• 活動内容

女性委員会2014「女性セミナー」(内容掲載)

~ 災害と女性  阪神・淡路大震災から20年 ~

災害時・防災に女性の視点を!

女性委員会2014「女性セミナー」を開催

(セミナー内容掲載)

◆セミナー第1部は、安樂事務局長(UAゼンセン)の司会・進行ですすめられ、まずはじめに主催者を代表して、釜口委員長(兵教協)があいさつに立ちました。

主催者代表あいさつ

連合兵庫女性委員会委員長  釜口 清江(兵庫???????????????????????????????????????????????????????????????県教職員組合)

◆これまでの女性セミナーでは、女性委員会の活動方針の中のひとつである「男女共同参画社会推進のための政策・制度の取り組み」として、過去12回にわたって、兵庫県内の自治体を訪問し、それぞれの自治体の男女共同参画施策の推進状況について意見交換をおこなってきました。

◆今回で13回目となるセミナーを開催するにあたって内容について役員で話し合った結果、来年で20年目をむかえる阪神・淡路大震災を経験した兵庫県として、何か区切りとなるセミナーができないだろうかということで、「災害と女性」をセミナーのテーマに決めました。
私たちが震災によってさまざまな経験をした中で、当時は「女性の人権」というものが守られていなかったのではないかということから、あらためて考える機会にしたいと思います。

◆今年は、日本各地、そして国外でも大きな災害がおきています。
たくさんの方が被災者となり、現在も避難生活を続けておられ、3年以上が経過した東日本大震災で被害に遭われた方も、いまだ避難生活を余儀なくされています。
兵庫県内では、この8月の集中豪雨で丹波地域が大きな被害を受け、連合兵庫でもボランティアを派遣しました。これからも継続的に支援を続けていきますので、皆様のご協力をお願い致します。

◆災害時には、すべての人の人権がおびやかされます。
阪神・淡路大震災では、被災した子ども、高齢者、障がいのある方、外国人などに対しては配慮が必要だということを、経験から学ぶことができました。
ですが、女性の人権については考えられていたのでしょうか。
震災当時は報道されなかった女性被災者の人権がおびやかされていた事実について、のちほどご講演いただく正井さんからお話をお聞きし、今後、私たちが災害に遭遇した時に、どのようにしたら人権や命を守ることができるのかということを学びたいと思います。

◆そして午後には、人と防災未来センターの見学をしていただきます。
震災の経験がある方には辛いかも知れません。また初めて見学されるかたもいらっしゃるでしょう。
まずは「知る」ことが大切ですので、積極的に見学していただきたいと思います。

◆本日のセミナーで学んだことを各組合に持ち帰っていただき、今後の取り組みに活かしていただけるよう、今日一日を有意義なものにして下さい。

 ◆つづいて、NPO法人女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ  代表理事の正井礼子さんから、「災害と女性」をテーマに、講演をいただきました。参加者たちは、正井さんの臨場感あふれる話しぶりに、引き込まれるように聴き入りました。

講演
「災害と女性  阪神・淡路大震災の経験は活かされたのか?」

講師:NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ
       代表理事 ??????????????????????????????????????????????????????????????? 正井 礼子

 

(講演内容要旨)

1.阪神・淡路大震災で女性が1000人多く亡くなった
    ~浮き彫りになった女性問題~

2.震災後「女性支援ネットワーク」をたちあげて

3.避難所がかかえる問題
    ~女性が運営に参画していなかった~

4.「女性のための電話相談」から見えたこと

5.災害時における女性と子どもへの暴力

6.防災や復興対策に女性の参画を! ~意思決定の場に女性を~

7.復興に女性の視点、女性のニーズを反映させるためには

8.防災は日常から始まる
    ~女性が結婚しても、しなくても、一人でも安心して暮らせる社会をめざして~

 ◆正井さんは、災害時・非常時に、女性をはじめあらゆる立場の人の「人権」を守るためには、日頃から男女を問わず、そして企業のみならず労働組合も人権学習の機会をもつことが必要だということに加え、女性が政治にもっと参画し、女性のための予算を増やすことも重要だと述べ、参加者たちも大いに納得していました。◆講演後、質疑・応答をおこない、セミナー第1部は終了しました。

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◆参加者たちは、場所を移動し、昼食を兼ねた懇親の時間をもったのち、セミナー第2部として、『人と防災未来センター』を見学。
阪神・淡路大震災のすさまじさを大型スクリーンに映し出される映像と音で追体験したあと、思い思いに震災関連の展示に見入っていました。
◆見学の最後には、3D映像で「東日本大震災 津波の傷跡」のドキュメンタリーを鑑賞。
2時間にわたるセンターの見学を終え、あらためて、私たち一人ひとりが積極的に防災・復興対策に取り組んでいかなければならないことを再確認し、セミナーの全日程を終了しました。