女性委員会2014「女性セミナー」(内容掲載)
- 場所:神戸市灘区 シマブン第5ビル
- 時間:2014年10月18日(土)10:30~
~ 災害と女性 阪神・淡路大震災から20年 ~
災害時・防災に女性の視点を!
女性委員会2014「女性セミナー」を開催
(セミナー内容掲載)
◆セミナー第1部は、安樂事務局長(UAゼンセン)の司会・進行ですすめられ、まずはじめに主催者を代表して、釜口委員長(兵教協)があいさつに立ちました。
主催者代表あいさつ ◆これまでの女性セミナーでは、女性委員会の活動方針の中のひとつである「男女共同参画社会推進のための政策・制度の取り組み」として、過去12回にわたって、兵庫県内の自治体を訪問し、それぞれの自治体の男女共同参画施策の推進状況について意見交換をおこなってきました。 ◆今回で13回目となるセミナーを開催するにあたって内容について役員で話し合った結果、来年で20年目をむかえる阪神・淡路大震災を経験した兵庫県として、何か区切りとなるセミナーができないだろうかということで、「災害と女性」をセミナーのテーマに決めました。 ◆今年は、日本各地、そして国外でも大きな災害がおきています。 ◆災害時には、すべての人の人権がおびやかされます。 ◆そして午後には、人と防災未来センターの見学をしていただきます。 ◆本日のセミナーで学んだことを各組合に持ち帰っていただき、今後の取り組みに活かしていただけるよう、今日一日を有意義なものにして下さい。 |
◆つづいて、NPO法人女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ 代表理事の正井礼子さんから、「災害と女性」をテーマに、講演をいただきました。参加者たちは、正井さんの臨場感あふれる話しぶりに、引き込まれるように聴き入りました。
◆正井さんは、災害時・非常時に、女性をはじめあらゆる立場の人の「人権」を守るためには、日頃から男女を問わず、そして企業のみならず労働組合も人権学習の機会をもつことが必要だということに加え、女性が政治にもっと参画し、女性のための予算を増やすことも重要だと述べ、参加者たちも大いに納得していました。◆講演後、質疑・応答をおこない、セミナー第1部は終了しました。
◆参加者たちは、場所を移動し、昼食を兼ねた懇親の時間をもったのち、セミナー第2部として、『人と防災未来センター』を見学。
阪神・淡路大震災のすさまじさを大型スクリーンに映し出される映像と音で追体験したあと、思い思いに震災関連の展示に見入っていました。
◆見学の最後には、3D映像で「東日本大震災 津波の傷跡」のドキュメンタリーを鑑賞。
2時間にわたるセンターの見学を終え、あらためて、私たち一人ひとりが積極的に防災・復興対策に取り組んでいかなければならないことを再確認し、セミナーの全日程を終了しました。