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  • 労働対策

連合兵庫・兵庫県経営者協会合同「第18回労働安全衛生研修会を開催」

  • 場所:兵庫県中央労働センター大ホール
  • 時間:2024年12月13日(金)14:00~17:30

第18回労働安全衛生研修会

 連合兵庫は、12月13日(金)14:00から、兵庫県中央労働センター大ホールにて、兵庫県経営者協会合同「第18回労働安全衛生研修会」を開催しました。
研修会は、会場ならびにオンライン(Zoom)で開催し、連合兵庫構成組織・地域協議会と兵庫県経営者協会から、82名(うちWeb30名)が参加しました。
 この研修会は、2005年からはじまり、労働安全衛生の対策活動を担う人材の育成と、安全衛生に対する取り組みの促進をめざし、社会情勢の変化や労働災害の動向に即応し、労働安全と健康に関する事をテーマに取り上げながら取り組みを続けています。

 はじめに主催者を代表し、兵庫県経営者協会の岸 敏幸 専務理事があいさつを述べたあと、下記、次第内容で研修会を行いました。
 PDFこちら → 【次第】第18回労働安全衛生研修会

■労働安全衛生総合調査報告

2024年の6月から8月末にかけておこなった「2024年度労働安全衛生総合調査」について、集計結果を(一財)兵庫勤労福祉センターの橋本英明さんから報告しました。
組合員のみなさまには、アンケートの回答に多大なご協力をいただき、ありがとうございました。(回答数:1,667件)

■講演➀ 『兵庫第14次労働災害防止5か年計画の推進』

兵庫労働局 労働基準部 高石 康子 健康課長から「5か年計画における健康確保対策について」、平野 逸郎 安全課長から「労働災害発生状況の分析を踏まえた今後の労働災害防止対策について」の説明を受けました。

(写真)高石 康子 健康課長

(写真)平野 逸郎 安全課長

■講演② 『こころとからだの健康』―働き世代の眠りや不眠について考える―

昨年度にひきつづき、兵庫県立大学 地域ケア開発研究所 林 知里教授を講師に迎え、睡眠の妨げとなるものや、就業状況と睡眠時間の関係などについて講演いただきました。
長時間労働は、「睡眠時間」と「不規則な食事」に影響をあたえ、それが心身のストレスにつながっています。6時間以上の睡眠時間を確保し、睡眠で休養がとれている感覚「睡眠休養感」を高めることが大切です。

最後に、連合兵庫馬場彰彦副会長(連合兵庫 政策・労働対策専門委員会委員長)がまとめ、連合兵庫森田直樹副事務局長が閉会あいさつを述べ、研修会を終了しました。

8/27兵庫労働局より「労働災害のない職場づくりに向けた要請」がありました

「兵庫死亡労働災害根絶運動」-死亡労働災害の根絶に向けた取り組み-

 県内における労働災害による死亡者数は、増減を繰り返しながらも長期的には着実に減少しており、前年は過去最少の25人となりました。
 しかしながら、本年は、上半期に死亡災害が多発し、7月末日の時点において、全産業における死亡者数は、前年同期の10 人を大幅に上回る19 人(1.9 倍・90%増)となり、兵庫労働局長による「労働災害のない職場づくりに向けた要請」が発出されました。(11月末では30人:前年同期21 人)
 8月27日から2025年1月31日までの期間で「兵庫死亡労働災害根絶運動」に県下全域で取り組んでいます。職場の安全衛生活動を今一度総点検し、労働災害防止をお願いいたします。
 PDFこちら → 「兵庫死亡労働災害根絶運動」