019春季生活闘争」です。
 今次闘争は、これまで以上に賃上げの流れを拡げ、格差是正の実効力・波及力を高めていくため、2020闘争以降も見据えた「足がかりを築く」闘争と位置づけられています。まずは中小組合や非正規労働者の賃金を「働きの価値に見合った賃金水準」へと引き上げるため「上げ幅のみならず賃金水準」にこだわって取り組もうとしています。
 働き方改革に関しては、「法律内容を上回る労働条件の実現」をめざすこととあわせ、すべての職場で36協定が適切に締結されるよう、全国の仲間と連帯して、「アクション!36」と銘打った新たなキャンペーンに取り組みます。毎年3月6日を「36(サブロク)の日」として登録し、これを一つのシンボルとしながら、社会的なウネリを創り出していこうとするものです。
 「今こそブレイクスルー(突破口・現状打破の意)!」の春闘スローガンに込められた決意のもと、それぞれの役割発揮による重層的な闘争へと発展をめざしていきましょう。

 その二つは、政治決戦(統一地方選挙・参議院議員選挙)への対応です。
 わが国の政治の現況は、一強政治が長期化し強権的な政権運営が続く中にあって、多くの国民が「政治不信」の極みとも言える憂慮すべき事態となっています。一方で、一強政治に対峙すべき野党も、離合集散と独自路線への固執から、参議院選挙の候補者選考も大幅に遅れており、闘う体制確立を含め道半ばの厳しい現状にあります。
 しかし、私たちは政治をあきらめる訳にはいきません。緊張感ある健全な政治を取り戻すためにも、統一地方選と参院選が重なる12年に一度の極めて重要な政治決戦において、働く者・生活者の立場に立つ政治勢力の拡大をめざし、組織内候補はもとより推薦・支持するすべての候補者の勝利に向け、文字通り組織の総力を挙げて闘い抜こうではありませんか。

 その三つは、連合兵庫独自の継続検討課題への対応です。
 連合兵庫は、将来にわたって持続可能な運動・組織・財政基盤の再構築をめざし、ここ数年の論議の積み重ねを経て、①地域協議会の再編成(11地協を5地協に統合再編)、②男女共同参画推進に向けた新たな枠組みづくり(クオータ制導入)について、今秋の連合兵庫定期大会での具体的移行に向けた最終段階を迎えることになります。
 一方、連合本部台においても、将来を見据えた新たな「連合ビジョン(仮称)」の検討と、「連合運動強化特別委員会」における組織・財政課題の検討も進められています。
 私たち連合兵庫は、それらの論議動向も注視しながら、兵庫独自の2つの課題に対して、結成30年以降の運動推進への礎を確かなものとすべく、総仕上げの対応と「魂」を入れる取り組みに万全を期すこととします。

 このように、将来を見据えて重要な詰めの対応を進める2019年となります。すべての構成組織、地域協議会の皆さんの、格段のご理解ご協力をお願いするとともに、働く仲間の益々のご健勝・ご活躍を祈念して、新年のご挨拶と致します。

2019年1月1日