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近ブロ中小労働運動推進会議を開催

  • 場所:尼崎市 都ホテル尼崎/株式会社クボタ阪神工場武庫川事業所
  • 時間:2019年12月8日・9日

連合近畿地方ブロック連絡会は、例年、春季生活闘争に向けて「中小労働運動推進会議」を開催し、連合本部の春季生活闘争方針について連合が掲げる課題認識や取り組み内容について共有し、特に中小企業に向けて春闘の取り組みがより社会全体に広がる活動へとつなげていくために開催しています。

 本年度は、兵庫県で12月8日・9日の2日間にかけて開催し、初日は、尼崎市ある都ホテル尼崎にて2020春季生活闘争「中小労働推進会議」を開催し、近畿地方ブロック(2府4県)の地方連合会・地域協議会・加盟組織から参加しました。連合本部第81回中央委員会にて確認・決定がされた2020春季生活闘争方針について、本部総合政策推進局・労働条件局 藤川真一 局長、武士末 潤 部長にお越しいただき、本部の今次春闘に寄せる思いや、闘争に向けてのポイントについて説明を受けました。また、説明後に設けた質疑応答・意見交換では、参加者より忌憚なく発言がされ、これから始まる2020春季生活闘争の取り組みに向けて有意義な開催となりました。

(写真)左:本部総合政策推進局・労働条件局 武士末 潤 部長、右: 藤川真一 局長

 2日目は、連合兵庫構成組織JAM山陽加盟のクボタ阪神労働組合(武庫川)/株式会社クボタ阪神工場武庫川事業所へ、工場見学・意見交換を行いました。始めにクボタ阪神労働組合(武庫川)の馬場 委員長より、受入れのご挨拶をいただき、クボタ勤労課 近藤 課長より事業所内容についての説明等をいただきました。株式会社クボタ=農業機械を想像していましたが、武庫川事業部の基幹製品である水道管(鋳鉄管)から、クボタの歴史がスタートしたことを知りました。現在の製品は、近年多く発生している地震による地盤変形にも対応できる、耐震型ダクタイル鉄管など、様々な場面や用途の水道管路の建設に使用されています。見学では、ダクタイル鉄管を製造するパイプシステム事業ユニット工場に入り、各製造工程を回り説明を受けました。製造では、CO2を減らすための設備機構や燃焼に必要な灯油を減らし天然ガスを使用するなど環境問題にも取り組んでいました。最後に、見学を踏まえての意見交換を行い、近畿地方ブロック連絡会 2020春季生活闘争「中小労働運動推進会議」の2日間のスケジュールを終了しました。

写真:クボタ阪神労働組合(武庫川)/株式会社クボタ阪神工場武庫川事業所見学より