青年委員会2015春季学習会
- 場所:兵庫県中央労働センター
- 時間:2015年5月6日(土)
『戦後70年』学んで考え伝えよう!
~あなたの想いが連合平和行動につながる~
青年委員会2015春季学習会ひらく
◆連合兵庫青年委員会が、5月16日(土)、兵庫県中央労働センター小ホールで「青年委員会2015春季学習会」をひらきました。
◆学習会には青年委員会役員を含め62名が参加し、「私の戦争体験」と題して語り部の橋尾信子さん、浅田ひでこさんより当時の神戸空襲での体験談・紙芝居をいただき、参加者全員で認識をふかめました。
◆山取:教育・イベント委員会副代表(自動車総連)の司会で幕をあけ、学習会の趣旨やスケジュール等の説明をした後、主催者を代表して福岡:青年委員会委員長(基幹労連)があいさつにたちました。
◆つづいて、辻芳治:連合兵庫会長、来賓挨拶として水岡俊一:民主党県連代表 参議院議員よりあいさつをいただきました。
<第1部>
<第2部>
「私の戦争体験」紙芝居・当時の体験談 語り部 橋尾 信子さん・浅田ひでこさん ◆神戸市須磨区出身の橋尾信子さん(83)現在 加西市在住(2014年5月現在)自身や同級生の学童疎開の体験を基に紙芝居を作り、大阪市中央区のピースおおさかで定期上演している。食糧事情の悪化や家族の戦死など過酷な体験を描き、神戸で空襲に遭ったことを題材にした新作を4月に完成させた。学童疎開の実施から70年。「戦争で子どもが、つらく悲しい思いをしたことを知ってほしい」と話す。 ◆橋尾さんは東須磨国民学校(現東須磨小)6年だった1944年8月~45年3月、たつの市に集団疎開した。 ◆紙芝居は、橋尾さんが友人4人とともに同級生約20人を取材し、96年に実話を基に出版した創作童話「青い風はいつ 学童疎開の八カ月」が原作。大阪府泉南市の紙芝居作家、あさだひでこさん(71)と、橋尾さんの次女でイラストレーターの歌子さん(46)が絵を担当した。主人公の「律子」が、食糧不足でイナゴを食べたことや、食べ物の不満を母への手紙に書いて先生に「ぜいたくは敵です」と怒られたこと、神戸に帰ろうと脱走した子がいたことなどを描写。面会に来た母に父の戦死を告げられ泣く場面もある。 ◆3作目となる新作「集団疎開から帰って」は45年3月に神戸に戻り、空襲に遭ったことを取り上げた。橋尾さんの体験を基に、火の海を逃げ惑い、同級生らが亡くなったことを生々しく描いている。 【学童疎開】 空襲に備え、都市部の児童を地方で生活させた政策。学校単位で行われた「集団疎開」と、個人の親戚を頼る「縁故疎開」があった。集団疎開は1944年8月から東京や神戸、尼崎などで第1陣が出発。疎開した児童は全国で40万人を超え、県内でも約2万6千人を数える。 2014年5月31日 神戸新聞記事 |
<第3部>
「グループ討議」 ◆自己紹介・班長を決める ◆「平和行動に対して知りたいこと、学びたいこと、伝えたいこと」 用紙にまとめる ◆「平和行動の要望集約」 各自で折鶴・短冊を作成 「グループ発表」 各班班長よりグループ討議でまとめた内容を発表いただく 「連合平和行動につなげる」兵庫から沖縄へ! 各班で作成いただいた折鶴・短冊を箱に入れ、班長から辰巳:連合兵庫副事務局長へ渡す |
グループ発表
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兵庫から沖縄へ!
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◆学習会最後に、仲間:青年委員会副委員長(電機連合)から閉会のあいさつをのべ、学習会の幕を閉じました。